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2021年3月

2021年3月30日 (火)

秋は種まきが1日遅れると収穫が3日遅れる 令和2年9月25日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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秋は種まきが1日遅れると収穫が3日遅れる  令和2年9月25日

涼風の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  それぞれの野菜の種には発芽するのに適した気温があります。春と秋はほぼ同じ気温ですので、春に種を播く野菜と秋に種を播く野菜は似ています。ただ、春は次第に気温が上昇していって発芽した作物の生育速度もぐんぐんと増してゆきますが、逆に秋は次第に気温が下がっていって発芽した作物の生育速度がゆっくりになってゆきます。

「春は種まきが3日遅れても収穫は1日遅れるだけだが、秋は種まきが1日遅れただけでも収穫が3日遅れる」と以前に教わったことがあります。この言葉をそのまま当てはめると、もしも秋に1週間ほど種を播くのが遅れれば、20日以上も収穫が遅れることになります。春ならば種まきが遅れても気温上昇によってその遅れを取り戻せますが、秋は種まきが遅れると、作物は収穫を迎える前に寒くなって生育が止まってしまう恐れもあります。

  秋の大根の種まきの適期は、この地域では8月下旬から9月20日頃までだと思います。秋の遅い時期から収穫時期を迎え、長い冬の間も土をかぶせて防寒すればずっと収穫できます。先月から少しずつ種を播き始めていましたが、9月20日すぎた後にもっとたくさん種を播いておかないといけないことに気付き、少し遅れて種を播いて追加しました。

  玉ねぎは、この地域では9月の中旬頃に種を播き、翌年の5月以降に収穫されます。特に玉ねぎの場合は、種を早く播きすぎても遅く播きすぎてもうまく育たず、種まきの適期がとても狭い作物です。今年は9月19日に玉ねぎの種を播きました。小林農場では小さな玉ねぎがたくさん収穫される傾向があり、玉ねぎを大きく生育させるには9月10日頃には種を播いておいたほうがよかったかもしれません。そんなことを今頃になって思いました。

  どうも最近の私は除草作業などを優先して、種を播く作業を後回しにしてしまう悪い癖がついてしまっているようです。「秋は種まきが1日遅れると・・・」の言葉を思い出して気を引き締め直し、10月に種を播く作物やその時期、播く場所などを再確認しました。

10月に種を播く作物は、来年の4月に収穫されるものも含まれています。4月は1年で最も収穫できる野菜が減る「端境期(はざかいき)」であり、この10月に種を播いて育てる作物は、必ず適期に種を播いて確実に端境期に収穫できるようにしておきたいです。

  最近の冬は暖かいので、あまり寒さに強くないキャベツやサニーレタスなども、10月に種を播いて防寒しながら育てれば、4月頃にはたくさん収穫できるかもしれません。玉ねぎと同様、「冬越し春採り」のキャベツは種まきの適期が狭いらしいのですが、適期はいつなのか、まだよく分からないので、時期をずらしながら何回にも分けて種を播いてみて、どの時期に種を播いたキャベツが良く育つのか観察しながら、適期を探りたいと思います。

  10月からホウレンソウの種まきが本番を迎え、11月上旬まで時期をずらしながら種を何回も播いてゆきます。本来、ホウレンソウは主に冬に収穫される作物ですが、4月まで収穫できるように改良された品種も開発されて、小林農場でも冬だけでなく4月にもホウレンソウを多く収穫できるようになりました。来年の春まで見据えながらの種まきです。

2021年3月28日 (日)

令和3年3月26日の野菜セット・4月の菜の花について

Dscn4040 近所の立派なハクモクレンの白い花が満開の様子。

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今回の内容です。

人参、赤大根、サツマイモ、キクイモ、ネギ、サニーレタス、ほうれん草(2袋)、小松菜、菜の花

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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3月下旬より、「菜の花」が収穫時期を迎えています。

「菜の花」は人気の高い品目で、4月中には野菜セットに入れ続けてゆきたい品目です。4月は出荷できる野菜が少なくなる端境期(はざかいき)ですので、4月に旬を迎える「菜の花」はとてもありがたい存在です。

「菜の花」とは、小松菜や油菜やかき菜などのアブラナ科の作物が春になって伸ばす「花茎」とつぼみの部分を摘み取って収穫されたものです。

つぼみが現れると短期間で黄色の花を咲かせますが、花が咲いてしまうと花茎は筋っぽくなっておいしく食べられなくなります。つぼみが現れたらすぐに、花を咲かせる前に収穫しないといけません。そのような収穫適期の短い「菜の花」をできるだけ長い期間、収穫して出荷し続けてゆくには工夫が必要です。

昨年の9月末から10月末にかけて、時期をずらしながら小松菜などの種を何回にも分けて播きました。種まきの時期をずらせば、収穫時期もずらすことができて、長い期間、収穫適期の「菜の花」を出荷できるようになります。

また、小松菜や油菜やかき菜など、いろいろな種類の種を播きました。種類が違えば収穫時期も違って収穫時期がずれて、長い期間、収穫適期の「菜の花」を出荷できるようになります。同じ小松菜でも、いろいろな品種の小松菜の種を播けば、収穫時期がずれます。

Imgp0088 去年の4月下旬頃の「菜の花畑」の様子。

4月が終わる頃には、小松菜などは花を咲かせる速度を速めて、私が摘み取る前に黄色の花を咲かせます。

黄色の花で染まってゆく畑の光景はきれいですが、「菜の花」の出荷はできなくなります。

今年は桜の開花が早かったので、小松菜などが開花する速度も速いかもしれません。いつもよりも早い時期に「菜の花の見頃」を迎えるかもしれません。

2021年3月25日 (木)

