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2021年2月

2021年2月28日 (日)

令和3年2月26日の野菜セット・現在のほうれん草の状態について

Dscn3883 果実が冠毛で覆われているキク科の植物。おそらく、セイタカアワダチソウの果実だと思います。

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今回の内容です。

ジャガイモ、人参、赤大根、カブ、サツマイモ、ネギ、キクイモ、ほうれん草(2袋)、小松菜、切り干し大根

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ほうれん草がたくさん収穫時期を迎えています。

今まではほうれん草を1袋づつ、野菜セットに入れていましたが、ほうれん草をたくさん食べるご家庭が多いので、最近はほうれん草を2袋ずつ、全てのご家庭にお届けしております。

ほうれん草は肥沃な土ではないとうまく生育してくれないので、ほうれん草を栽培する時は肥料を散布して育てています。

肥料が不足しすぎると葉が黄色くなり、そのような弱々しい姿のほうれん草は収穫後にすぐに傷んでしまう傾向があります。

ただし、人間も過剰に栄養を摂りすぎると成人病などの病気に罹りやすくなりますが、ほうれん草も過剰に肥料を吸収しすぎると健康には良くはなく、味が悪くなったり栄養状態が悪くなったりします。

ほうれん草に肥料をたくさん与えると葉が青々として見栄えが良くなり、収量も増えて出荷しやすくなります。しかし、見栄えや収量を良くすることだけを求めてほうれん草に肥料をどんどん与えすぎてしまうと、中身の味質や栄養状態を落としてしまうかもしれません。

肥料が少なすぎても多すぎてもいけません。ほうれん草は土の状態を選り好みする神経質な作物で、どの土でも簡単に育てられるような作物ではありません。

最近、小林農場のほうれん草の葉色が薄くなってきています。肥料が切れてきているのかもしれません。

収穫したほうれん草は自分も常食するようにしています。また、自分の冷蔵庫にも収穫してきたほうれん草を収納して、もち具合を確認するようにしています。

最近はほうれん草の葉色が薄くなってきていることが気になっていましたが、味やもち具合は今のところ、問題がないようです。冬から春に変わって気温が上がってゆき、ほうれん草の状態も短期間で変化しやすくなる時期です。常に自分が出荷しているほうれん草の状態を確認するように心掛けたいと思います。
Dscn3954 現在、小林農場が出荷しているほうれん草 。

おいしくて健康に良いほうれん草は、葉の色が薄すぎもせず濃すぎもせず、若草のような淡い緑色になると言われています。

 

2021年2月24日 (水)

令和3年2月22日の野菜セット・今年度の端境期について

Dscn3831

最近、この鳥が畑を歩いている姿をよくみかけます。ホオジロでしょうか。

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今回の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、ネギ、キクイモ、ほうれん草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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3月から5月上旬にかけて、出荷できる野菜の種類が最も少なくなる「端境期(はざかいき)」に入ります。

冬の低い気温の中で長期間、貯蔵されてきた白菜や冬カボチャなどは、2月下旬に気温が温かくなって保存が効かなくなり、出荷が終了します。

さらに気温が上昇する3月には、大根、カブ、人参、ゴボウ、里芋、ジャガイモも保存が効かなくなります。

いっぽうで、新たな作物が生育して収穫を迎えるにはまだ気温が十分に高くなく、新たな作物が収穫できるようになるまで、しばらく待たないといけません。

それで3月から5月上旬までは端境期となります。5月下旬頃よりサヤエンドウやキャベツなどが豊富に採れ始めて、端境期が明けます。

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端境期での野菜セットの内容の予想

・3月に予想される内容

 ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、ネギ、キクイモ、ホウレン草、ホウレン草以外の葉物野菜、菜の花

 (ネギやキクイモなどを新たに出荷。3月下旬に菜の花が登場。)

・4月上旬に予想される内容

 ネギ、ホウレン草、小松菜、しろ菜、山東菜、水菜、二十日大根、菜の花、サニーレタス、ヤマイモ、にら、みつば、加工品、(赤大根)、(人参)

 (冬に貯蔵してきた根菜類のほとんどが3月中に傷み始めて出荷できなくなり、出荷できる野菜が急激に減少してゆく。2月に種まきした葉物野菜が収穫され始めて、葉物野菜の多い内容になる)

