令和3年10月1日の野菜セット・ミニトマトについて
10月1日の野菜セット(2000円セット)の内容です。
じゃが芋、キュウリ、オクラ、ミニトマト、莢インゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、サンチュ、ニラ、ニンニク、ナスまたはゴーヤ
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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現在、小林農場が出荷しているミニトマトの品種は「ブラジル・ミニ」。いろいろと他の一般的な品種にはない特徴があります。
一般的にミニトマトは湿気に弱くて雨に当たると病気になって枯れてしまうことが多いので、雨除けハウスを建てて、その中でミニトマトを栽培されることが多いです。ブラジル・ミニは湿気に比較的に強く、雨に当たっても枯れにくいです。よって、雨除けハウスを建てる手間も省けて、栽培しやすいミニトマトです。
一般的にはミニトマトは8月末頃に収穫時期が終了してゆくのですが、ブラジル・ミニは10月頃まで実をならして収穫できます。他の品種のミニトマトが出荷されにくくなる今の時期に出荷できます。
ただ、トマトは雨除けハウスの中など、土が乾燥している場所で育つと味が濃くなる傾向があります。露地で育てているブラジル・ミニは、雨除けハウスで育てているミニトマトと比べると味が少しだけ薄くなり、外皮が少しだけ厚くなる傾向があります。もしももっと味の濃いミニトマトを食べたい場合は、数日間ほど常温に出荷されたミニトマトを置いておくともっと熟して、色がもっと赤くなって、味ももっと濃くなります。
(熟しすぎると傷んでしまうミニトマトもありますので、小林農場では熟しすぎる手前の状態でミニトマトを出荷しています)
やはりトマトの赤色が加わると野菜セットの見た目が明るくなりますし、食卓に赤色を添えても食事の見た目が明るくなります。もう少しだけミニトマトを収穫できそうなので、出荷してまいりたいと思います。
私達は赤くなって熟したトマトの実を食べます。その実の中にある種も熟していますので、採り出してよく水で洗って乾燥させれば、種として保存できます。来年の春、保存した種を播いて、新たにミニトマトを栽培します。
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