令和3年3月22日の野菜セット・冬越し栽培のサニーレタスについて

Dscn4043 我が家の庭の桜の樹。つぼみが膨らみ、開花間近。

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今回の内容です。

人参、赤大根、サツマイモ、キクイモ、ネギ、サニーレタス、ほうれん草(2袋)、しろ菜、菜の花

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Dscn4048 サニーレタスがポツポツと収穫時期を迎えそうです。

昨年まではサニーレタスの種を2月に播き4月下旬から収穫されていました。

今回は試しに昨年の秋にサニーレタスの種を播いてみましたが、3月下旬よりポツポツと収穫し始められそうです。

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昨年の秋に植えたサニーレタスの苗を無事に冬越しさせるために、まずビニール資材を畝に張って地下が冷え込まないようにして、苗を植えた後は防寒布をかぶせて防寒しました。

サニーレタスは寒さに強いようで、植えられた苗の多くが霜枯れすることなく無事に生育してくれました。

Dscn4012 こちらは冬越しキャベツの様子。

サニーレタスと同じように秋に種を播いて育てたキャベツを防寒しながら冬越しさせてみましたが、サニーレタスと比べて寒さに弱いようで、多くのキャベツの苗は霜枯れしてしまいました。生き残った苗の生育もいまいちで、結球が小さくなるような感じです。

キャベツの冬越し栽培についてはもっと勉強をしないといけません。

3月、4月は1年で最も出荷できる野菜の種類が減る「端境期(はざかいき)」です。旬を大切にする小林農場では通常はビニール資材を使用して人工的に作物の生育を調整するようなことはしませんが、端境期だけはビニール資材を利用して出荷できる野菜の種類数を確保するようにしています。ビニール資材で保温しながら作物の生育を推進しないと今の時期は出荷できる野菜がなくなってしまいます。

今年は3月からサニーレタスが出荷できそうで、この時期は新たに出荷できる野菜が1品増えるだけでも助かります。

 

2021年3月23日 (火)

お金になる作物、ならない作物   令和2年9月17日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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お金になる作物、ならない作物   令和2年9月17日

朝夕は日毎に涼しくなってまいりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  この夏にモロヘイヤを生協にたくさん出荷させていただくことになり、春には500個ほどのモロヘイヤの苗を育てて畑に植えてゆきました。それでも生協からいただいた注文量を出荷しきれず、出荷量を減らさせていただくことになりました。生協からの大量の需要にお応えするには1000個以上の苗を育てて植えないといけないと思いました。

  苗の頃は草のような姿だったモロヘイヤですが、今では立派な樹に育ち、私の背丈と同じくらいの高さにまで伸びています。樹から繁茂している茎葉を1本1本、手で摘みながら収穫してゆきます。9月に入って秋が来るのを感じると樹は花を咲かせ始め、茎葉は筋っぽくなっておいしく食べられなくなります。花が咲くのを合図にして、出荷を打ち切ります。

  生協へのモロヘイヤの出荷は8月ですでに終了しているのですが、まだ花を咲かせていないモロヘイヤの樹もたくさんあり、今でも柔らかな茎葉がたくさん収穫できています。おそらく10月に入る頃には全ての樹が花を咲かせると思うので、その前にできるだけたくさん出荷しておかないともったいないです。多くのご家庭でモロヘイヤは好評でしたので、現在の野菜セットには多めにモロヘイヤを入れさせていただいております。

  モロヘイヤのような売れる見込みのある野菜のみを大量に栽培すれば、効率的に収入を増やせます。小林農場では50種類ほどの野菜を栽培していますが、全ての野菜の栽培に均等に力を入れているわけではありません。人参、キャベツ、白菜などの需要の高い野菜、つまり「お金になる野菜」は、栽培面積を増やしたりして、手間と時間をかけて栽培しています。その分、他の「あまりお金にならない野菜」の栽培には、手を抜きます。

  米は日本人の主食であり、稲は日本で最も大切な作物です。しかし稲、麦、大豆などの粒をかき集めるようにして収穫されるような作物は、手間をかけて収穫したわりにはお金にはなりません。「塵も積もれば山となる」と言いますが、山になるくらいにたくさん粒を収穫するには、かなり広い面積でたくさん栽培しないといけません。田植え機やコンバインなどの機械が必要となり、その燃料費などでお金がかかり、儲けが少ないです。

  昔と比べて現代は生活してゆくのにお金がかかるので、農家もお金にならない作物を栽培しようとしません。それで稲の国内の生産量が減っています。しかし長い間、日本人の食生活の主役を担った稲を、お金にならないからという理由で日本人が栽培することをやめていいわけがありません。本当は日本人にとって、金よりも米のほうが大切なはずです。

  今月、近所の田んぼでは稲刈りの催しが行われ、みんなで稲を鎌で刈って収穫してゆきます。私も参加させていただこうと思います。小林農場は「お金になる野菜」を栽培するのに力を使い果たして、「お金にならない稲」を栽培する余裕はありません。一人で稲を栽培しようとすると気が遠くなりますが、みんなで協力しながら賑やかに稲作を行うのであれば、私も稲作に関われそうな気がします。収入を得ることが目的ではなく、人々が交流を楽しみながら水田環境を維持してゆくことを目的とした稲作が、各地で取り組まれています。

2021年3月22日 (月)

