直感を磨いて情報を見抜く 令和3年2月18日
野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。
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直感を磨いて情報を見抜く 令和3年2月18日
晩寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。
農業は人の健康に関わる仕事なので、健康についての情報に注目するようにしています。特に今はコロナ禍の渦中で、新型コロナウイルスの情報が盛りだくさんです。テレビや新聞などの大手マスコミは新型コロナウイルスの危険性を頻繁に報道して、ウイルス感染防止のために社会活動を自粛するように国民へ呼びかけ、政府もそれに呼応しています。
テレビや新聞のない我が家では、主に書籍、ラジオ、インターネットなどから情報を入手していますが、政府や大手マスコミからの情報とはずいぶん違う情報を得ています。「現在は家庭の中で新型コロナウイルスに感染する事例が増えている。外出を控えて家に閉じこもっていてもウイルスに感染する場合があり、外出を自粛するのは意味がない」「病原ウイルスに感染することによって免疫力も身につく。感染を徹底的に回避して無菌状態で暮らしていると、病原ウイルスに対する免疫も身につきにくくなる」などの情報もあります。
現在はほとんどの人々がウイルス感染防止のためにマスクを装着していますが、私が入手している情報では、「マスクは花粉のように大きな粒子を防ぐことはできるので花粉症対策には効果的だが、ウイルスのような極小の粒子を防ぐ効果は低い。むしろマスクをずっと装着していると呼吸がしづらくなって心身の健康には良くない」という情報もあります。
現在は多くのお店の入り口に消毒液が置かれて、来客者は手を消毒することが求められていますが、私が得ている情報では、「手には病原ウイルスの侵入を防いでくれる常在菌もたくさん付着しているが、頻繁に手を消毒することによって病原菌だけではなく常在菌も消滅させてしまい、却って病原菌が病気を引き起こしやすくなる」と指摘されています。
この冬はコロナ禍の影響で日本の医療現場が逼迫しました。本当は日本の民間病院にはたくさんの病床が用意されていて、これらの病床を有効に使用すればもっとたくさんの新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れることができて、医療は逼迫しないですみます。しかし、新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れると地元の住民達が怖がって病院に通院しなくなって病院の経営が悪化してしまうので、民間病院は患者を受け入れようとしません。それで患者を受け入れている病院のみに患者が集中して逼迫してしまいます。
大勢の人々がこのウイルスを過剰に恐れることで、医療が逼迫しやすくなります。テレビや新聞は、新型コロナウイルスに感染して重症に陥って苦しむ人を頻繁に報道する傾向があるので、それらの報道に何度も触れた多くの視聴者は「ウイルスに感染した人はみんな、大変な目にあう」と過剰に心配してしまいます。テレビや新聞には、「新型コロナウイルスに感染した人の多くは無事に回復している」という情報も頻繁に報道してほしいです。
私達の健康に関する情報が星の数ほどたくさんあり、どの情報を信頼してよいのか見抜くために直感を働かせる必要があります。家に閉じこもってネットなどで情報をかき集めることばかりに時間を費やして情報に過度に依存しようとすると、却って直感が鈍ります。外に出て人と会話を交わし、様々な植物や昆虫などと触れ合うことで直感が磨かれます。
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追記(8月24日記入)
人間には自己免疫力があり、自己免疫力が維持されていれば病気にかかりにくくなります。
自然に従って暮らせば自己免疫力は維持されて、不自然な暮らしを送れば自己免疫力は低下すると私は考えています。
1日中ずっとマスクをつけていたり、1日に何度も手を消毒したり、そのような不自然な習慣を続けていると自己免疫力が低下してしまうかもしれません。もしも今後、新型コロナウイルスに感染して亡くなる人が増えてゆくようならば、それは新型コロナウイルスが強くなったからではなく、過度な感染予防を長く続けたために多くの人々が自己免疫力を自ら低下させてしまったからかもしれません。
。。。。。。
栃木県内にも3度目の緊急事態宣言が発令されて、県民には外出の自粛が呼びかけられています。
それに対して「緊急事態宣言で多くの人々の生活が壊されてしまい、その影響で多くの人々が病気に罹りやすくなる。緊急事態宣言は実施されるべきではない」という声もあがっています。
コロナ禍について私がお薦めしたい書籍
「コロナ自粛の大罪」 鳥集徹・著 宝島社新書
「日本で発生している医療逼迫は、新型コロナウイルスによって引き起こされたというよりも、日本の医療が誤って引き起こしてしまった人災だ」
「新型コロナワクチンの安全性はまだ十分に確認されていないので、早急に大勢の人々に接種されるべきではない。」
「新型コロナウイルスを正しく恐れることを心掛けるべきで、過剰に恐れることを慎むべきだ」
など、本書で医師達が指摘しています。長い間、医療の現場で多くの患者を治療して、または、多くの患者の最期を看取り、「命」や「真に健康な人生」について向き合ってきた医師達からの指摘です。
現在、日本ではコロナ禍の影響で日本の医療が逼迫しています。しかし、欧米諸国は日本よりもたくさんの新型コロナウイルス感染症の患者が発生しているのに、医療は維持されています。患者数が少ない日本で医療が逼迫したり崩壊したりするのはおかしいです。
なぜ患者数が少ない日本で医療が逼迫してしまうのか、この書籍で分析されています。
本書の内容
「病床数世界一」でなぜ医療崩壊が起きるのか
森田洋之(医師/南日本ヘルスリサーチラボ代表)
「コロナ死」だけを特別視するのはもうやめろ
萬田緑平(緩和ケア萬田診療所院長)
5類感染症に指定すればコロナ騒動は終わる
長尾和宏(長尾クリニック院長)
長引く自粛生活が高齢者の健康寿命を縮める
和田秀樹(精神科医)
“未知のワクチン"を打つほどのウイルスなのか
本間真二郎(小児科医/七合診療所所長)
ほとんどの日本人の身体は「風邪対応」で処理
高橋 泰(国際医療福祉大学大学院教授)
国民は頑張っている。厚労省と医師会はもっと努力を
木村盛世(医師/作家/元厚生労働省医系技官)
医療が逼迫してしまう問題は医療体制を見直すことによって解決してゆく問題であり、私達が外出を自粛することによって解決できる問題ではありません。医療逼迫のために私達がやるべきことは外出を自粛することではなく、政府や医師会に早く医療体制を見直すことを強く訴え続けてゆくことだと、私は思います。
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