・4月下旬に予想される内容

 ネギ、カブ、ホウレン草、小松菜、山東菜、水菜、二十日大根、菜の花、サニーレタス、ヤマイモ、にら、みつば、エシャロット、加工品

 (最も出荷できる野菜の種類が少なくなる期間。暖かくなって葉物野菜が傷みやすくなる時期でもあるので、出荷に注意)

・5月上旬に予想される内容

 大根、カブ、ホウレン草、小松菜、春菊、山東菜、水菜、二十日大根、菜の花、玉レタス、サニーレタス、キャベツ、ケール

 (まだまだ出荷できる野菜の種類が少ない期間。冬越しのキャベツが無事に収穫時期を迎えてくれるかどうか、注目。)

5月下旬よりサヤエンドウやキャベツや早生の玉ねぎなどが順調に収穫できれば、端境期が明けます。

  

2021年2月23日 (火)

ヤマフキ ~小林農場で出会える生き物集~

Dscn3880 Dscn3882

ヤマフキの地下茎。

これを土の中に埋めると、やがて地上にフキノトウが生えてきたり、葉を収穫しておいしく食べたりできます。

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命名百科 ~小林農場で出会える生き物集~

「命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真や挿し絵などで紹介しております。よろしければ、上記をクリックしてご覧ください。

 

 

2021年2月22日 (月)

日本の夏、日本の野菜   令和2年8月20日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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日本の夏、日本の野菜   令和2年8月20日

暑さ厳しく、降るような蝉しぐれです。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  今はトマトの収穫期ですが、最近は赤く熟したトマトの実が、収穫される前に外皮が割れてしまうことが多くなりました。梅雨が明けてから猛暑が続いていますが、高温で強烈な日差しを浴び続けているとトマトの実の皮は固くなって割れやすくなるようです。皮が割れてもおいしく食べられるのですが、見た目が悪いので商品としては出荷しにくいです。

  トマトは冷涼で乾燥したアンデスの高地で誕生した作物です。本当は高温で多湿な日本列島の自然環境にはあまり適さない作物で、日本で栽培する場合は手間がかかります。日本でトマトが一般的に食べられるようになったのは昭和に入ってからで、歴史は浅いです。

  「夏バテを防止するにはビタミンB₁を多く含んでいるウナギや豚肉や豆類を食べると良い」「夏バテによる疲労を回復するには、クエン酸を多く含んだ梅干しを食べると良い」など、健康食に関する情報がいろいろと飛び交っていますが、私は単純に、自分が暮らしている土地で採れる旬の食材を食べていれば健康を維持してゆけると考えています。日本列島の自然環境でよく育ち、日本人が昔からずっと食べ続けてきたような「日本の野菜」を選んで食べると良いと思います。日本人は昔から夏になるとキュウリやナスなどの水分を多く含んだ夏野菜を食べて、体内にたまった熱を冷ましながら、暑い夏を乗り切ってきました。

  夏の小林農場の畑では、モロヘイヤが猛暑の中でもしおれることなく旺盛に葉を茂らせています。モロヘイヤはエジプトなどで古くから食べられてきた葉物野菜で、最近になって日本でも栽培されるようになりました。周りの雑草も追いつけぬほどの勢いで生育するたくましい姿は、日本の夏の風景にすっかり溶け込んでいます。醤油と鰹節との相性も良く、おひたしにして食べてもおいしいです。「日本の野菜」として新たに加えてもよいでしょう。

  トマトは多湿の環境に弱いので、今年の長かった梅雨の最中には多くのミニトマトが病気にかかって枯れてしまいました。そんな中でも、「ブラジル・ミニ」というミニトマトの品種だけが、厳しかった梅雨を生き残ってくれました。名前のとおりにブラジルで栽培されてきた品種ですが、病害にたいしてめっぽう強く、日本列島の梅雨を乗り越えられる能力があります。この品種によってトマトも「日本の野菜」と呼べるようになるかもしれません。

  キュウリもナスも玉ねぎもシソも、私達が食べているほとんどの「日本の野菜」は、もともとは海外で誕生して、海を渡って日本にやって来た外国人によって運ばれてきた外来の野菜でした。日本のご先祖様たちは海外からやって来た野菜を柔軟に取り入れて、その中から自分達の地域に合う野菜を見つけて、「日本の野菜」として栽培して食べてきました。