令和3年3月19日の野菜セット・菜の花の出荷開始

Dscn4009 開花直前のボケの木のつぼみ。

花が咲いた様子もきれいですが、開花する直前のつぼみがぷくぷくと膨らんでゆく様子を見るのも好きです。

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今回の内容です。

人参、赤大根、サツマイモ、キクイモ、ネギ、ほうれん草(2袋)、小松菜、菜の花、切り干し大根

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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Dscn2732 「菜の花」が少しずつ収穫され始めています。

小松菜などの葉物野菜から伸びた茎(花茎)とつぼみを摘んで出荷されるのが「菜の花」です。

順調に花茎が伸びてゆけば、4月末まで菜の花を出荷し続けられると思います。

甘味も苦味も盛り込んだ独特の香りがおいしいです。

花茎のコリコリとした食感も楽しめます。

すぐにしおれやすいので、なるべく早く料理して食べるとよいです。もしも数日間、貯蔵する場合は、濡れた新聞紙にくるんで袋に入れて野菜庫へ(冷凍保存はお勧めしません)。

小松菜などと同じようにおひたしやあえ物など、いろいろと料理できます。

パスタや肉などといっしょに、塩、コショウ、ニンニクなどを加えながら炒めてもおいしいです。菜の花を炒める前に下茹でをしておくとよいですが、短時間で火が通るので茹ですぎに注意。炒める時も最後にさっと炒めればよいです。

 

2021年3月21日 (日)

月の満ち欠けの暦・睦月の風景 (2月12日~3月12日)

睦月(むつき)

  期間:今年は2月12日の新月の日から3月12日の新月の日まで

古来の日本人に馴染の深かった太陰暦。その暦は月の満ち欠けを基準にして成り立っていました。

以下に太陰暦の睦月の頃(2月12日~3月12日)の小林農場の風景を、写真でつづってゆこうと思います。

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Dscn3925 2月下旬頃まではにすっきりと晴れる日が多かったです。

Dscn3693 晴れると陽がポカポカ。お昼寝するのに良い感じでした。

 

Dscn3946 畑はすでに春草が地を這うようにして覆っています。

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上の左の写真はホトケノザ。右はオオイヌノフグリ。

ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ハコベの3つは、小林農場の畑の代表的な春草。さらにヒメオドリコソウを加えれば、春草四天王。

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開花を間近に控えた木々の冬芽。上の左はボケの木のつぼみ、右はレンギョのつぼみ。

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畑にやって来た野鳥。

Dscn3863 春野菜の苗を温床の中で育てている様子。

Dscn3866 発芽したばかりの苗。

Dscn4000 立派に育って畑に植えられてゆく直前のキャベツの苗。

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昨年の秋に畑に苗を植えられて、冬越しをしているサニーレタスの様子。

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玉ねぎの苗。2月は体が小さくて弱々しかったけれども、3月に入ってたくましく伸びてきています。

Dscn3926 畑の様子。防寒のため、ビニール資材を畑に張りながら栽培。

Cimg0799 睦月の頃、2月27日に満月となりました。ちなみに、左の写真は秋の頃に撮った満月。今後はどの季節でも満月を写真に収めて、季節によって満月の様子も違うのか、見比べてみたいです。

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次の季節は 如月(きさらぎ)

  期間;今年は3月13日の新月から4月11日の新月まで

  如月の頃の二十四節気

   3月20日 春分 昼夜の時間が等しくなる

   4月4日 清明 春の気が満ちて、清らかで生き生きとした様子になる

  如月の頃の七十二候

   3月15日頃 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)  青虫が羽化して紋白蝶になる
   3月20日頃 雀始巣(すずめはじめてすくう) 雀が巣を構え始める  
   3月25日頃 桜始開(さくらはじめてひらく) 桜の花が咲き始める 
   3月30日頃 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)  遠くで雷の音がし始める
   4月4日頃  玄鳥至(つばめきたる) 燕が南からやって来る
   4月9日頃  鴻雁北(こうがんきたへかえる)  雁が北へ渡って行く
 

  次の満月は3月29日(月)の夜

  如月、小林農場周辺ではここに注目

   ・次々と届く花便り(コブシ、サクラ、ハクモクレン、レンギョ、ボケなど)

   ・黄色に染まる菜の花畑

   ・蝶々が舞い始める

   ・なごり雪(名残の雪)が降るか?(昨年は桜が満開の頃になごり雪が降った)

   ・カエルが鳴き始める

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この季節に聴きたくなる歌 卒業式の歌

卒業式で歌われる歌は、その後の人生にも記憶に残りやすいもの。

感動!最新卒業式ソング ベストCDアルバム「感動!最新卒業式ソング ベスト」

私が図書館から借りたCDアルバムです。卒業式で歌われる新旧の名曲を、児童合唱団による合唱で収録されています。

小林の耳に残った3曲

 ・仰げば尊し 作詞・作曲/不詳  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。仰げば尊し
   「蛍の光」とともに昔から卒業式で歌い継がれてきた歌

 ・巣立ちの歌 作詞/村野四郎  作曲/岩河三郎  この曲のカバー曲を聴くには右をクリック。巣立ちの歌.wav  
    私が子供の頃に卒業式で歌った歌。私と同じ世代の方々の多くはこの歌を卒業式で歌ったと思います・

 ・旅立ちの日に 作詞:小嶋登,作曲:坂本浩美  このカバー曲を聴くには右をクリック。 旅立ちの日に.wav
    私よりも若い世代の方々の多くは、この曲を卒業式で歌ったようです。

  

2021年3月17日 (水)

令和3年3月15日の野菜セット・ホウレン草の徒長について

 

