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2021年9月

2021年9月30日 (木)

命の経済  令和3年3月26日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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命の経済  令和3年3月26日

花便りしきりの今日この頃です。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  今月、令和2年度の小林農場の収支の確定申告の手続きを行い、改めて農場の経営状況を確認しました。小林農場の野菜を購入し続けてくださっている皆さまのおかげで昨年は黒字となりました。ありがたいことに昨年は小林農場の野菜セットの定期購入を新規に始めてくださるご家庭が多かったです。コロナ禍の影響で健康に関心が持たれて、無農薬栽培の健康な野菜などを求めるご家庭が増えているのかもしないと推察しております。小林農場は健康を願う方々の期待に応えてゆける農場でありたいと改めて思いました。

  小林農場では収入を増やしてゆくことよりも支出を減らしてゆくことに力を入れております。収入を増やそうとして農作物を大量生産しようとすれば農地に過大な負担をかけて自然環境を損ねてしまうかもしれません。その農地に身の丈に合った収量を目指して栽培すれば自然環境への負荷も少ないです。収入も少なくなりますが、身の丈に合った自然環境に優しいささやかな栽培では農業機械や設備などにお金を費やす必要がなくなります。

  私は自分でたいていの種類の野菜を栽培していますので、自分が食べる野菜をお店から購入することはなく、食費を抑えることができています。「自分が食べる全ての食材を自給自足して、金を必要としなくてもよい生活がしたい」と思いながら私は農業を始めました。

  実際は野菜を自給することで精一杯で、自分が食べる米、肉、調味料などは購入しています。限られた時間の中で自分一人の力で自給できるものは少ないと思い知りました。電気やガソリンなども自給できるわけはなく、これらを購入してゆける収入は確保したいです。  

味噌などの調味料は、じっくりと発酵して生産された良質なものを購入しています。良質な調味料は生産されるのに時間と手間がかかるため値段が高くなる傾向がありますが、短期間しか発酵せずに甘味を後から加えて生産された安い調味料よりも健康に良いです。手間をかけて良質な食材を生産している生産者を、商品を購入しながら応援したいです。米などは地元で無農薬栽培の米を生産している米農家から購入していますが、顔見知りの農家が生産しているお米なら安心して食べられます。地元の農家も応援したいです。

消費者が商品を購入することは、その生産者への応援となります。私自身も野菜セットを定期購入してくださる皆さんから応援をいただきながら無農薬栽培を続けてゆくことができました。皆さんの中にも「手間をかけて健康な野菜を栽培している野菜農家を応援したい」「顔の見える生産者から購入したい」という想いをお持ちの方もいるかもしれません。

  コロナ禍の中、「経済よりも命のほうが大事だ」と、ウイルス感染拡大防止のために経済活動が自粛されました。しかしそれによって収入を失って健康な食材を購入できなくなって健康状態が悪化して、ウイルスに感染した時に重症に陥る人々が増えてゆくかもしれません。職や収入を失って生活が苦しくなって自殺する人も増えています。経済が維持されていれば人々の健康も維持されて、ウイルスに感染しても無事に回復するでしょう。「命」と「経済」を対立させずに、「命を大切にするための経済」を皆で構築してゆきたいです。

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追記(9月29日記入)

新型コロナウイルスから大勢の人の命を守るために、私達の経済活動は自粛されました。

しかし、自粛によって健康状態を悪化させた人々も多く、生活が苦しくなって自殺する人も増えました。

自粛によっても多くの人の命が奪われてしまう場合もあります。本当に大勢の人々の命を守る手段として「自粛」というやり方が最適なのか、見直す必要があると思います。

北欧の国・スウェーデンは、コロナ禍は長期戦になると見通して、国民の生活に大きな負担を与えるような過度な感染予防策や経済活動の自粛を控えていますが、スウェーデンでの新型コロナウイルスによる被害状況は厳しいロックダウンを実施している他のヨーロッパの国々と比べても大差はありません。スウェーデンでのコロナ対策に注目です。

2021年9月29日 (水)

令和3年9月27日の野菜セット・人参の間引き菜について

9月27日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃが芋、キュウリ、ナス、オクラ、ミニトマト、カボチャ、莢インゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニラ、人参の葉、ニンニク、ピーマンまたはゴーヤ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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P1040687 人参の畑の様子。

地下の人参の根を一本一本大きく生育させるために、これより人参の葉が込み合っている箇所を間引いてゆきます。

今回、人参畑で間引かれた葉を捨てずに、野菜セットに入れてみました。

人参の葉には独特の人参の香りがあり、炒め物にも汁物にも加えると料理に香りを加えられます。

揚げてかきあげにして食べるのが、一番おいしい食べ方かもしれません。

茎の部分が少し筋っぽくて固いと感じる場合は、細かくみじん切りするとよいです。

おそらく10月下旬頃から人参の根が肥大して収穫できると思います。

P1040703 出荷している人参の葉。

 

2021年9月26日 (日)

令和3年9月24日の野菜セット・ある配送の日に

9月24日の野菜セット(2000円セット)の内容です。

じゃが芋、キュウリ、オクラ、ミニトマト、トウモロコシ、莢インゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニラ、人参の葉、ニンニク、ナスまたはゴーヤ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ある配送の日に