  最近の日本の夏の暑さは厳しさを増し、私が子供だった頃の日本の夏とはもはや同じではありません。自然環境が変われば栽培できる野菜も変わってゆき、「日本の野菜」も変わってゆくかもしれません。ただし、日本人がその時代に栽培される「日本の野菜」を食べていれば健康を維持しやすいということは、どの時代でも変わらないと思います。どの作物が自分の畑で良く生育するのか確かめながら、「日本の野菜」とは何か、追求したいです。

2021年2月21日 (日)

令和3年2月19日の野菜セット・葉物野菜を間引きながら出荷

Dscn3921 丸いつぼみも開き始めて、先週より梅がポツポツと花を咲かせています。

今回の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、白カボチャ、白菜、ほうれん草、かき菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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抜群に耐寒性の高い冬の葉物野菜、ホウレン草。たくさん収穫時期を迎えていますので、野菜セットにたくさんホウレン草を入れさせていただいています。

Dscn3897 畝にびっしりとホウレン草が生育しています。

あまり葉が込み合っていると大きくなりにくく、小さくて料理のしづらいホウレン草ばかりが育ってしまいます。

Dscn3898 畝の中のほうから先に収穫して出荷。

畑に残されたホウレン草は風通しの良い広い空間で大きく生育しやすくなると思います。今後はもっと大きくて料理のしやすいホウレン草を皆さんにお届けできるかと思います。

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Dscn3908 ホウレン草の他には、小松菜、かき菜、油菜などの葉物野菜を冬に栽培しています。これらも寒さに強いです。

上の写真の左が小松菜で、右はかき菜です。葉が込み合っている部分を間引きながら出荷しています。畑に残したこれらの葉物野菜も、今後はもっと大きく生育してくれると思います。

かき菜は私のお気に入りの葉物野菜で、最近は頻繁に野菜セットに入れています。ほとんど小松菜と同じような葉物野菜で、小松菜と同じように料理すればよいのですが、小松菜よりも少し甘味があるように感じます。

2021年2月17日 (水)

令和3年2月15日の野菜セット・この冬のカブについて

今回の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、白カボチャ、白菜、ほうれん草、かき菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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ナツツバキの斑模様の樹皮と熟した蒴果。

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秋に収穫時期を迎えるカブは、たっぷりと土をかぶせて防寒しておけば、寒い冬の間もずっと、おいしく食べられます。

しかしこの冬は私が防寒作業を遅れてしまったために、カブは強い霜に当たってしまって少しだけ凍ってしまいました。

その影響でいつもの冬と比べてカブの食感が少し粗く感じる時もあります。サラダや漬け物にして生食すると特に食感の粗さが目立つ場合があるので、この冬はカブを煮たり炒めたりして食べていただくことを皆さんにお薦めしています。

この冬のカブは凍った影響で、火を通すと中身が少し煮崩れしやすくなっています。この冬のカブのおいしい食べ方として、「カブのステーキ」をお薦めいたします。

お薦め料理「カブのステーキ」(表面はこんがり、中はトロリ。炒めたカブの食感を楽しむ)

1、カブを厚めに輪切りにする。

2、ごま油でカブを炒める。

3、カブに火が通ったら醤油を回し入れて、醤油が少し焦げたら皿に移す(私は少し焦げた醤油の香ばしい香りが好き)。

お好みで七味とうがらしをかけてもおいしい。

2021年2月16日 (火)

天候に手のひらを返されながら   令和2年8月13日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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天候に手のひらを返されながら   令和2年8月13日

酷暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  今年の梅雨は長く、7月は毎日、雨が降り続き、関東地方では8月1日にようやく気象庁から梅雨明け宣言がされました。すると手のひらをかえしたように強い日差しが降り注ぎ続け、梅雨寒が一変して、猛暑が怒涛のように押し寄せてきました。

  梅雨の間はわずかな晴れ間すら与えてくれない感じで、畑の土が水分を貯め込んで全く乾く様子がありませんでした。この状態で畑にトラクターを入れて耕すと土がグチャグチャに練られてしまって、フワフワとした柔らかな土には戻らなくなってしまう恐れがあるので、耕すことを極力、控えました。雑草が好き放題に背丈を伸ばして畑を覆いました。 

