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2021年2月 3日 (水)

梅雨寒の毎日    令和2年7月30日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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梅雨寒の毎日    令和2年7月30日

梅雨が明ける間近、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  とても長く感じられた今年の梅雨。この7月に雨が全く降らなかった日はなかったのではないでしょうか。泥だらけの作業服を洗濯しても、日が出なくて乾かせませんでした。

  6月中は「梅雨の晴れ間」もあり、畑が少しだけ乾いて、トラクターを入れて耕すことのできる日もありました。7月に入るとわずかな晴れ間すらなくなり、連日、雨が降り続き、畑には水溜りが目立ちました。この状態で耕せば表土はグチャグチャに練られてしまい、元のフワフワとしていて作業のやりやすい柔らかな表土に戻らなくなる恐れがあります。

  小麦の穂が梅雨の最中に熟して収穫時期を迎えていました。コンバインという機械を使って小麦を収穫するのですが、小麦の穂やワラが降雨などで湿っていると収穫作業中に機械内で詰まってしまい、機械が故障してしまいます。収穫作業はできるだけ小麦全体が乾いている状態で行うことが重要で、わずか数回しかない「梅雨の晴れ間の日」に収穫します。

  今年は7月に入る頃までに3回ほど「梅雨の晴れ間」があり、小麦を収穫できそうでしたが、いずれも外出する用事があり収穫できませんでした。そしてその後はわずかな晴れ間すらなくなり、小麦は湿りっぱなしで、コンバインを麦畑に入れる機を完全に逸しました。そのうち湿ったままの小麦の穂からは新たな芽が発芽してしまい、周りの雑草が高く生育して小麦を覆ってしまい、麦畑は荒地のようになってしまいした。もう小麦を収穫することは無理でしょう。今年は小麦を収穫して小麦粉や乾麺に加工することをあきらめます。

  私は小麦を収穫することに慎重になりすぎていたのかもしれません。無理をしてでももっと早い時期にコンバインを麦畑に入れるべきだったのかもしれません。

  現在、秋に収穫する人参の種を播かなくてはいけない時期ですが、まずは畑をトラクターで耕さないといけません。いくら待っても畑は乾きそうもないので、先日、トラクターを畑に入れてみました。心配していた通りに、耕すと畑がグチャグチャになりましたが、かまわずに耕運を強行。人参の種を播いた後、土がグチャグチャなので覆土ができず、土の代わりにモミガラを種の上に播いて覆いました。かなり無理のある種まき作業でしたが、ここは無理をしてみました。種が無事に発芽して生育してくれるかどうか、見守りたいと思います。

  去年は梅雨が明けて強烈な日差しが降り注ぐようになった後、極端に雨が降らなくなり、畑に植えたばかりの秋キュウリの苗が水不足で枯れてしまいました。今は雨ばかりの酷い天候ですが、それでも全く雨が降らない酷暑の頃と比べれば、水分が十分にある今のほうが種を発芽させたり苗を畑に根付かせたりするのに恵まれた天候といえるかもしれません。

今年は梅雨が明ける前に苗を植えることにしました。田んぼのようにぬかるんだ畑に足をとられながら、まるで田植えのように秋キュウリの苗を泥の中に植えてゆきました。

  曇天が続き、ナス、ピーマン、モロヘイヤなどの夏野菜の収量は低迷し、収穫できる実は小さく縮まっていました。梅雨が明けて日差しが戻ればこれらの作物も回復して実を太らせて、トマトは赤く熟し、オクラやトウモロコシなども新たに収穫されてゆくでしょう。

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