令和3年2月22日の野菜セット・今年度の端境期について
最近、この鳥が畑を歩いている姿をよくみかけます。ホオジロでしょうか。
ーーーーーーーーー
今回の内容です。
ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、ネギ、キクイモ、ほうれん草、小松菜
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、
野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
ーーーーーーーーーーーーーー
3月から5月上旬にかけて、出荷できる野菜の種類が最も少なくなる「端境期(はざかいき)」に入ります。
冬の低い気温の中で長期間、貯蔵されてきた白菜や冬カボチャなどは、2月下旬に気温が温かくなって保存が効かなくなり、出荷が終了します。
さらに気温が上昇する3月には、大根、カブ、人参、ゴボウ、里芋、ジャガイモも保存が効かなくなります。
いっぽうで、新たな作物が生育して収穫を迎えるにはまだ気温が十分に高くなく、新たな作物が収穫できるようになるまで、しばらく待たないといけません。
それで3月から5月上旬までは端境期となります。5月下旬頃よりサヤエンドウやキャベツなどが豊富に採れ始めて、端境期が明けます。
ーーーーーーーーーー
端境期での野菜セットの内容の予想
・3月に予想される内容
ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、ネギ、キクイモ、ホウレン草、ホウレン草以外の葉物野菜、菜の花
(ネギやキクイモなどを新たに出荷。3月下旬に菜の花が登場。)
・4月上旬に予想される内容
ネギ、ホウレン草、小松菜、しろ菜、山東菜、水菜、二十日大根、菜の花、サニーレタス、ヤマイモ、にら、みつば、加工品、(赤大根)、(人参)
(冬に貯蔵してきた根菜類のほとんどが3月中に傷み始めて出荷できなくなり、出荷できる野菜が急激に減少してゆく。2月に種まきした葉物野菜が収穫され始めて、葉物野菜の多い内容になる)
・4月下旬に予想される内容
ネギ、カブ、ホウレン草、小松菜、山東菜、水菜、二十日大根、菜の花、サニーレタス、ヤマイモ、にら、みつば、エシャロット、加工品
(最も出荷できる野菜の種類が少なくなる期間。暖かくなって葉物野菜が傷みやすくなる時期でもあるので、出荷に注意)
・5月上旬に予想される内容
大根、カブ、ホウレン草、小松菜、春菊、山東菜、水菜、二十日大根、菜の花、玉レタス、サニーレタス、キャベツ、ケール
(まだまだ出荷できる野菜の種類が少ない期間。冬越しのキャベツが無事に収穫時期を迎えてくれるかどうか、注目。)
5月下旬よりサヤエンドウやキャベツや早生の玉ねぎなどが順調に収穫できれば、端境期が明けます。
« ヤマフキ ~小林農場で出会える生き物集~ | トップページ | 令和3年2月26日の野菜セット・現在のほうれん草の状態について »
「野菜セット」カテゴリの記事
- 令和6年1月以降に新たに公開される記事(2024.01.03)
- 12月31日の野菜セット・年末特別便(2023.12.31)
- 令和5年12月29日の野菜セット・ゴボウについて(2023.12.30)
- 令和5年12月25日の野菜セット・小松菜について(2023.12.29)
- 令和5年12月22日の野菜セット・冬至とクリスマスの料理(2023.12.25)