令和3年9月24日、今までずっと小林農場の番犬をつとめてくれていた飼い犬のパンチが、天寿を全うしました。18年間の生涯でした。

どんな人に対してもよく懐き、性格が優しすぎてあまり番犬には向いていない犬でした。

今年に入ってからパンチの身体能力が目に見えて衰えてゆき、最近は寝たきりの状態でした。

今回の野菜セットの配送日の前日の木曜日に苦しそうに呼吸が乱れ始め、「死の兆候」が色濃く現れていました。私も心の準備をしておきました。

金曜日の配送日の早朝にパンチの様子を見にゆくと、パンチは呼吸することをやめて、静かに永眠していました。

とりあえず毛布をかぶせてそのまま安置して、野菜セットに入れる野菜を収穫しに畑へ向かいました。

配送日はとても忙しいので、感傷に浸っている時間はありません。これまでに何度もパンチの体をさすってあげてきたし、声もかけてきました。もうお別れのあいさつはすませてあります。相手が亡くなった後にお別れのあいさつをするのではなく、亡くなる前から日常的にお別れのあいさつをしておけば、亡くなった後に感傷に浸る必要もなくなります。

配送日の翌日の土曜日、我が家の庭に深い穴を掘って、遺体となったパンチの体を抱きかかえて埋葬しました。老いて体が不自由になっても私にはかわいらしい飼い犬でしたが、遺体となった後もなお、私にはかわいらしい飼い犬のままでした。

パンチの呼吸が荒くなって苦しそうな様子を見せていたのは木曜日の1日のみで、その前日まではいつもどおりにエサを食べながら落ち着いて暮らしていました。食欲だけは亡くなる直前まであまり衰えず、ムシャムシャとエサを食べているパンチの姿を眺めながら、心の片隅で「パンチだったら20年も30年も生き延びるかもしれない」と勝手に思っていました。

「生き物は必ず死を迎える」というとても当たり前の真理を飼い主に見せながら、飼い犬が逝きました。

2021年9月23日 (木)

令和3年9月20日の野菜セット・オクラの自家採種の様子

9月20日の野菜セットの内容です。

じゃが芋、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、カボチャ、莢インゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニラ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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オクラなどの夏野菜が間もなく収穫時期を終えようとしています。

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収穫時期を迎えているオクラの実。私達はまだ未熟で柔らかな実を収穫して食べます。

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未熟な実を収穫しないで完熟させると、実は固くなって茶色に乾燥します。

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完熟した実を割ると、中から完熟した種を採り出せます。この種を来年の春まで保管して、来年の春に種を播き、次世代のオクラを育てます。

 

2021年9月22日 (水)

副作用はつきもの  令和3年4月15日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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副作用はつきもの  令和3年4月15日

花の盛りもすぎ、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  近年は生物の遺伝子を自由自在に操作できる遺伝子操作技術が発展して、一部の種苗会社は遺伝子操作技術によって自分達の望む品種を生み出すことに力を入れています。しかし、遺伝子は人間の頭では及ばぬ深淵な世界であり、全てを解明することは難しく、よって遺伝子操作技術によって生み出された産物には予想もつかぬ副作用があるかもしれず、遺伝子操作された食品を摂取した人の体への副作用も懸念されています。現在、多くの国々では遺伝子操作技術で食品を生産して一般的に流通することは控えられています。

  いっぽう日本では、遺伝子操作技術によって開発されたトマトが国内で初めて農林水産省によって販売が認められることになりました。遺伝子を改造したそのトマトには人体の血圧の上昇を抑える物質が多く含まれていて、これを食べた人の血圧を下げる効果が期待されています。しかし、このトマトによる副作用への不安は解消されずに残っています。

  遺伝子操作された食品が販売されると、日本国内では表示義務がないので、消費者はそれが遺伝子操作された食品だと知らないまま購入して摂取してしまう場合もあります。遺伝子操作して生産された作物の種や苗を農家が知らないまま購入して、気付かぬうちに自分達の畑で遺伝子操作された作物を栽培していたという事態も発生するかもしれません。消費者団体は遺伝子操作された商品を販売するのならばそれを表示することを義務づけるべきだと政府に訴えています。今、遺伝子操作食品が日本で流通されようとしています。

  新型コロナウイルスのワクチンが開発されて、日本でも接種が開始されています。今回のワクチンは有益な遺伝子情報を体内へ打ち込んでウイルスに対する抗体を作り出す仕組みになっていて、今までインフルエンザ予防などで一般的に使用されてきたワクチンとは全く種類が違います。このような「遺伝子ワクチン」が大勢の人々に接種されるのは今回が初めてで、注入された遺伝子情報が人々の遺伝子にどんな影響を与えるのかは未知数です。ワクチン接種で感染症を予防できても、その副作用で他の病気には罹りやすくなるかもしれません。接種後にすぐに副作用が生じなくても、数年経った後に生じるかもしれません。

  ワクチンには副作用がつきものなので、新たなワクチンが開発されて使用されるまでには何年もかけて試験を繰り返して安全性を確認してゆきます。ところが今回のワクチンはわずか1年で開発されて使用されました。安全性の確認は十分に行ったのでしょうか?

