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2021年6月26日 (土)

健康や長生きよりも大切なもの  令和3年1月2日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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健康や長生きよりも大切なもの  令和3年1月2日

新年のごあいさつをもうしあげます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  東京の私の実家で暮らしている父と母は現在79歳の高齢者です。毎年、お正月には実家に帰省していますが、今年は父と母との会話の中で、コロナ禍も話題になりました。

  世界中の国々が新型コロナウイルス感染防止のために厳しい活動自粛を国民に課してゆく中、北欧の国・スウェーデンでは自粛をできるだけ緩めて、自国の経済、文化を維持してゆく政策を実行してきました。最初の頃は国内の多くの高齢者が新型コロナウイルスに感染して亡くなる事例もありましたが、その後は死亡者の数は他のヨーロッパの国々と同じくらいで推移しています。スウェーデンでは外出を楽しむ人々の姿も多く見られます。

  スウェーデンでは多くの人々は寿命を迎える時が来れば過度な延命処置を望まず、そのまま自然に亡くなってゆくようです。介護が充実していて高齢者への支援は厚く、高齢者は亡くなる直前まで自分の好きなように生活を楽しみ、「寝たきり老人」は少ないようです。

  誰もが長生きしたいと願いますが、どんなに長生きをしてもいずれは必ず死にます。私達にとって重大なのは「どうすれば長生きできるのか」よりも、「どうすれば寿命を迎えた時に怖がらずに安らかな気持ちで死んでゆけるのか」だと思います。多くのスウェーデン人は「怖がらずに安らかに死んでゆける知恵」を身に付けているのかもしれません。

  人は年をとれば寿命を迎えて、免疫力が落ちて病気に罹って亡くなるのが自然です。私も今は病原ウイルスに感染しても亡くなる可能性は低いですが、年をとって寿命を迎える頃に病原ウイルスに感染すれば感染症で亡くなる場合もあります。それは私が寿命を迎えたから亡くなるわけであり、私に病原ウイルスをうつした人が悪いわけではありません。

  新型コロナウイルスに感染して亡くなる子供達や若者達は少なく、死亡者の多くは寿命を迎える年齢に達した高齢者で占められています。スウェーデン人が「厳しい自粛を課さない」という政策を貫いているのは、「人はいずれ必ず寿命を迎える」という当たり前の事実を当たり前に受け入れようとする死生観を築いてきたことが背景にあると思います。

  子供達はあまり新型コロナウイルスの被害を受けていないのにも関わらず、日本では大人達といっしょに子供達も行動の自粛を強いられてしまいました。そんな子供達を不憫に思った高齢者の方が、「子供達はウイルスのことを気にせずに外に飛び出して遊んでほしい」とおっしゃっていました。「新型コロナウイルスは高齢者には危険」という情報に恐れを抱くよりも、このウイルスが子供達にほとんど被害を及ばさないことに、そして自分達が間もなく寿命を迎えても子供達が無事に生き残ってくれることに安心しているようでした。

  小林農場では健康はかけがえのないものと考えて、無農薬栽培で健康な野菜を栽培しながら、皆さんと健康に関する情報を共有してゆきたいと思っています。ただ、あまり「健康」や「長生き」に執着しすぎてしまうと、寿命を迎えて死ぬことが怖くてしかたなくなるかもしれません。健康を重視しながらも、「健康」や「長生き」よりももっと大切なものを提示してゆきながら皆さんに野菜をお届けしてゆけるようになれればよいと思っています。

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追記(6月26日記入)

  この春より日本国内でも医療従事者などから新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。ワクチンには効用だけではなく副作用もつきものですが、厚生労働省は接種を終えた人々の副作用の状況も公表しています。6月13日時点での報告によると、277人がワクチン接種の数日後に死亡し、これらの死亡者の中には基礎疾患のなかった若者も含まれています。厚労省はこれらの死因がワクチン接種と因果関係があるかどうかは不明としていますが、「因果関係はある」と推定して警戒したほうがよいと私は思います。

  ワクチン接種の直後に副作用が現れなくても、接種してから数年経った後に副作用が現れる場合もありあす。ワクチン接種によって感染症の予防ができても、その副作用で他の病気に罹りやすくなる場合もあります。様々な副作用の危険性が考えられますので、通常は新しく開発されるワクチンは5年から10年かけて試験を繰り返して十分に安全性を確認してから使用されます。しかし今回の新型コロナウイルスワクチンはわずか1年で開発されて使用されています。十分に時間をかけて安全性の確認を行われてはいないようです。

  私はワクチンの副作用が心配なので、ワクチンを接種しません。新型コロナウイルスの被害を受けにくい子供達や若者達も副作用があるかもしれないワクチンをわざわざ接種する必要はないと、私は思います。

  そもそも日本国内では新型コロナウイルスに感染して重症に陥る人は多くなく、国民が全員、ワクチンを接種しなくてはいけないような状況ではありません。「自分の場合はワクチンを接種したほうがよい」という確信があればワクチンを接種すればよいですが、ワクチンの副作用に少しでも不安を感じる人はワクチンを接種しなくてもよいです。

  ワクチンを接種した後にもウイルスに感染して発症する人もいます。感染症対策で重要なのはワクチン接種よりも自己免疫力を維持することだと私は思います。自己免疫力は「十分に睡眠時間をとる」「適度に運動する」「健全な食事を摂る」「生き甲斐を感じられる仕事や趣味をやる」「よく笑う」などの行為を大切にすることによって維持できるようです。

  ワクチンを接種するしかコロナ禍を終わらせられないと思わないほうがよいです。むしろワクチン接種には副作用があるかもしれませんから、接種を急がずに、ワクチン接種がすでに進んでいる海外の様子をじっくりと観察してからワクチン接種について考えればよいと、私は思います。

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