  梅雨が明けると、強い日差しにさらされた畑の土はひび割れするほどガチガチに乾いてゆきました。まずは畑で大きくなった雑草を草刈り機できれいに粉砕しました。そしてその後、トラクターで畑を耕そうとしましたが、あまりにガチガチに土が固くなっていてトラクターの刃がはじき返されてしまい、まともに耕すことができませんでした。雨が続くとグチャグチャになって、乾くとすぐにガチガチに固まる。小林農場の畑の土はまるで粘土です。

  種を播くにも苗を植えつけるにも、まずは畑を耕さないといけませんが、現在は土が固すぎて耕すのが困難です。たぶん梅雨が明けてから3日後くらいに畑はちょうど良く乾いていて、その時にトラクターを入れていれば良い具合に耕すことができたのかもしれません。今回は雑草をきれいに粉砕するのに時間がかかり、トラクターを入れるのが遅れました。

  この粘土質の畑の他に、小林農場には私の師匠が私に譲ってくださった小さな畑があります。この小さな畑では梅雨明け後に日にさらされても土は固まらず、耕すとフカフカと柔らかくなり、種まきなどの作業がすぐにできます。師匠が30年間かけて土作りをしてきた畑の土はどんな環境でも柔らかな状態を保ち、土作りの模範をこの畑は見せてくれます。

  冬に収穫される人参は8月上旬に種を播いて育てるのですが、今年も師匠からいただいた畑に種を播きました。種を発芽させるには雨が必要なのですが、梅雨明け後はしばらく雨が降りにくくなり、今年も梅雨が明けてから2週間、まとまった雨が降りませんでした。

  今までは梅雨が明けた後もときどき夕立が発生していましたが、最近の数年間は夕立がずいぶん少なくなったように感じます。梅雨は本当に雨ばかりで、梅雨明け後は本当にずっと雨が降らず、この時期の降水量の高低がかなり極端になっているように感じます。ちょうどこの頃に種まきを行う人参などを栽培するのが難しく感じるようになりました。

  8月13日に、梅雨明け後に初めて、小林農場にもまとまった雨が降りました。これで人参の種も発芽するでしょう。そしてガチガチに乾いていた粘土質の畑の土もこの雨で緩んで、今耕せばちょうど良く土がほぐれるでしょう。今度はこの好機を逃しはしません。早くトラクターを畑に入れたいと思います。耕すのが遅れるとまた土が固まってしまいます。

  ほぐれた畑には大根やカブなどの秋野菜の種を播いてゆこうと思います。酷暑の時期は短く、9月に入る頃には適度に雨が降って畑は潤い、種も楽に発芽するようになります。

命名百科~小林農場周辺で出会える生き物~

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自然界の全てのこと・ものには、名前があります。

私は「人」なのですが、ちゃんと「小林武」という名前があります。

同じように「草」にも、「虫」にも、「樹」にも、「鳥」にも、「雲」にも、ちゃんと名前があります。それらをちゃんと名前で呼べるようにしてゆきたいです。

小林農場の畑やその周辺で出会える生き物を写真や挿絵でお伝えしたいと思います。

以下の一覧の中の名前をクリックしてご覧ください。

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(五十音順)

アキアカネ(秋茜 )

アスナロ(翌檜)

アブラゼミ(油蟬)

アブラムシ(油虫)

アマリリス

アメリカセンダングサ(アメリカ栴檀草)

アメリカフウロ(アメリカ風露)

イチョウ(銀杏)
イブキ(伊吹)

イヌコウジュ(犬香薷)

イヌビエ(犬稗)

イヌムギ(犬麦)

ウメ(梅)

エゴノキ

エンマコオロギ(閻魔蟋蟀)

オオイヌタデ(大犬蓼)

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

オオタバコガ(大煙草蛾)

オオブタクサ(大豚草)

オオバコ(大葉子)

カキドオシ(垣通し)
 ガクアジサイ(額紫陽花 )

カブトムシ(甲虫)

カラスウリ(烏瓜)

カラスノエンドウ(烏野豌豆)

カンゾウ(萱草)

