令和3年8月2日の野菜セット・トウモロコシについて
8月2日の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、サヤインゲン、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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トウモロコシが収穫時期を迎えました。
トウモロコシは害虫の被害を受けやすい作物で無農薬栽培で育てるのが難しく、小林農場でのトウモロコシの収量は良くありませんが、野菜セットにトウモロコシを入れてお届けすると目を輝かせて喜んでくださるご家庭もいらっしゃいますので、栽培し続けてゆきたい作物です。
前年に栽培したトウモロコシから自分で種を採って育てている品種のトウモロコシを収穫しました。あまりが実が入っていなくて商品にはならないトウモロコシが多く、商品になるトウモロコシが少なかったので2000円セットのみに出荷いたしました。粒の大きさも少し小さく感じました。
種苗会社より購入した種から育てた品種のトウモロコシも収穫時期を迎えて、試しに収穫してみたらそれなりに実がつまっていました。商品としてお届けできそうなトウモロコシが多いみたいなので、1000円セットにもトウモロコシを出荷できるかもしれません。
小林農場が自分で育成している品種よりも、種苗会社が開発している品種のほうが成績が良い場合が多いです。当たり前かもしれませんが。
よく太って実が詰まっていそうなトウモロコシを10個ほど、出荷せずに畑に残しています。実が完熟したら収穫して、実った種を採りだします。
よく実の詰まったトウモロコシから種を採って次の年に播いて育てれば、次の世代もよく実の詰まったトウモロコシを実らせてくれる可能性が高まります。そうして繰り返して何年もトウモロコシを栽培してゆくことにより、種苗会社が開発している品種にも劣らない良い成績をのこしてくれる品種を小林農場の畑で生み出してゆきたいです。
小林農場の育成している品種のトウモロコシが安定して良い成績をおさめられるようになるまでは、種苗会社が開発している品種のトウモロコシも同時に栽培してゆきたいと思います。
ちなみに、小林農場のように複数の品種のトウモロコシを育てる場合は、異なる品種間で交配して変なトウモロコシが実ってしまう恐れもありますので、交配しないように品種ごとに十分に距離を離して栽培する必要があります。
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