今回の内容です。

人参、赤大根、サツマイモ、ネギ、キクイモ、ほうれん草(2袋)、小松菜、ジャガイモまたは菜の花

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ホウレン草がたくさん収穫時期を迎えて、たくさん出荷しております。

ホウレン草が密生している箇所では、高く高く背を伸ばしてヒョロヒョロと腰が高い格好をしています。茎が間延びしていて、葉も広がらずに小さく、見た目が弱々しいです。このような状態を「徒長する」と言います。

3月に入って暖かくなり、ホウレン草の生育が速まっています。ホウレン草同士が密生しやすくなり、徒長気味のホウレン草が増えてきています。

最近は徒長気味のホウレン草も出荷してみましたが、徒長気味のホウレン草は収穫後の持ちがあまり良くなく、短期間にしおれてしまいやすいです。徒長気味のホウレン草はなるべく出荷しないほうがよいです。

ホウレン草を徒長させないようにするためには、ホウレン草同士の株間を密生させないことです。ホウレン草が収穫時期を迎える前に、込み合っている株間をすっきりと間引く作業が必要です。

冬はホウレン草の生育が遅くて間引きをしなくてもすぐに込み合ったりしないので徒長はしにくいのですが、ホウレン草の生育が速まって徒長しやすくなる春は、間引き作業は必須です。間引き作業を怠ると、せっかく収穫時期を迎えてくれたホウレン草が全部、徒長してしまうかもしれません。

茎が太くて葉も広い。それでいて背丈は高すぎずに、腰が低くてどっしりとしている。そんな姿のホウレン草を出荷できるようにしてゆきたいです。

今はホウレン草がどんどん伸びてしまい、伸びすぎてしまう前に急いで収穫して出荷しないといけません。なかなか生育が進まずにのんびりとホウレン草を収穫していた冬は終わりました。

Dscn3966 収穫適期を迎えているホウレン草の様子。この状態で収穫したいけれども、1週間経つとかなり伸びて出荷しにくくなります。

 

2021年3月15日 (月)

令和3年3月12日の野菜セット・キクイモ栽培について

今回の内容です。

ジャガイモ、人参、赤大根、サツマイモ、ネギ、キクイモ、ほうれん草(2袋)、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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昨年は初めてキクイモを栽培してみて、現在は2000円セットに入れています。

日本ではキクイモはまだあまり知られていない野菜ですので、皆さんから質問をいただいております。食べ方についてだけではなく、栽培の様子についての質問をいただいておりますので、今回はキクイモ栽培の様子をご紹介したいと思います。

・種イモの購入

通常のお店では販売されていませんでしたので、私はインターネットで以下の種苗店から注文して取り寄せました。

荒川種苗店(京都府)

・種イモの植え付け

昨年は4月末に種イモを一つ50gくらいに分割して、50個ほどを50cmくらいの間隔を空けて植えてみました。

発芽率はほぼ100%でした。

・生育期間中

ほとんど勝手に生育して、私の身長よりも高く育ちました。肥料を与える必要はなさそうで、雑草よりも元気に生育していたので除草作業もほとんど必要ありませんでした。

ただ、身長が高く伸びすぎて、秋に強風が吹いた日に横倒しになりました。それでもイモは肥大して収穫できましたが、支柱を建てて倒さないようにしてあげればもっと収量が良くなっていたかもしれません。

・収穫

11月頃に全ての茎葉が枯れてから、地下で肥大したイモをゆっくりと収穫し始めました。

・出荷

イモは寒さにやたらと強く、防寒作業はほとんど必要ありません。収穫時期を迎えたら、そのまま土の中にイモを残しておけばよいです。

土の中から収穫してから日が経つと、乾燥してフニャフニャにしおれてしまいおいしく食べられなくなります。出荷する直前まで、土の中に掘り出さずに残しておきます。

おそらく、3月末まではおいしく食べられると思います。4月に入るとイモから芽が出てきて、おいしく食べられなくなると思います。

芽が出てきたイモは、そのまま種イモになります。4月に畑へ植え戻せば、再びキクイモ栽培が始まります。

・注意点

キクイモは生命力が旺盛で栽培しやすいですが、土の栄養をたっぷりと吸収するので、キクイモを栽培した後は土がやせます。連作は避けたほうがよさそうです。また、キクイモのすぐ近くで他の作物を育てるのも避けたほうがよさそうです。

キクイモは生命力が旺盛で野生化しやすく、在来の植物を駆逐しながら繁殖してしまうので、環境省では「要注意植物」として「ブラックリスト」に入れられています。キクイモを収穫する時にイモを畑に取り残してしまうとそのイモから芽が出てきて、キクイモが雑草として畑で繁殖してしまうかもしれませんので、注意。

Dscn3339 旺盛に伸びて生育するキクイモ。

Dscn3486 明るい花を咲かせるキクイモ。

Dscn3762 地下でイモが肥大する。外見はショウガに似ている。

 

 

2021年3月14日 (日)

学校給食で求められる規格   令和2年9月10日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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学校給食で求められる規格   令和2年9月10日

新涼の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場の地元の栃木県芳賀郡では、地元の農家が栽培した地場産の野菜を小学校や中学校などの給食の食材として取り入れています。小林農場は今までジャガイモを学校給食用に出荷してきましたが、今月は初めて玉ねぎを学校に出荷させていただきました。

  玉ねぎがいっせいに収穫されるのが6月上旬で、その後は倉庫にて長期貯蔵されます。時間が経つと貯蔵中に玉ねぎの表面にスス状の黒いカビが現れることが多いです。水洗いすればすぐに落ちるので料理するのには問題はありませんが、見た目は良くありません。

