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2021年6月16日 (水)

月の満ち欠けの暦・卯月の風景(5月12日~6月9日)

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基にして成り立っていました。

以下に太陰暦の卯月の頃の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。(写真をクリックすると写真が拡大されて、もっと見やすくなります)

卯月(うづき)

  期間:今年の場合は5月12日の新月の日から6月9日の新月前日まで

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P1040129_20210615045001

近所の梅の木には梅の実が実っています。収穫されて梅干しになるのでしょう。

梅の実が収穫される頃に降る雨のことを、私達は「梅雨」と呼びます。関東地方では6月7日頃に梅雨入りすることが多いです(今年は6月14日に梅雨入り)。

 

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雑木林のあちらこちらで、栗の木が花を咲かせて独特な香りを辺りに振り撒いています。

しっぽのような花の穂が伸びています。

 

P1040160 畑に隣接している竹林から、地下で水平に根を伸ばして畑に侵入してきた真竹。

この時期になるとポコポコと地上に顔を現して、短期間で背丈を高く伸ばしてゆきます。マメに刈り取らないと、畑は真竹に占領されて竹林になってしまいます。

 

小林農場の地元の市貝町は雑木林に囲まれた緑豊かな里山です。

そんな市貝町を象徴する鳥と言えば・・・キジです。キジは市貝町の町鳥に指定されていて、小林農場でもよくみかける鳥です。

P1040189 顔は赤く、体は黒光りする緑。派手な見た目のオスのキジ。図体も大きいです。ケーン!ケーン!というやかましい鳴き声をよく耳にします。

走るのが好きなのか、飛ぶのが苦手なのか、私が近づくと飛ばずにバタバタと駆け足で逃げてゆきます。

 

P1040152 畑ではシュンギクが花を咲かせ始めました。その蜜を吸いにやってきたミツバチ。

P1040177 花が咲くと、いろんな虫が集まってきます。

 

 

P1040132

ホトケノザなどの春の雑草は、夏に入ろうとする今の季節に枯れます。上の写真は、繁茂していたホトケノザがとても見事に枯れている様子。その脇には夏の雑草のアザミが背丈を伸ばしています。

 

P1040144 最近、よく畑で見かけるようになった夏の雑草。アメリカフウロ。

 

P1040147 春の作物であるサニーレタスはとっくに収穫時期を終えて、収穫されずに畑に残されたサニーレタスが茎を高く伸ばして、その頂上に花を咲かせています。

このように塔が建ったような姿を「とうがたつ」と呼びます。

 

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5月、育苗ハウスから次々に夏野菜の苗が畑へと巣立ってゆきました。上の写真は、畑に植えられていったカボチャ、サヤインゲン、モロヘイヤ、トマトの苗の様子。

P1040184 植えられてしばらく経った キュウリの苗の様子。

 

P1040196 P1040197

麦が熟して収穫時期を迎えると、麦畑は黄金色になります。この風景は「麦秋」と呼ばれます。

小麦にとっての「実りの秋」は、梅雨の頃に迎えます。

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次の季節は 皐月(さつき)

  期間:今年の場合は6月10日の新月の日から7月9日の新月の前日まで

     6月25日に満月

皐月の頃の二十四節気

  6月21日 夏至  昼が最も長く、夜が最も短い日。

  7月7日  小暑  暑気に入り、暑中見舞いが出される。

皐月の頃の七十二候

  6月10日頃 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる) 腐った草が蒸れ、蛍になる(と昔の人々は思っていたらしい)
  6月16日頃 梅子黄(うめのみきばむ) 梅の実が黄ばんで熟す
  6月21日頃 乃東枯(なつかれくさかるる) 夏枯草(うつぼくさ)が枯れる
  6月26日頃 菖蒲華(あやめはなさく) あやめの花が咲く
  7月1日頃  半夏生(はんげしょうず)  烏柄杓(からすびゃく)が生える
  7月7日頃  温風至(あつかぜいたる) 暖い風が吹いて来る

皐月の頃の節供、雑節

  6月11日 入梅  梅雨入りの目安

  6月14日 端午  旧暦の端午の節供

  7月2日  半夏生 農事の節目。この日までに田植えを終わらせる。

皐月の頃の小林農場の風景

  ・梅雨入りする。

  ・雑木林では栗の木が花を咲かす。

  ・梅の木には実が実る。収穫すれば梅干しが作れる。

  ・我が家の庭では、ガクアジサイやアマリリスが花を咲かす。

  ・近所ではネムの木が花を咲かす(大豆の種を播く時期の目安)

  ・蝉が鳴き始める。

  ・6月下旬には雨がよく降って、トラクターで畑を耕しにくくなる。麦刈りをこの頃までには終わらせておかないと厳しい。

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この季節に聴きたい歌  栃木県にゆかりのある歌

小林農場の地元の栃木県では、6月15日に「県民の日」を迎えます。

そこで栃木県にゆかりのある曲を、独自に選曲してみました。

  八木節 北関東地方の民謡  この曲のカバー曲を聴くにはこちらをクリック。

    栃木県や群馬県などで歌い継がれてきた民謡。盆踊りでも踊られる。

  渡良瀬橋  作詞:森高千里,作曲:斎藤英夫  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。渡良瀬橋.wav

    渡良瀬橋は栃木県足利市に実在する橋。この曲が発表された後、「きれいな夕日が見れる橋」として全国に知られるようになる。

  ページをめくって  作詞・作曲/小春  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。人生のページをめくって.wav

    平成30年に公開された、栃木県宇都宮市を舞台にした映画「キスできるギョーザ」の主題歌。

毎年、47の都道府県の魅力度に順位をつける「魅力度ランキング」が発表されています。

しかし、それぞれの都道府県にはそれぞれの魅力があり、それを比較して順位をつけてゆこうという考え方は間違っているのではないかと、私は思っています。「魅力」なんて単純に数値化して比較できるものではありません。

魅力度ランキングでたまたま下位にされてしまった県はまるで「魅力のない県」と誤解されてしまい、気の毒です。

このようなどこかの誰かが決めた順位に一喜一憂するのはつまらないことだと思います。

例えばもしも、自分が暮らしている県が魅力度ランキングで最下位になったとしても、全く気にする必要はありません。他の人には自分の暮らしている県の魅力が分からなくても、自分自身が自分の暮らしている場所に誇りを持っていれば、それで十分です。

   

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