カントウタンポポ (関東蒲公英)

キジバト(雉鳩)

キイチゴの仲間(木苺)

キタテハ(黄立羽)

キチョウ(黄蝶)

キリ(桐)

キリギリス(螽斯)

クスサン(樟蚕)

クサギカメムシ(臭木亀虫)
クサフジ(草藤 )

クリ(栗)

クロオオアリ(黒大蟻)

クロメンガタスズメ(黒面型天蛾)

ケヤキ(欅)
コガネムシ(黄金虫)

コガモ(小鴨)

コブシ(辛夷)

コナラ(小楢)

サクラ(桜)

サザンカ(山茶花)

サシバ(差羽)

シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
スギ(杉)

シイタケ(椎茸)

シデコブシ(四手辛夷)

ショウリョウバッタモドキ(擬精霊蝗)

ジョロウグモ(女郎蜘蛛)

シラカシ(白樫)

シロオビメイガ(白帯めい蛾)

シロヒトリ(白燈蛾)
シロザ(白藜 )

スイセン(水仙)

ススキ(芒)

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

ダイサギ(大鷺)

 チカラシバ(力芝)

ツガ(栂)

ツクツクボウシ(つくつく法師)

ツグミ(鶫)

ツユクサ(露草)

テッセン(鉄線)

トノサマガエル(殿様蛙)

ナキイナゴ(鳴蝗)

ナナホシテントウ(七星天道)

ネムノキ(合歓の木)

ノシメマダラメイガ(熨斗目斑螟蛾)

ノリウツギ(糊空木)

ニジュウヤホシテントウムシ(二十八星天道)

ハクセキレイ(白鶺鴒)

ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)

ハコベ(繁縷)

ハシボソガラス(嘴細鴉)

ハス(蓮)

ハナミズキ(花水木)

ヒヨドリ(鵯)

フタモンアシナガバチ(二紋脚長蜂)

マガモ(真鴨)

マコモ(真菰)

マダケ(真竹)

マダラスズ(斑鈴)

ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)

ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)

ホオジロ(頬白)

ホオズキ(鬼灯)

ホウレンソウ(法蓮草)

ホソアオゲイトウ(細青鶏頭)

ホトケノザ(仏の座)

マダラカマドウマ(斑竈馬)

ミズキ(水木)

ミョウガ(茗荷)
ミント(西洋薄荷)

メジロ(目白)

メタセコイア(曙杉)

ムスカリ(葡萄風信子)

モンシロチョウ(紋白蝶)

ヤケヤスデ(焦馬陸)

ヤマグリ(山栗)

ヤエムグラ(八重葎)

ヤエザクラ(八重桜)

ヤブガラシ(藪枯らし)

ヤマザクラ(山桜)

ヤマフキ(山蕗)

ヤマユリ(山百合)

ワタノメイガ(綿野螟蛾)

 

 

 

 

 

 

 

2021年2月14日 (日)

令和3年2月12日の野菜セット・小林農場の自家採種の取り組みについて

今回の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、白カボチャ、白菜、ほうれん草、かき菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

Dscn3868 オオイヌノフグリの小さくて青い花がキラキラと輝きながら咲いている様子。

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小林農場では、ほとんどの作物の種を種苗会社から購入していますが、同時に、できるだけ自分の畑から自分で種を採る「自家採種」にも取り組んでいます。

種苗会社が最先端技術を駆使して育成した良質な種と比べて、自分が育成して採った種の質はあまり良くありません。自家採種について経験を積みながら勉強している最中です。

昨年は15種類ほどの品種の種を自家採種してみました。今年はその数をもっと増やしてゆきたいと思っています。

一つの作物からたくさんの種が採れます。自分だけでは使い切れないので、他の人にもお分けできます。自家採種している人々が自分の畑から採れた種を持ち寄ってお互いに種を交換しながら分け合える「種苗交換会」が定期的に各地で開催されればよいと思います。

昨年から「新型コロナウイルス感染防止」という名目で多くの催しが中止になっていますが、そろそろ催しを開催して多くの人々が顔を会わせて交流できる場を取り戻していってもよい頃だと思います。どこかで「種苗交換会」を開催されたら、私も参加したいと思います。