このような玉ねぎを学校側が受け入れてくれるのかどうか不安でしたので、学校給食の担当者の方に用意した玉ねぎをお見せしながらたずねてみると、「全く問題はない」と一目見てはっきりとおっしゃってくれました。少し見た目が悪くても大切に地元で採れた野菜を給食に利用してゆこうという学校側の大らかな心意気が感じられて、心強かったです。

  給食を調理される方々は限られた時間内にたくさんの児童の分の給食を料理しなくてはいけなく、料理しやすい大きな玉ねぎを出荷するように要請されています。収穫した玉ねぎの中から大きな玉ねぎのみを選別して、学校への出荷用として別に保管しておきました。

  いっぽうで一般家庭では一度に大量の玉ねぎを料理する機会は少ないので、あまり大きすぎる玉ねぎは扱いづらいと思います。野菜セットには使い切りやすい大きさの玉ねぎを出荷するようにしています。出荷先の需要に合わせてうまく玉ねぎを振り分けられます。

  畑にたくさん肥料を与えれば玉ねぎはよく太って、学校に出荷できるような大きな玉ねぎをたくさん収穫しやすくなります。しかし玉ねぎは肥料をたくさん吸収すると貯蔵性が悪くなりやすいようで、以前に玉ねぎにたくさん肥料を与えて太らせてみたら、収穫してから短期間で傷んでしまう玉ねぎが続出して、大量に廃棄しなくてはいけなくなりました。

玉ねぎは一般家庭でよく使われる食材なので、野菜セットにはできるだけ長く、玉ねぎを無事に貯蔵しながら入れてゆきたいと思っています。今年はほとんど肥料を与えずに玉ねぎを育てましたので、貯蔵中に傷んでしまう玉ねぎは少なく、12月頃までは野菜セットに出荷できると思います。ただ、大きく育った玉ねぎも少なく、学校側からの玉ねぎの注文量は多いのですが、小林農場はその注文のほんのわずかにしかお応えできません。大きな玉ねぎか、貯蔵性の良い玉ねぎか、どちらか一つを選ぶとすれば、小林農場は後者を選びます。

ジャガイモが最も学校給食に出荷しやすい作物だと思いますが、最近の小林農場の畑では小さなジャガイモばかりが収穫されて、学校に出荷できるような大きなジャガイモを収穫できていません。毎月、学校給食に野菜を出荷している農家が集まって会議を開いていますが、先月の会議には久しぶりに私も出席して、皆さんから「あれ、久しぶりじゃないか」と暖かく声をかけていただきました。最近の私はほとんど学校給食に貢献できていませんが、皆さんはまだ私の顔を覚えてくれているようです。この数年のジャガイモ栽培の不振の原因は種イモの植え方に問題があると推測しています。なんとか改善してみせたいです。

2021年3月11日 (木)

令和3年3月9日の野菜セット・3月11日は食の安全を考える日~福島第一原発事故から10年~

Photo_20210311071801 畑にやって来た鳥。

おそらく、タカの仲間だと思います。大きさはカラスと同じくらいでした。

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今回の内容です。

ジャガイモ、人参、赤大根、サツマイモ、ネギ、キクイモ、ほうれん草(2袋)、小松菜、切り干し大根

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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今年の3月11日に、福島第一原発事故から10年目を迎えます。

小林農場では3月11日は「食の安全を考える日」と定めております。

原発事故によって東日本全体に有害な放射能物質が飛散しましたが、改めて放射能物質の危険性について、以下にまとめてみました。

・放射能物質に触れたり体内に取り入れたりして被ばくすると、癌や白血病などの病気に罹りやすくなる。

・被ばくしてから発症するまで時間がかかる場合もあり、被ばくしてから10年経った後に発症する場合もあるし、20年経った後に発症する場合もある。

(よって被ばくした後は長い期間、「病気になるかもしれない」という不安を抱え続けることになる)

・放射性物質が分解して消滅するまで、数万年以上もかかる。

(消滅するまでは、自然環境を汚染し続ける)

・放射性物質は人の目には見えず、どこに居るのか分からない。自然界に飛散してしまうと、回収するのは難しい。

・子供達は放射線への感度が高く、大人達よりも子供達のほうが被ばくによる健康被害を受けやすい。体が変化してゆく妊婦も被害が表面化しやすい。

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原発事故の記憶が風化してゆくことが問題視されていますが、この小林農場のブログでは原発事故の記憶が風化されることはありません。3月11日がやってくる度に、何度でも記憶を蒸し返してゆこうと思います。

原発事故について書いた過去の農場通信を再公開いたします。

3.11は安全を考える日~信頼の中にこそ~ 平成26年3月10日

日ごとに春めいてまいりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  今から3年前に発生した東日本大震災と福島第一原発事故。原発事故の記憶が生々しく残りまだ東北・関東地方の農作物の安全性をめぐって混乱が収まらないでいた頃に、中年の女性の方から小林農場に電話で野菜セットについてのお問い合わせをいただきました。

  「食材への放射能汚染について心配しています。安全に食べられる野菜を探しています。そちらで作っている野菜は絶対に安全ですか?」とたずねる女性。

  「出荷する野菜は定期的に放射能検査をしていこうと思っています。それで、国が定めた規制値を下回るようであれば、出荷していこうと考えています。」と応じる私。

  「私たちの家族の中には幼い子もいます。絶対に安全だと生産者の方が言っていただけないような野菜を買うことはできません。」と女性。

  「放射能汚染の危険性についてはまだはっきりと分からないことがたくさんあります。とりあえず国が定めた規制値に基づいて、その数値を下回るようであればそれほど大きな危険はないと判断して出荷していきたいと考えています。」と同じことを繰り返す私。