  「コロナ禍を終息させるには全ての人々がワクチンを接種する必要がある」という意見が多く聞かれますが、私は副作用が心配なのでワクチンを打ちません。過去のインフルエンザのワクチン接種での事例では、ワクチンを打たなくてもインフルエンザに罹らない人もいたし、逆にワクチンを打ったのにインフルエンザに罹る人もいました。感染症の予防で必要なのはワクチン接種よりも自己免疫力を高めることです。自己免疫力は十分な睡眠、適度な運動、健全な食事など、健康な生活を心掛けることで高めてゆくことができます。私は無農薬栽培で健全に育った野菜を常食しながら自己免疫力を高めて予防したいと思います。

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追記(9月22日記入)

新型コロナワクチンについて、私から3つ、疑問があります。

その1・日本国内では、今までに1000人以上が新型コロナワクチン接種後に短期間で亡くなっていることが報告されていて、ワクチンによる副作用が疑われている。「遺伝子ワクチン」が大勢の人々の健康に与える影響は未知数で、新型コロナウイルスを「未知のウイルス」として恐れるべきならば、新型コロナワクチンも「未知のワクチン」として恐れるべきではないのか?新型コロナウイルスの感染を恐れる人は多いのに、新型コロナワクチンの副作用を恐れる人が多くないのが不思議に感じる。

その2・新型コロナウイルスが発生してから今までの日本国内での感染者(陽性者)は累計で約150万人ほどで、この1年半で新型コロナウイルスに感染して発症した人は全国民の1%~2%のみ。特別に発症力が強力なわけでもないウイルスを予防するために大勢の国民がワクチンを接種する必要があるのか?(コロナ禍によって日本の医療が逼迫しているが、新型コロナウイルスが強力なウイルスだから逼迫しているというよりも、このウイルスに対する日本の医療体制が間違っているから逼迫していると、私は思う。)

その3・ワクチンの有効性への疑問。イスラエルなど、先行して大勢の国民にワクチンが接種された国々で再び新型コロナウイルスの感染が拡大していて、「ワクチンを接種した後も新型コロナウイルスに感染して発症する場合がある」ということが常識になっている。まずは本当にワクチン接種は有効なのかどうか、再検証するべきではないのか?(最近は、「新型コロナワクチンは感染を完璧に予防することはできないが、ウイルスに感染しても重症化することを防ぐ効果はある」と言われるようになった。もしもワクチン接種の目的が「重症化を防ぐこと」ならば、子供達や若い世代の人々など、もともと新型コロナウイルスに感染して重症化しにくい人達は、わざわざワクチンを接種する必要はない。)

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これまで世界中で遺伝子操作技術によって新たな食品が開発されてきましたが、多くの日本人はスーパーで納豆などを購入する時には「遺伝子組み換えされていない大豆で生産されています」と表示されているものを選んで、遺伝子操作された食品を摂取することを避けていました。「遺伝子は神様からの授かりものであり、それを操作しようとすれば天罰(副作用)が生じるかもしれない」という感覚が多くの日本人の中にあったと思います。

新型コロナワクチンは遺伝子操作技術によって早急に開発された「遺伝子ワクチン」であり、遺伝子ワクチンが大勢の人々に接種されるのは今回が初めてです。新型コロナワクチンの登場により、あっさりと大勢の日本人の体に遺伝子操作技術が注入されてゆきました。

先日、国内で初めて遺伝子操作された食品が流通されることになりました。遺伝子操作技術によって、摂取した人の体の血圧を下げる効用があると宣伝されています。今後は遺伝子操作された食品やワクチンが日常的に日本人の体に取り組まれてゆくのかもしれません。

小林農場は、「ワクチンのような副作用があるかもしれない人工物に依存するよりも、健全な食生活を心掛けたりして、すでに私達の体内に備わっている自己免疫力を維持しながら病気を予防しよう」と提言させていただいています。「ワクチン接種は必要」と考えている方々に私の提言を強要するつもりはありません。ワクチンを接種する選択もしない選択もどちらも尊重されて、各個人が自由に選択できる社会を堅持しながら、ワクチンの話題から「真の健康とは何か」を深く考えてみたいと思っています。
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2021年9月21日 (火)

月の満ち欠けの暦・文月の風景(8月8日~9月7日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の水無月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

文月(ふみつき)

  期間:今年の場合は8月8日の新月の日から、9月7日の新月の前日まで。

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お盆になるまで猛暑が続いて強烈な日差しにさらされながら暮らしていましたが、お盆が明けた後は天気の様相が一変して、曇天が続きました。雨の日が多かったです。

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あちらこちらに水溜りができて、トノサマガエルどもが楽しそうに群れをなして跳びはねていました。

P1040527 希少となった晴れの日に撮った、入道雲の様子。

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畑の傍らには、バサバサと音をたてながら風に吹かれている、タカの形をしたカイト君。

風が吹けば、歌が流れる。ラル ラリ ラ ラル ラリ ラ・・・

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近所の水田地帯では、稲が収穫間近。穂が熟して黄金色に輝いています。黄金の国・ジパングの本領発揮。

