月の満ち欠けの暦・「水無月」の風景(7月10日~8月7日)
古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。
以下に太陰暦の水無月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)
水無月(みなづき)
期間:今年の場合は7月10日の新月の日から、8月8日の新月の前日まで。
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梅雨明け後に咲く、我が家の紫陽花。
近所に自生しているヤマユリ。毎年、この時期に同じ場所できれいな花を咲かせて、周りに香ばしい香りを送っています。
ツユクサ。見ていると涼しくなるような、爽やかな青色の花を咲かせます。
セミが羽化している瞬間。その体はまだ白っぽくて初々しいです。
クモの巣に捕らえらえたセミ(写真の左)と、獲物に近づくコガネグモ(写真の右)。
畑のあちらこちらで、コガネムシが2匹ずつ、一対になってくっついています。オスとメスが交尾をしているのでしょうか。
モロヘイヤ畑。モロヘイヤの樹が調子良く、次々にきれいな葉を伸ばしています。
左の写真は、発芽したばかりの人参の芽。右の写真は、発芽したばかりの大豆の芽。
梅雨が明けて雨が少なくなって土がカラカラに乾いていた頃に種を播きましたが、無事に発芽してくれました。発芽がきれいに揃ってゆく様子は、何度も目にしても嬉しいものです。
秋に収穫される秋キュウリの苗。炎天下の畑に植え付けられましたが、植え付けられた直後に恵みの雨が降りました。
我が家の飼い犬のパンチじいさんと、我が家の周りをうろついている野良猫のネズ。
野良猫がパンチじいさんのために用意したエサを盗み食いしにやってくるので、私が追っ払ってやります。
パンチじいさんの足腰はすっかり弱まり、立ち上がることができなくなりました。もう散歩はできなくなりましたし、私が体を支えてあげないと自分で水を飲んだりエサを食べたりすることもできなくなりました(食欲は旺盛だけれども)。
コブシの巨木が株元に大きな木陰を広げて、パンチじいさんを強烈な日光から守ってくれています。猛暑が止むまで、あともう少し。
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次の季節は 文月(ふみつき)
期間:今年の場合は8月8日の新月から、9月7日の新月の前日まで。
8月22日に満月
文月の頃に予想される、小林農場での注目すべき風景
・空には大きな入道雲が広がりやすい。
・台風がやって来て、作物が押し倒されるかもしれない。
・近所の水田では稲が黄金色に実る。
・ツクツクボウシの鳴き声が聞こえて、主要なセミの鳴き声が出揃う。
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この季節に聴きたい曲 スポーツ関連の曲
先日、2021東京オリンピックが閉幕し、間もなくパラリンピックも開幕します。スポーツの夏を迎えています。
多くの日本人にとって、大会に出場している日本人選手たちは全く面識のない他人なのですが、「同じ日本人だから」という理由のみで懸命に応援していました。そうすることによって「自分は日本人なんだ」「自分には日本という母国がある」ということを再確認しているのかもしれません。自分の国の選手達を熱狂的に応援している人々の姿は、自分の母国を再確認できた喜びを爆発させている姿にも見えます。
スポーツに関連した、私のお気に入りの曲をご紹介したいと思います。
The Cup of Life 作詞・作曲/Desmond Child、Robi Rosa ここをクリックすると、この曲のカバー曲が聴けます。
1998年にフランスで行われたサッカー・ワールドカップのテーマソングです。
私が子供の頃はサッカー日本代表チームはワールドカップのアジア地区予選で敗退し続けていて、日本がワールドカップ本大会に出場することは夢のような話でした。私が小学生の頃には韓国代表チームに敗れて敗退して、私が中学生の頃には北朝鮮代表チームに敗れて敗退して、私が高校生の頃にはイラク代表チームに土壇場で同点に追いつかれて敗退して、私が大学生の頃にやっと、ジョホールバルで岡野がVゴールを決めて日本代表チームはワールドカップへの重たい扉をこじ開けました。
フランス大会は、日本代表チームが初めてワールドカップの表舞台に登場した思い出深い大会であり、そのテーマソング「The Cup ofLife」を歌うリッキー・マーティンの歌声が私の脳裏に焼き付いております。
燃える闘魂 作曲/MICHAEL MASSER この曲のカバー曲を聴くには、右をクリック。 闘魂2.wav
オリンピックやワールドカップが終わる頃に開幕するのが、甲子園・全国高校野球大会。
私はいつも、各校のブラスバンド部がどんな曲を応援曲として演奏してくれるのか、注目しています。
「燃える闘魂」は定番の応援曲で、私も夏の暑い時期に気合いを入れたい時にこの曲を聴いて闘志を沸かせて、暑さをぶっ飛ばしています。
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