  けっきょく女性は野菜セットを注文することをあきらめて電話をきりました。彼女に対して他に対応の仕方がなかったのだろうかと、今でもその時のやりとりを思い出します。

あの頃はどれくらいの被ばく量が安全なのか危険なのか、国の定めた規制値が適切なのかどうか、私の頭の中でも整理しきれずにいました。はっきりと「絶対に安全なので全く心配しなくてもいいですよ。」などと軽々しく言う気にはなれませんでした。

農薬や食品添加物や遺伝子組み換えや食品偽装など、他にもたくさん食品にまつわる深刻な問題があるのに、放射能汚染のことばかりが注目されて、福島県や東北・関東地方の農産物ばかりが危険視される風潮に、違和感を感じずにはいられませんでした。

放射能汚染を避けるために国内産の農産物を買うことを避けて外国産の農作物を買えば、放射能の心配は減るかもしれません。でも、国内産では滅多に見られないような残留農薬を多く含む食材や遺伝子組み換え食品、あらゆる偽装がされた食品などが日本の市場に侵入するようになり、新たな危険性を抱えることになるかもしれません。

さまざまな環境汚染が全世界に広がっています。どの食材にもなにかしらの危険性があります。世界中、どこを探しても「絶対に安全な食材」を見つけるのは困難でしょう。どんなに生産者が努力しても、「絶対に安全な食材」を作れないのが現実です。

しかし、生産者も消費者も努力すれば、食品の安全性を高めていくことはできます。東日本に暮らしている消費者の方々が顔の見える地元の生産者と共に、放射能汚染の中でどのようにして食品の安全性を高めていくか対策を練る。そうすることによって、どこか遠くの正体の分からぬ食品を入手するよりも、食の安全を確保していけると思います。

生産者と消費者が顔の見える信頼関係を築く中で作り出される食材こそがこの世で一番安全な食材なのだと、私は思います。生産者のみが努力するのではなく、消費者もいっしょになって社会全体で自然環境の保護に取り組まなければ、食の安全は守れません。

2021年3月 9日 (火)

9月とその先の野菜セット   令和2年9月3日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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9月とその先の野菜セット   令和2年9月3日

初秋のみぎり、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  8月はいろいろな夏野菜が収穫できて、野菜セットを作るのが楽でした。トウモロコシやトマトなど、特に子供達が喜んでくれるような楽しい野菜を出荷することができました。

  9月に入るとトウモロコシもトマトも姿を消して、9月下旬にはモロヘイヤも花を咲かせて食べられなくなります。ナスやピーマンなどの夏野菜も秋の気配を感じて収量が落ちてゆきます。今年はナスとピーマンが不調で、実がなかなか太らず、出荷している実は小さいです。これらは通常は10月上旬まで収穫できるのですが、今年はすでに収穫できる実がずいぶん少なくなって、収穫時期が早くも終わってゆくような気配が漂っています。

  通常では9月より長ネギとカボチャが新たに出荷されてゆきます。ところが今年は長ネギの種が順調に発芽してくれず、現在はまだ、長ネギを出荷できる状態ではありません。

  カボチャは、畑に苗を植えた後は元気にツルを伸ばして生育していたので、今年は豊作になるだろうと思っていました。ところが極端に雨の日が多かった梅雨と極端に雨の日が少なかった猛暑を経て、ツルの葉色が悪くなって様子が怪しくなってゆきました。先週、一部のカボチャ畑からカボチャを収穫してみましたが、収穫できた実は少なかったです。9月からカボチャを出荷できるかどうか、在庫数を確認しながら検討してみたいと思います。

近所の農家の皆さんも今年はカボチャが不作だったようです。極端な天候は何事も野菜の生育には良くありません。でも、天候を農家の思い通りにすることはできません。今年は全国的に多くの野菜が不作で、野菜の値段が高騰していると報道されています。雨ばかりで長かった梅雨、暑すぎる猛暑などで、どの農家の皆さんも作物栽培に苦戦したようです。

4月に種を播いて育てるのがカボチャの一般的な栽培ですが、今年は4月だけではなく、真夏にもカボチャの種を播いて育ててみました。遅い時期に種を播いて育てるカボチャは寒くなり始める晩秋に収穫時期を迎えますが、おそらくたくさんの収量は期待できません。少なくてもかまわないから、少しでも出荷できるカボチャの数を増やせればよいです。

8月は雨がほとんど降らずに畑が乾き、大根やカブやほうれん草などの秋野菜の種を播きましたが発芽しませんでした。9月から10月にかけての秋は出荷できる野菜が少なくなる見込みで、野菜セットを作るのに苦労しそうです。それはもう、しかたのないことなので、11月以降にたくさん野菜を出荷できるように、畑仕事に専念したいと思います。

9月に入ってから雨が降るようになって、畑が潤いを取り戻しています。今ならば畑に種を播けば楽に発芽するでしょうし、苗を植えればすんなりと根付くでしょう。先日、畑に大根やカブやほうれん草などの種を播き、白菜やキャベツやレタスなどの苗を植えました。

キュウリだけは安定していて、6月からずっと、全てのご家庭にお届けすることができています。雨が多すぎても少なすぎてもおかまいなしに、キュウリの樹はたくさんの花を咲かせて実を実らせてくれていました。いろいろな種類の作物の種を播いていれば、今年のキュウリのような「農場の救世主」になってくれるような作物が現れたりするものです。

2021年3月 8日 (月)