P1040579 白菜の苗の様子。

P1040583_20210914053001 キャベツの苗の様子。

P1040584 発芽したばかりのカブの芽の様子。

数年前までは、ネキリムシやら、シンクイムシやら、ダイコンハムシやら、害虫どもが大暴れして作物がほぼ全滅してしまうことも珍しくありませんでしたが、最近はこれらの害虫がずいぶんと大人しくなり、害虫対策がずいぶんと楽になりました。

去年はキャベツや白菜などの苗には防虫ネットを覆って害虫対策を行いましたが、今年はその手間を省いて、防虫ネットで覆わずに栽培しています。今のところ虫に食われた葉は目立たず、順調に育っているように見えます。

(追記・9月21日記入 9月下旬より害虫が活発に活動し始めて作物への被害が目立ち始めて、今は予断を許さない状況です。)

去年は残暑まで暑い日が続き、畑に植えたキャベツや白菜の苗がカラカラに乾いて枯れてしまうこともありました。今年はお盆が過ぎた後には雨の日が続き、畑はよく湿っていたので、苗を畑に植えた後はかん水することもなく無事に根付いてくれています。

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小林農場では昼も夜も、1日に24時間、途切れることなく何かの虫が鳴いています。

虫の声を録音してみました。よろしかったらお聴きください。

1.ハヤシノウマオイの鳴き声 

右をクリックするとお聴きできます。ウマオイの鳴き声.wav

あまりに録音状態が悪いので心苦しいのですが、よーく耳を澄ませていただくと、「ジー、チョン。ジー、チョン。」とリズム良く繰り返している鳴き声が聞き取れます。

最近、気になっていた鳴き声なので調べてみると、おそらく、ハヤシノウマオイの鳴き声だと思います。

2.ヒグラシの鳴き声 

右をクリックするとお聴きできます。ヒグラシの鳴き声.wav

代表的なセミの1種、ヒグラシ。梅雨の頃から鳴き始めます。

「カナカナかカナ・・・」と涼し気な鳴き声で鳴くことで知られていますが、今年は「ガナガナガナ!」とやかましいくらいに元気に鳴いているように、私の耳には聞こえました。

3・ツクツクボウシの鳴き声 

右をクリックするとお聴きできます。ツクツクボウシの鳴き声.wav

名前のとおりに、「つくつくぼーし、つくつくぼーし」と鳴くセミです。

他のセミよりも鳴き始めるのが遅く、ツクツクボウシの鳴き声を耳にすると「夏の終わりが始まった」という感じがします。

4.ハチの羽音

小林農場では、クマバチやスズメバチなどが羽音をたてて飛んでいる姿をよくみかけます。

有名なクラシック音楽「くまんばちの飛行」は、ハチの羽音を表現しながら作曲されています。歌手の平原綾香が「くまんばちの飛行」を独自に編曲して歌にして歌っていて、それがとてもおもしろくて、私もマネをしてみました。よろしければ下をクリックして、カバー曲をお聴きください。

くまんばちの飛行 .wav

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小林農場にはたくさんの虫たちが生息していて、虫に出会わない日はありません。

童謡の「虫の声」のように、生態系が豊かな日本列島では、虫を題材にした歌が数多く生まれています。

私のお気に入りの「虫の歌」をご紹介したいと思います。

「黄金虫」 作詞・野口雨情、 作曲・中山晋平 右をクリックするとカバー曲をお聴きできます。黄金虫2.wav

  野口雨情と中山晋平のゴールデンコンビが生み出した、黄金虫の名曲。

「Hungry Spyder」 作詞・作曲/槙原 敬之 右をクリックするとカバー曲をお聴きできます。ハングリースパイダー.wav
  クモの巣にひかかったチョウに恋をしてしまう、変なクモの物語。
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次の季節は 葉月(はつき)

  期間;今年の場合は9月7日の新月の日から、10月6日の新月の前日まで

     9月21日に満月(中秋の名月)

     9月23日に秋分で、昼夜の長さが逆転する

葉月での小林農場付近の注目すべき風景

・秋分を迎えて、日が暮れるのが早くなる。9月21日には仲秋の名月が見られる。

・近所の水田では稲が収穫時期を迎えて黄金色に輝く。収穫し終えた田んぼには、「ひこばえ」が見られる。

・赤色のトンボ、赤色の木の実などを目にするようになる。

・早朝が冷えて、露が輝く。露をくっつけたクモの巣が見頃。

・キンモクセイの香りが漂う。

・あちらこちらでセイタカアワダチソウが花を咲かす。

・関東平野はこの時期に台風の被害を受けることもある。

 

2021年9月19日 (日)

令和3年9月17日の野菜セット・配送や栽培方法について見直す

9月17日の野菜セットの内容です。

じゃが芋、玉ねぎ、キュウリ、カボチャ、莢インゲン、モロヘイヤ、ニンニク、クウシンサイ、ニラ、青シソ、ゴーヤまたはナス、ミニトマトまたはオクラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ありがたいことに、去年より新規に小林農場の野菜セットを定期購入してくださるご家庭が増えています。

