« 令和3年4月16日n野菜セット・葉物野菜の日持ちについて | トップページ | 令和3年4月19日の野菜セット・日本原産の食材とは »

2021年4月20日 (火)

風邪の流行に備えて   令和2年10月15日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

風邪の流行に備えて   令和2年10月15日

秋冷のみぎり、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  これから冬を迎えて空気は乾燥して、風邪の流行期を迎えます。この冬は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスが同時に流行して感染症の患者が増大することが懸念されています。これらは風邪の仲間で、発症した時の対処方法はだいたい同じです。私はしばらく風邪をひいたことがないので、すっかり風邪をひいた時の対処方法を忘れてしまっています。久しぶりに風邪をひいても慌ててしまわぬように、対処方法を再確認してみました。

  まず風邪の症状が出たらすぐに仕事をやめて、回復するまで自室でひたすら寝て休むことが大事です。ここで無理して仕事を続けると、風邪をこじらせて大病を患うかもしれません。私も風邪の症状が出たら、皆さんに事前にお伝えした上で野菜の配送をお休みします。

  免疫は体温が高くなるとよく働くようになるので、自分の体に感染してきた病原ウイルスと戦うために体は発熱して、汗をかくようになります。ここでわざわざ解熱薬を飲んで体温を下げてしまうのは良くありません。できるだけ発熱させて、免疫を活発にさせます。

  食べ物を食べると体に栄養を補給できますが、食べ物を消化するためにエネルギーが費やされます。風邪をひいている時は体のエネルギーをウイルスと戦うことに集中して費やしたいので、食べ物はできるだけ控えたほうがよいようです。発熱すると脱水状態になりやすいので、水分だけはしっかりと補給したほうがよさそうです。

  「風邪は休養していれば自然に治るものであり、わざわざ病院に通って風邪薬を処方してもらう必要はない」と、あるお医者さんが語っていました。だいたい3日間ほど自宅で寝ていれば回復する場合が多いようです。症状が長引くようならば、それは風邪ではなくて別の病気かもしれないので、病院に通ってお医者さんに診てもらったほうがよさそうです。

  新型コロナウイルスの感染者の多くは無事に回復しています。感染して発症しても過剰に心配しないで、落ち着いて自宅で養生したいです。インフエンザに罹った時と同じような注意を支払えばよいと思います。どの感染症でも言えることですが、持病や高齢で免疫力が低下している人はウイルスに感染すると重症に陥る場合があるので特に注意が必要です。

  「新型コロナウイルスのワクチンが開発されるまでは安心して外出できない」という人もいますが、いつ開発されるか分からないワクチンを待たなくても、自分の免疫力を高めておけばウイルスに感染しても発症しにくくなります。「十分に睡眠をとる」「適度に運動する」「よく笑う」など、規則正しくて健全な生活習慣を心掛けると、免疫力は高まりやすいです。ウイルスと戦うのに最も頼りになるのは、薬やワクチンよりも、自分自身の免疫力です。

  「良質な食事をとる」ことも、特に免疫力を向上させます。体が冷えると免疫力は弱まりやすくなるようですが、食材を十分に加熱しながら料理して食べると体が温まりやすくなるようです。体が冷えやすくなる冬には大根や人参などの、十分に煮て食べるとおいしい根菜が旬を迎えます。旬の野菜は、人体が必要としている時に登場してくれることが多く、小林農場も旬を大切にした季節感のある野菜セットを出荷するように心掛けています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後記(4月20日記入)

現在は新型コロナウイルスのワクチンが開発されて、日本でも接種が開始されています。

「コロナ禍を終息させるには全ての人々がワクチンを接種する必要がある」という意見が多く聞かれますが、私は副作用が心配なのでワクチンを打ちません。

今回のワクチンは有益な遺伝子情報を体内へ打ち込んでウイルスに対する抗体を作り出す仕組みになっていて、今までインフルエンザ予防などで一般的に使用されてきたワクチンとは全く種類が違います。このような「遺伝子ワクチン」が大勢の人々に接種されるのは今回が初めてで、注入された遺伝子情報が人々の遺伝子にどんな影響を与えるのかは未知数です。

接種後にすぐに副作用が生じなくても、数年経った後に生じるかもしれません。ワクチン接種で感染症を予防できても、その副作用で他の病気には罹りやすくなるかもしれません。

ワクチンには副作用がつきものなので、新たなワクチンが開発されて使用されるまでには何年もかけて試験を繰り返して安全性を確認してゆきます。ところが今回のワクチンはわずか1年で開発されて使用されました。安全性の確認は十分に行われたのでしょうか?

過去のインフルエンザのワクチン接種での事例では、ワクチンを打たなくてもインフルエンザに罹らない人もいたし、逆にワクチンを打ったのにインフルエンザに罹る人もいました。

感染症の予防で必要なのはワクチン接種よりも自己免疫力を高めることです。自己免疫力は十分な睡眠、適度な運動、健全な食事など、健康な生活を心掛けることで高めてゆくことができます。私は無農薬栽培で健全に育った野菜を常食しながら自己免疫力を高めて予防したいと思います。

「例えワクチンに副作用があるとしても、ワクチンを打たなくてはウイルスから自分の身を守れない」と思いこまなくてもよいと思います。

 

« 令和3年4月16日n野菜セット・葉物野菜の日持ちについて | トップページ | 令和3年4月19日の野菜セット・日本原産の食材とは »

農場通信」カテゴリの記事

2023年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