令和3年3月5日の野菜セット・赤大根について

Dscn3976 Dscn3978

3月3日の桃の節句に、近所の梅の花が見頃を迎えていました。新暦では3月3日に桃の花は咲いていませんので、「梅の節句」と呼び名を改めてもよいかもしれません。

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今回の内容です。

ジャガイモ、人参、赤大根、サツマイモ、ネギ、キクイモ、ほうれん草(2袋)、小松菜、切り干し大根

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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冬の間、土をかぶせて防寒しながら貯蔵してきたカブが傷み始めてきたので、出荷を終了いたしました。

人参も頭の先が傷み始めてきて、傷んでいる部分だけ切り落としながら出荷させていただいております。人参も間もなく出荷できなくなると思います。

長く貯蔵してきたジャガイモも、表面が縮んでシワが目立ち始めてきました。3月中に在庫を全て、出荷したいと思います。

春になって気温が上がり、気温の低かった冬に貯蔵してきた根菜類も貯蔵が効かなくなり、3月中に次々と出荷が終了する見通しです。

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土をかぶせて防寒しながら貯蔵していた白い大根も、3月に入る頃には傷んでしまい出荷ができなくなりました。

そんな中、外皮が薄っすらと赤色に染まる赤大根だけは傷まずに、今でも無事に貯蔵されています。

今年は3月中に赤大根の在庫が全て出荷される見通しですが、今までは4月になっても赤大根を無事に貯蔵して出荷できていました。根菜類が次々と出荷が終了してゆくこの時期でも出荷できる、希少な品種です。

Dscn3994 赤大根。品種名は「もみじ」(トーホク交配)。

Dscn3996 中身も薄っすらと赤色に染まっています。

Dscn3998 辛味が穏やかで、サラダや漬け物などの生食で食べるとおいしいです。

私は繊切りした赤大根に塩と酢を加えてそのまま食べるのが好きです。酢にしばらく漬けておくと赤色がさらに濃く発色してきれいですので、甘酢漬けにしてもよいです。

 

2021年3月 4日 (木)

農業は罪   令和2年8月27日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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農業は罪   令和2年8月27日

残暑お見舞いをもうしあげます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

予報では今年の残暑は長くなるらしいです。この夏も多くの人々が新型コロナウイルス対策のためにマスクを着用していますが、マスク着用は体温を上げてしまうので、猛暑の中で着用していると熱中症にかかる危険があります。熱中症にかかりやすい人はマスクを外したほうがよいので、マスク着用を全ての人に強要してしまわないようにしたいです。

私も皆さんのお宅に野菜セットをお届けする時だけはマスクを着用するようにしています。マスクがどこのお店でも品薄となり入手しづらかった4月頃に、小林農場の野菜セットを定期購入されている複数のご家庭が綿やガーゼなどを仕立ててわざわざ手作りしてくださったマスクを私に贈ってくださいました。ありがたくそれらのマスクを水洗いしながら、大事に繰り返し使わせていただいております。

  新型コロナウイルスの感染者の多くは症状が出ないので、自分がウイルスに感染していること気付かぬまま暮らしています。もしかしたら私も皆さんもすでに新型コロナウイルスに感染していて、無自覚に周りの人達にウイルスをうつしているのかもしれません。

  私達は普通に暮らしていても、無自覚のうちに他人に迷惑をかけてしまう場合もあります。コロナ禍によって経済活動が自粛されましたが、それで大気汚染が解消されて空気がきれいになったようです。普段の私達の経済活動はかなり大気を汚していたらしいです。

  小林農場は「地球環境に優しい農業」を目指して、農薬を畑に散布しないようにしてきました。しかし、軽トラックやトラクターを作動することによって、大気中に排気ガスをまき散らしてきました。農家として生計を成り立たせてゆくにはたくさん野菜を栽培して販売しないといけないので、軽トラックやトラクターはどうしても使わないといけません。

  作物を食べる虫を「害虫」と呼んでつぶし、作物の周りに生える草を「雑草」と呼んで引き抜きます。作物を無事に育てるために、ずいぶんたくさんの虫や草の命を奪っています。

畑で育つジャガイモも玉ねぎもみんな、私達と同じ、生き物です。私達は他の生き物の命を奪って食べなければ、生きてゆけません。考えてみれば、私達はとても罪深い存在です。

  自然環境に全く迷惑をかけずに農業を営むことは不可能です。だからせめて、自分の罪深さを自覚してゆくことを大切にしたいと思っています。そうすれば「せめて畑に農薬を使うことはやめてみるか」という気にもなり、少しでも大自然と謙虚に接するようになれます。

  罪深い自分を受け入れて許すことが大切です。自分の罪を許せれば他者から受ける迷惑も許せるようになって、優しい気持ちで他者と接することができると思います。今まで私達はインフルエンザの流行期には周りの人々とインフルエンザウイルスをうつしたりうつされたりしながら暮らしていましたが、そのことをお互いに寛容に許し合っていました。

自分の罪を許せなければ他者から受ける迷惑も許せなくなって、他者との関係を壊してしまいます。自分が新型コロナウイルスに感染することを許せないでいると、周りの人が感染することも許せなくなります。「罪」と「許し」の感覚を常に心に両立させたいです。

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後記(3月3日記入)

新型コロナウイルスが日本に出現してから1年以上が経ちました。

今まで日本国内では8000名ほどの方々が新型コロナウイルス感染症によって亡くなりました。多くの人の命を奪う危険なウイルスなので、今後も注意が必要です。

いっぽうで、国内で年間38万人の人々の命を奪う癌や、年間21万人の人々の命を奪う心疾患など、他にも怖い病気がたくさんあります。どの病気にもバランス良く注意を支払うことが大切です。