おそらくコロナ禍の影響で自宅で料理する機会が多くなっているご家庭が増えているのが主な原因ではないかと推察しております。

出荷数の増加に伴って、出荷作業も時間がかかるようになりました。

最近は皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時間帯がズルズルと遅くなってゆき、バタバタと慌ただしい私の姿を皆さんにさらしながら配送しております。もっと早い時間帯にゆったりと皆さんのお宅にお届けできるように出荷作業を見直してゆかなくてはいけないと考えています。

今までは主に配送日の当日に収穫・出荷作業を一気に行ってきましたが、今後は配送日の前日には終わらせられる準備を終わらせておくように工夫してまいりたいと思います。

出荷数が増加するに伴って、野菜の生産量ももっと上げてゆかなくてはいけません。今後は栽培方法も見直す必要があります。

今はたくさんのご家庭が野菜セットを定期購入してくださり、農家として生計を成り立たせてゆくことが以前よりもずっと楽になりました。新規に野菜セットを定期購入してくださるご家庭を見つけるのがなかなか難しかった数年前の私と比べて、今の私はとても恵まれています。

これからも新規に野菜セットを定期購入しようとしてくださるご家庭を大歓迎しながら迎え入れてゆきたいです。そのためにはもっと野菜の生産量を上げてゆかないといけません。

どうすれば生産量を上げてゆくことができるのか?まずは睡眠時間をしっかりと確保して体調を整え、農場内で散らかっている箇所を少しずつ片づけて整理整頓の習慣を身に付けてゆくことから始めて、地道に生産量を上げてゆくことを心掛けています。

定期購入してくださっているご家庭に「小林農場の野菜セットを定期購入していてよかった」と思っていただけるような野菜セットを毎回、お届けできるように、地道に精進してまいりたいと思います。

 

2021年9月16日 (木)

令和3年9月13日の野菜セット・秋に収穫される予定の作物の様子

9月13日の野菜セットの内容です。

じゃが芋、玉ねぎ、細ネギ、キュウリ、ナス、ピーマン、カボチャ、莢インゲン、モロヘイヤ、クウシンサイ、ニラ、青シソ、ニンニク、ゴーヤまたはミニトマト

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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秋に収穫時期を迎える予定の作物の様子です。

P1040579 白菜の苗の様子。

P1040583_20210914053001 キャベツの苗の様子。

P1040584 発芽したばかりのカブの芽の様子。

数年前までは、ネキリムシやら、シンクイムシやら、ダイコンハムシやら、害虫どもが大暴れして作物が壊滅してしまうことも珍しくありませんでしたが、最近はこれらの害虫がずいぶんと大人しくなり、害虫対策がずいぶんと楽になっているように感じています。

去年はキャベツや白菜などの苗には防虫ネットを覆って害虫対策を行いましたが、今年はその手間を省いて、防虫ネットで覆わずに栽培しています。今のところ虫に食われた葉は目立たず、順調に育っているように見えます。

去年は残暑まで暑い日が続き、畑に植えたキャベツや白菜の苗がカラカラに乾いて枯れてしまうこともありました。今年はお盆が過ぎた後には雨の日が続き、畑はよく湿っていたので、苗を畑に植えた後はかん水することもなく無事に根付いてくれています。

2021年9月15日 (水)

鳥インフルエンザから考えるウイルス対策  令和3年3月18日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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鳥インフルエンザから考えるウイルス対策  令和3年3月18日

花の便りが聞かれるこの頃、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  先日、小林農場の地元である栃木県芳賀郡の養鶏場で鳥インフルエンザが発生して、鳥インフルエンザウイルスの感染拡大を防止するために養鶏所の鶏は全て殺処分されて埋められました。付近の養鶏所も肉や卵を出荷する際に様々な制限を受けることになりました。

  鳥インフルエンザは鳥に罹る感染症であり、よっぽどのことがなければ人間がウイルスに感染して鳥インフルエンザに罹ることはありません。鶏の卵や肉にウイルスが付着していても、ウイルスは熱に弱いので普通に加熱して料理すれば問題なく食べられます。

  鳥インフルエンザウイルスは遠くから渡ってきた野鳥によって海外より運ばれ、それらが何かに付着しながら鶏舎の中まで移って鶏へと感染し、複数の鶏が突然、次々に亡くなって感染が発覚します。現在の多くの養鶏場では卵や肉を大量に生産できるように、数万羽の多数の鶏を集中して鶏舎に囲いながら飼育していますが、密閉・密集・密生の環境下で飼育されているので感染症などの病気が広まりやすくなります。感染を防ぐためにたくさんの薬やワクチンを鶏に与えたり、たくさんの消毒液を鶏舎に散布したりしています。

  私の農業の師匠も鶏を飼育していて、私も養鶏について学ばせていただきました。現在の一般的な養鶏場とは違って師匠の鶏舎は日当たりと風通しの良い場所に建てられていて、床は広々としていて鶏は自由に動き回っていました。ときどき鶏舎の外に鶏を放して、鶏は太陽の陽を浴びながら夢中になって土を嘴でつついたり足でかき回したりしていました。

  師匠は豚も飼育していましたが、広々とした放牧場で豚は寝そべったり泥遊びをしたりして暮らしていました。ときどき元気な豚が柵を壊して脱走し、放牧場に連れ戻そうとする私達から逃げ回って大変でしたが、巨体を揺らしながら疾走する豚の姿は見ものでした。