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今年、小林農場が自家採種したいと思っている品種の一覧

・鶴首カボチャ(カボチャ) ・ブラジルミニ(ミニトマト) ・世界一トマト(大玉トマト) ・青ナス(ナス) ・カリフォルニアワンダー(ピーマン) ・メークイン(ジャガイモ) ・シンシア(ジャガイモ) ・那須野(キュウリ) ・なつみ(キュウリ) ・ゴーヤ ・五角オクラ(オクラ) ・もちっとコーン(トウモロコシ) ・小泉冬越し五寸(人参) ・モロヘイヤ ・塩谷在来(大豆) ・マンズナル(サヤインゲン) ・お多福(ソラマメ) ・赤花キヌサヤ(サヤエンドウ) ・スナップエンドウ(サヤエンドウ) ・ラッカセイ ・ベニアズマ(サツマイモ) ・ベニハルカ(サツマイモ) ・土垂(里芋) ・小松菜 ・聖護院大根(大根) ・石倉エース(長ネギ) ・汐止ネギ(分けつネギ) ・ノンクーラ(玉ねぎ) ・ジェットボール(玉ねぎ) ・国産ニンニク(ニンニク) ・農林61号(小麦) ・シュンライ(六条大麦)

Dscn3770 Dscn3772 鶴首カボチャの種。

2021年2月10日 (水)

令和3年2月8日の野菜セット・珍し野菜の扱いについて

2月8日の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、白カボチャ、白菜、ほうれん草、かき菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

Dscn3856 アオイの蒴果(さくか)。茶色に熟して乾燥して割れて、中身から種がこぼれようとしています。

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以下の➀と②をご希望される方はお知らせください。野菜セットにお入れいたします。

キクイモヤーコン ➀も②も健康食品として知られている芋。レシピ付きでお届け。

現在、キクイモとヤーコンをご希望するご家庭のみにお届けしています。

以前にヤーコンを野菜セットに入れてみたのですが、「食べ方がよく分からない」という声を複数いただきました。以後、野菜セットにはあまり馴染みのない野菜を入れることを控えて、普段から多くのご家庭でよく食べられている野菜をのみを入れるように心掛けるようにしました。

珍しい野菜に興味のある方もいらっしゃいますので、キクイモやヤーコンなどの珍しい野菜も少しだけ栽培しています。ルッコラやパクチーなどのハーブも少しだけ栽培したいと思います。ご希望される方々にお届けいたします。

キクイモは日本ではまだ馴染みのない野菜ですが、味にクセのあるヤーコンとは異なり味にクセがなくていろいろな方法で料理しやすく、日本人向きの野菜ではないかと思います。いずれは野菜セットの一員にキクイモを加えてもよいかもしれません。

Dscn3762 キクイモ。外見はショウガにそっくり。

2021年2月 9日 (火)

過剰に恐れることを慎む訓練  令和2年8月6日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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過剰に恐れることを慎む訓練  令和2年8月6日

梅雨明けの暑さはまたひとしおに感じられます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

トマトは湿った環境に弱い作物で、雨に当たると病気にかかりやすいです。今年の梅雨は長く、露地で栽培していたミニトマトの樹に疫病や青枯れ病が発生して、葉が茶色に変色して枯れたり、青いまましおれたりしていました。最初に数個のミニトマトの樹の下葉の辺りにはっきりと症状が現れ、その後、症状は樹の全体に広がり、同時に隣の樹から隣の樹へと順番に同じ症状が現れました。病原菌が発生源より増殖して感染していったのでしょう。

  畑で病気が発生した場合は、それ以上に感染を広げないために症状が出た樹を引っこ抜いて畑の外に持ち去ることが、一般的な病害対策です。しかし、今まではキュウリなどの作物では症状が現れても回復する場合が多かったので、今回は症状が出たミニトマトの樹を引っこ抜かず、そのまま様子を見てみました。日が経つごと発症したミニトマトの樹の数が増えてゆき、そして、多くの樹がそのまま回復せずに枯れてしまいました。トマトは特に病害に弱く、発症したトマトの樹は素早く除去して感染拡大を防ぐべきだと思いました。

