令和3年7月30日の野菜セット・ジャガイモについて
7月30日の野菜セットの内容です。
ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ミニトマト、サヤインゲン、トウモロコシ、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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「野菜セットに入っているジャガイモを切ってみると、中身に空洞があった」というご指摘をいただきました。
ジャガイモの生育の途中で急に芋が肥大する時があると、中身がその急な肥大に追いつかずに空洞ができる場合があるようです。傷んでいるわけではないので、空洞のある芋もおいしく食べられます。
現在、お届けしているジャガイモの品種はダンシャクです。小林農場ではずいぶん久しぶりにダンシャクを栽培してみました。
ダンシャクは中身に空洞ができやすい傾向があるように感じます。小林農場の畑にはあまり向かない品種のようで、収穫された芋はみんな小さくて、収量が少なかったです。来年はダンシャクを栽培しないと思います。
小林農場が得意としている品種・メークインは、9月以降に出荷されてゆく予定です。品種ごとに食感が違いますので、その違いを楽しんでいただきたいと思います(一般的にはダンシャクはホクホクとした食感になり、メークインはしっとりとした食感になると言われています)。
また、8月にも秋ジャガイモの種イモを植えて、秋に新たにジャガイモを収穫する予定です。メークインは来年の3月まで良い状態で貯蔵されながら出荷できると思いますが、秋ジャガイモはさらに4月以降も良い状態で貯蔵されて出荷できて、ジャガイモを出荷できる期間を長くできるのではないかと考えています。
品種によって芋の形が少し違います。
ダンシャクは少し形がゴツゴツとしていて、芽が少し深いです。
メークインは形がゴツゴツとしていなくて、芽は浅くて、料理する時に皮をむきやすいです。
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