  少数の家畜を広い空間で飼育しようとすると手間がかかって生産効率は良くありませんが、日当たりと風通しの良い環境で家畜は健全に育ち、病気に罹りにくくなります。野外で病原ウイルスに感染しても発症しにくく、薬もワクチンも消毒液も必要なくなります。

  農林水産省は、放牧場で豚が野生のイノシシなどと接触して病原ウイルスをうつされないように、豚は豚舎に囲うようにして放牧させることを禁止することを検討し始めています。農水省は病原ウイルス感染予防のためには家畜を施設に閉じ込めるべきだと考えています。しかし鳥インフルエンザは鶏舎に鶏を閉じ込めて飼育している養鶏場で発生しています。ウイルスは人の目には見えず、ウイルスの侵入を完璧に防ぐことは無理です。

鶏を野外で飼育している養鶏場で鳥インフルエンザが発生しているわけではありません。野外で健全に育った家畜はウイルスに感染しても発症しにくく、閉じ込められることによって家畜はストレスを溜め込んで免疫力を落として常に薬やワクチンや消毒液に依存しないといけないような病弱な体質になります。ウイルス感染の防止に力を注ぐよりも、ウイルスに感染しても発症させないように家畜を健全に飼育することに力を注いだほうが良いと思います。そうすればウイルスを過度に恐れずに共存してゆけるようになります。

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追記(9月15日記入)

病原ウイルスを過度に恐れて過度に感染を予防すると、かえって生き物は病弱になってしまう場合もあります。

今後、私達が病原ウイルスと対峙してゆく時に、忘れてはいけないことだと思います。

2021年9月11日 (土)

令和3年9月10日の野菜セット・ニンニクのホイル焼き

9月10日の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、細ネギ、キュウリ、オクラ、カボチャ、モロヘイヤ、ニラ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク、ナスまたはピーマン、サヤインゲンまたはゴーヤ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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2000円セットには毎週、ニンニクを入れています。

とても健康に良くて免疫力を高めてくれる野菜です。常温で長期間、保存できます。

もしもニンニクが使い切れずにたくさん溜まっている場合は、以下に書いた「ホイル焼き」で一気に消費してもよいと思います。

(注意:ニンニクのように香りが強くて栄養がたくさん詰まっているものは、あまりに過剰に大量消費すると、却って胃腸に悪影響を与える場合もあるらしいです。自分の体と相談しながらたくさん食べると良いです)

おすすめ料理「ニンニクのホイル焼き」(蒸し焼きにしてニンニクを一気にたくさん食べる)

1.ニンニクをアルミホイルに包んで、トースターやオーブンなどに入れて加熱する(10分ほど)

2.ニンニクに箸を刺してみてすっと刺さるくらいにホクホクと火が通れば、ニンニクを取り出す。

3.少しニンニクを自然に冷ました後、ニンニクの皮を取り除いて、塩やコショウやごま油などをかけて味付け。(ジャガイモ、カボチャでも同じように料理できる)

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ニンニクの食べ頃は9月下旬まで。10月以降は芽が出てくるので、食べにくくなります。

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一つのニンニクは、だいたい6~7個の「りん片」に分かれます。このりん片を一つ一つ、畑に植えてゆきます。一つのりん片から芽が出て、やがて大きな球根に生育して、ニンニクとして収穫されてゆきます。

私達が料理しているニンニクのりん片が、そのまま種となります。小林農場でも9月中にニンニクの種を植えたいと思います。

2021年9月10日 (金)

令和3年9月6日の野菜セット・9月以降のキュウリの食べ方

9月6日の野菜セットの内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、細ネギ、キュウリ、ナス、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク、ミニトマトまたはピーマン

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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この夏は、多くのご家庭が楽しみに待ってくださっていたトマトがほとんど実りませんでした。来年の夏に向けて、トマト栽培を見直したいと思います。

キュウリはおそらく、10月上旬まで出荷できる予定です。

夏の野菜であるトマトやキュウリには、暑さで火照った体を冷ましてくれる効用があります。でも、食べすぎると体が冷えすぎて体調を崩して、ますます夏バテしやすくなる場合もあるようです。

気温が低下してゆく9月以降には、キュウリを生で食べるのではなく火に通して温かくして食べると、体を冷やさずにおいしく食べられます。お味噌汁に入れたり、炒め物に加えて火に通してもおいしいです。

キュウリの魅力は、生食だけではありません。

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2021年9月 8日 (水)

春のホウレン草は目まぐるしい   令和3年3月4日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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春のホウレン草は目まぐるしい   令和3年3月4日

水ぬるむ候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

昨年の10月から11月まで、1週間に1回ずつ、時期をずらしながらホウレン草の種を播き続けました。10月上旬に種を播いて育てたホウレン草は年末に収穫時期を迎えて、その後は年を越して1月末には10月中旬に種を播いて育てたホウレン草が収穫時期を迎え、先週までは10月中旬播きのホウレン草を野菜セットに入れて出荷してまいりました。