人は年をとって寿命を迎えると免疫力が低下して、病気に罹りやすくなって亡くなってゆくのが自然です。癌や心疾患などによる死亡者の多くは、寿命を迎える年齢の高齢者が占めています。同じように新型コロナウイルス感染症による死亡者の多くが寿命を迎える年齢の高齢者が占めていて、若い世代の死亡者は少ないです。

私も年をとって寿命を迎えれば免疫力が低下してゆき、最後は感染症に罹って亡くなるかもしれません。それは私が寿命を迎えたから亡くなるわけであって、私に病原ウイルスをうつした人が悪いわけではありません。

新型コロナウイルスに感染しても無事に回復している高齢者も多いです。若者よりも元気な高齢者もいますが、元気ならばどの年代でもウイルスに感染して亡くなる可能性は低いです。

人は心理的にストレスを溜め込むと免疫力が下がって健康を損ねてしまう傾向があります。新型コロナウイルス感染拡大を防止する目的で経済活動が自粛されていますが、それによって働き盛りの世代の多くの人々が職と収入を失い、生き甲斐も失い、ストレスを溜め込んでしまいました。その影響で今後は若い世代の人々も健康を損ねて病気に罹りやすくなって重症に陥りやすくなることが懸念されます。

日本国内では20歳以下の子供達は新型コロナウイルス感染症によって一人も亡くなっていなくて、この新型のウイルスは子供達には被害をあまり及ぼしていません。しかし、自殺する子供の人数は増えています。感染拡大防止を目的とした「新たな生活様式」に強いストレスを受けている子供が少なくないことが推察されます。子供達だけではなく、自殺する大人達の人数も増加しています。

通常の免疫力を保持していれば新型コロナウイルスに感染しても重症に陥る可能性は低いです。しかし、「外出自粛の要請」は多くの人々に過度な心理的ストレスを与えて、免疫力が低下して病気に罹ってしまう人を増やしてゆくかもしれません。

インフルエンザの場合は、日本国内では今まで年間1000万人の人々が発症して、年間1万人の人々が亡くなっていました。インフルエンザの流行期には1日に数万人、多い日には1日に数十万人の新規の患者が発生し、かなりたくさんの人々がインフルエンザウイルスに感染していましたが、インフルエンザの流行期でも私達は自粛したりはせず、普段通りに外出していました。それで無限に患者者が増えてゆくわけではなく、時期がすぎれば自然とインフルエンザの患者数は減ってゆきました。

私達は周りの人々との間で病原ウイルスをうつしたりうつされたりしながら暮らしていますが、それで病気に罹る場合もありますが、同時にウイルスに対する免疫も身に付けてきました。そのようにして私達は病原ウイルスと共存してきました。

「新型コロナウイルスに感染してはいけない。人に感染させてもいけない」と呼びかけられていますが、これを本当に実践しようとすると外出を自粛したりしなくてはいけなくなり、過度な心理的ストレスを受けて免疫力が下がってしまうかもしれません。「みんなでいっしょに少しずつウイルスに感染して、みんなでいっしょに少しずつ免疫を身に付けてゆこう」という発想に転換したほうが、心理的なストレスを軽減させながら効果的にウイルスに対する免疫を身に付けてゆけるかもしれません。

あまり過度にウイルスに感染することを回避してばかりいると、私達の体はウイルスと共存できない体質になってしまうかもしれません。

2021年3月 3日 (水)

令和3年3月1日の野菜セット・今後のホウレン草の出荷について

Dscn3975 早生の小松菜はすでにつぼみを伸ばし始めて、菜の花を咲かせる準備をしています。

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今回の内容です。

ジャガイモ、人参、赤大根、カブ、サツマイモ、ネギ、キクイモ、ほうれん草(2袋)、小松菜、切り干し大根

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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2月末に野菜セットに入れたホウレン草が、わずか数日間で葉が黄色くなってしまい、もちが悪かったというご指摘をいただきました。

今まで出荷していたホウレン草は、昨年の10月14日に種を播いて育てて、今年の1月には収穫時期を迎えていました。今は老化して品質が落ち、だんだん葉色も薄くなってきて、収穫後のもちも悪くなってきているようです。

まだ10月14日に種播きして育てたホウレン草がたくさん畑に残っているのですが、見切りをつけて、今後は10月21日に、または、11月1日に種播きして新たに収穫時期を迎えているホウレン草を野菜セットに入れてゆきたいと思います。

収穫時期を迎えたばかりの若々しいホウレン草は品質が良く、収穫後のもちも良いです。時期をずらしながら何回にも分けてホウレン草の種を播くとホウレン草の収穫時期もずれてゆくので、長い期間、品質の良い若々しいホウレン草を出荷してゆくことができるようになります。

昨年の10月から、小林農場のホウレン草畑では10月14日以降にも、10月21日、11月1日、11月14日、11月21日に時期をずらしながら何回にも分けては種を播きました。今年の2月以降も1週間に1回ずつ、少しずつ、ホウレン草の種を播き続けています。この調子で4月上旬まで種を播き続けて、5月末までホウレン草を出荷してゆく予定です。

Dscn3972 10月14日に種を播いて育てたホウレン草。老化して黄色くなり始めている葉も見られます。

Dscn3966 11月1日に種を播いて育てたホウレン草。今後はこの畑より収穫する予定。

Dscn3965 11月14日に種播きして育てているホウレン草の現在の様子。4月に収穫の予定。

Dscn3961 2月7日に種を播いて育てたホウレン草の現在の様子。4月に収穫の予定。

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