2月末になると10月中旬播きのホウレン草の葉色が明らかに薄くなってゆきました。収穫時期を迎えてからしばらく時間が経っていたので老化したのでしょう。老いたホウレン草は質が悪く、収穫後には短期間で葉が黄色に変色してしまったりしてもちが悪いです。

まだまだ10月中旬播きのホウレン草は畑に残っているのですが、「全部、収穫して出荷しないともったいない」と未練がましく思ったりせず、老いたホウレン草を出荷することを打ち切りたいと思います。10月下旬や11月上旬に種を播いて育てたホウレン草が新たに収穫時期を迎えていますので、それらの初々しいホウレン草をお届けいたします。

収穫時期を迎えて間もない若いホウレン草は収穫後のもちも良いです。時期をずらしながら何回にも分けてホウレン草の種を播けば収穫時期を迎える時期もずれるので、長い間、収穫時期を迎えてから間もない若いホウレン草を絶え間なく出荷してゆけるようになります。3月中には11月上旬に種を播いて育てたホウレン草が新たに収穫時期を迎えて、4月に入る頃からは11月下旬に種を播いて育てたホウレン草が新たに収穫時期を迎える予定です。2月に入ってからも毎週、時期をずらしながらホウレン草の種を少しずつ播き続けていますので、5月末まで若いホウレン草を絶え間なく出荷してゆけると思います。

3月、4月の野菜セットは貯蔵ができる根菜類が減ってゆき、代わりに葉物野菜を入れてゆくことが増えます。ホウレン草などの葉物野菜は鮮度が命なので、皆さんにはお届けした葉物野菜を新鮮なうちに食べていただきたいと思います。野菜セットの配送日当日の夕食にでもさっそく料理していただくのが一番良いと思います。そのためにはまず私が、皆さんが夕食の支度を始める前に皆さんのお宅に野菜セットをお届けする必要があります。今の時期はできるだけ早い時間帯に皆さんのお宅に配送できるように努力いたします。

遠方にお住まいのご家庭には宅急便を利用してお届けしておりますが、ホウレン草が収穫されてから皆さんのお宅に届くまでにあまり時間が経ってしまわぬように、段ボール箱に詰める直前にホウレン草を収穫して、鮮度の良いうちに輸送するようにしたいと思います。冬は畑が霜で凍ってしまい、霜が溶けるまでホウレン草を収穫することができずに収穫できる時間帯が限られていたので、箱詰めする1日前に前もって収穫しておかないといけませんでした。今後は霜が降りなくなるので、箱詰めの当日にも収穫しやすくなります。

のんびりと生育する冬の頃とは違い、春に変わって暖かくなるとホウレン草は生育を早めて収穫時期を早く迎え、同時に老化するのも早いです。春は目まぐるしくホウレン草の状態が変化しやすく、それほど長くはない収穫適期に収穫してゆくことを心がけたいです。

2021年9月 7日 (火)

令和3年9月3日の野菜セット・農薬と新型コロナワクチンの類似性

9月3日の野菜セットの内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、トマト、サヤインゲン、ゴーヤ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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農業は人の健康に関わる仕事です。今まで私は、農薬や原発や遺伝子組み換え食品など、人類が人工的に生み出し、予想ができない副作用も生み出してしまうかもしれない人工物に対して注意を支払ってきました。今は新型コロナワクチンに対して注意を支払っています。
農薬や新型コロナワクチンなどの人工物は、自然治癒力や自己免疫力を弱めてしまう副作用があるのではないかと、私は懸念しています。農薬散布を繰り返すことで畑の自然治癒力が弱まって虫害や病害に弱くなり、畑は常に農薬を散布しないと保てない状態になったりします。
海外では先行して大勢の人々が新型コロナワクチンの接種を行っていますが、ワクチンを2回、接種した後も新型コロナワクチンに感染して発症する人が続出して、感染が再拡大しています。「ワクチンを2回、接種しただけでは不十分なので、3回、接種したほうがよい」と判断されて、大勢の人々が3回目の接種を行っています。もしもそれでまた感染が拡大すれば、「4回、接種したほうがよい」と言うかもしれません。接種の回数を増やせば増やすほど、その副作用で人々の自己免疫力が弱まるかもしれません。
農薬を使用し始めると農薬をやめるのが難しくなります。ワクチンを接種すると、その後も頻繁にワクチン接種を繰り返さないと不安になってしまうかもしれません。農薬にも新型コロナワクチンにも依存性があるように見えます。
私は自分の畑に農薬を散布しませんし、自分の体に新型コロナワクチンを接種しません。「農薬を散布しないと作物を病原菌や害虫から守れない」と一般的に思われていますが、私は農薬を散布しなくても作物が健全に育つことを知っています。「新型コロナワクチンを接種しないとウイルス感染を防げない」と思い込まないほうがよいと、私は考えています。
ワクチンに関しては様々な意見があり、「ワクチンを接種する」という選択も、「ワクチンを接種しない」という選択も、どちらの選択も尊重されて、各個人が自由に選択できるようにすることが大事です。ただ、新型コロナウイルスは子供達にはあまり被害を与えないことが分かっているので、子供達がわざわざ副作用があるかもしれない新型コロナワクチンを接種する必要はないと、私は思います。
(下の写真は、農薬を散布しなくても元気に育っているキャベツの苗の様子)
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2021年9月 4日 (土)

人とは共存できぬ存在   令和3年3月11日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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人とは共存できぬ存在   令和3年3月11日

春陽の候、皆さま、いかかがおすごしでしょうか。

  今年の3月11日で福島第一原発事故が発生してから10年が経ちました。原発事故によって有害な放射性物質が福島県から東北・関東地方へ飛散して、広い地域が放射能汚染を受けました。人の目には見えぬ放射性物質は回収されぬまま今でも残留し、今後も長期間、山林を汚染し続けます。福島第一原発事故は、10年経った今でも終わっていません。

  放射性物質に接触して被ばくすると人の体に障害が生じて、癌や白血病などの様々な病気に罹りやすくなります。事故の直後、畑の土も作物も放射性物質で汚染された可能性があったので、それらの安全性が確認されるまでは小林農場は野菜の出荷を自粛しました。その頃はまだ原発事故の影響で発症した人は見当たらず、「皆が過度に放射能汚染を恐れすぎて経済活動を自粛すると社会が壊れるので、自粛は控えるべきだ」という意見もありました。

放射能汚染では人体が被ばくしてから発症するまで年月がかかる場合もあり、被ばくしてから数十年後に発症する場合もあります。被ばくした直後に発症しなければ安心してよいわけではなく、しばらくの間は健康被害を警戒しておく必要があります。東北・関東地方の住民は放射能汚染に対しては意識的に恐れておいたほうがよいと私は思いました。

35年前に旧ソビエト連邦で発生したチェルノブイリ原発事故では、原発周辺の住民は他の地域に避難させられましたが、複数の専門家からは「故郷を離れることによるストレスで健康を損ねてしまい寿命を縮めてしまった人々もいた。過度に放射能汚染を恐れすぎることによって健康を損ねてしまう場合もある」と指摘しています。「病は気から」と言いますが、人は心にストレスを溜め込むと免疫力が下がって病気になりやすくなります。

いっぽうで、チェルノブイリ原発に近い地域では、原発事故から数年経った後にやたらと病人の数が増えた町もあり、複数の専門家は「原発事故によって多くの住民が被ばくしたことが原因だと考えられる」と指摘しています。被ばくによって発症しても原発事故から年月が経っていると何が原因で発症したのか判定することが難しくなります。原発事故は国の責任であり、被ばくによって病気に罹った国民に政府は賠償する責任がありますが、被害者は病因を証明できなければ政府は賠償をしません。福島の原発事故で被ばくした日本人も今後、被ばくによって発症しても日本政府が賠償してくれるのかどうか、分かりません。  

幼い子供達は放射線に対する感度が高く、被ばくによって大人達よりも犠牲になりやすいです。年をとった者から先に天寿を全うしてゆくのが自然ですが、原発事故による被曝の影響で子供達のほうが先に亡くなってゆくのは残酷なことであり、回避するべきです。

  人間は生態系の一員で他の生き物と共存してゆく能力が備わっていて、病気を引き起こす病原菌に感染してもやがて免疫を身につけて病原菌とも共存してゆきます。しかし人類が人工的に作り出した放射性物質は生態系から外れた存在であり、この物質が人間の体に与える影響は未知です。子供達の未来を奪いかねない放射性物質とは、私達は共存できません。放射性物質を排出し続ける原発を再稼働するべきではないと小林農場は考えます。

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追記(9月4日記入)

原発から排出される放射性物質、農薬、、新型コロナワクチン・・・。

これらは人類によって人工的に作り出されたもので、人の体に長期的に与える副作用がまだよく分かっていません。特に子供達への影響が懸念されます。

副作用の恐れのある人工物をできるだけ体に取り入れないことが、健康を維持してゆくために大切だと思います。私は自分の畑に農薬を散布しませんし、放射性物質を自分の体に摂取しないようにして、新型コロナワクチンも接種しません。

小林農場は、農薬や原発や新型コロナワクチンを使用しなくてもよい暮らし方を模索してまいりたいと思います。

2021年9月 3日 (金)

令和3年8月30日の野菜セット・夏は終盤、秋の訪れ

8月30日の野菜セットの内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、大玉トマトまたはミニトマト、サヤインゲン、ゴーヤ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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・モロヘイヤが花を咲かせ始めています。花が咲いたモロヘイヤはおいしく食べられませんので、花の咲いていないモロヘイヤを選んで収穫しています。おそらく9月下旬には、全てのモロヘイヤが花を咲かせて、出荷が終了します。

・8月末より気温が低くなり、オクラの果実の表面に「イボ」が生じやすくなっています。少し見た目に違和感を感じるかもしれませんが、「イボ果」もおいしく食べられます。オクラは夏の作物で、夏から外れると「イボ果」が生じやすくなったりします。9月末か10月上旬に出荷が終了します。

モロヘイヤやオクラが、夏が終わってゆく兆しを伝えてくれています。

いっぽうで、秋の訪れを伝えてくれる作物もあります。

P1040562 カボチャの収穫を開始。

カボチャは収穫後にも熟成して甘くなります。もう少し熟成させてから出荷したいと思います。

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