私達の社会でも新型コロナウイルスが感染症を引き起こしている最中で、連日、「日本の各地で感染者の数が拡大している」と報じられています。感染しているのかどうかを判定するための検査が全国で行われていますが、検査で「陽性」と判定された人を「感染者」として数えられています。すでに多くの日本人が新型コロナウイルスに感染していますが、そのほとんどは症状が出ませんので感染していることに気付かず、検査も受けていません。現在、日本で「感染者」の数が増えているのは、ただ単に以前よりも検査数が大幅に増えているのが原因である可能性が高く、ウイルスの勢力が増しているわけではないと思います。

私は「感染者数」よりも「死亡者数」に注目していますが、1日に新型コロナウイルスで死亡する人の数は1桁で、少ないです。感染者のほとんどが無事に回復しています。

  「感染者は他の人にウイルスをうつしてしまう危険があるので、できるだけ多くの人を検査して、陽性の人は、例え症状が全く出ていなくても医療施設に隔離するべきだ」という意見を聞きますが、その意見はウイルス感染に対して過剰に反応しすぎていると私は感じます。そうすれば大勢の陽性者が見つかって医療施設はすぐに陽性者で満員になって病床が不足し、医療従事者にも負担がかかりすぎて医療現場は崩壊するかもしれません。医療崩壊は、ウイルスを過剰に恐れた人間が判断を誤ることによって生じるかもしれません。

病原体は目には見えずどこにいるのか分からないので、私達はこれらを過剰に恐れてしまいやすいです。農家が病原体に過剰に反応して、過剰な量の農薬を畑に散布して畑に生息している他の生き物もいっしょに殺してしまい、「生態系崩壊」を起こす場合もあります。

小林農場では雨除けができるハウスの中でもトマトを栽培していますが、こちらは病気にならずに、今は収穫の真っ最中です。農薬を使わなくても、雨除けで病害を回避することができます。無農薬栽培では、病原菌を含めた全ての生き物と共存してゆくことを目指します。無農薬栽培を行うことで、病原体を過剰に恐れることを慎む訓練をしております。

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後記(2月9日記入)

毎日、新型コロナウイルス感染症の患者数・死亡者数を確認することが私の習慣となりました。

1月以降は新型コロナウイルス感染症の死亡者数が増加しています。冬は感染症の予防に気をつける必要があります。

人は寿命を迎えると免疫力が下がって病気に罹って亡くなってゆくのが自然です。毎日、寿命を迎えた人々が癌や肺炎などの病気に罹って天寿を全うしてゆきますが、冬になると寿命を迎えた人々が感染症に罹って天寿を全うしてゆくことが増えます。冬になると感染症による死亡者が増えるのは自然なことです。

今までも冬になればインフルエンザなどの感染症で亡くなる人が増えていましたし、今年の冬も新型コロナウイルス感染症で亡くなる人が増加することはずいぶん前から予想されていました。

今まで私達はインフルエンザによる死亡者が増える冬にも落ち着いて感染症に対処してきました。今年の冬も落ち着いて感染症に対処してゆきたいところですが・・・。

この冬は、日本の医療が逼迫しています。今まで1日に数十万人のインフルエンザの患者数が発生しても崩壊することがなかった日本の医療が、なぜ今は、1日に発生する新型コロナウイルス感染者がわずか数千人しかいないのに逼迫してしまっているのか?その解消策は?

以下のサイトなどから情報を集めてみましたので、皆さんもよろしければご覧ください。

・VIDEO NEWS (ジャーナリスト・神保哲夫が開設しているサイト)

・週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ

日本で医療が逼迫している問題は医療体制を改善することによって解決してゆく問題であり、私達が外出を自粛して人との接触を避ければ解決できるような問題ではありません。

私達は政府からの外出自粛の要請にそのまま従うのではなく、早く医療体制を改善してゆくように政府へ訴えてゆくべきです。

私達の社会が新型コロナウイルスを過剰に恐れると判断汚を誤って医療を逼迫させてしまいます。新型コロナウイルスを正しく恐れることを心掛けて、過剰に恐れることを慎みたいです。

 

 

 

 

2021年2月 8日 (月)

令和3年2月5日の野菜セット・大根おろしについて

2月5日(金)の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、人参、大根、サツマイモ、ゴボウ、白カボチャ、白菜、細ネギ、ほうれん草、小松菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

Dscn3841 我が家の庭のレンギョがたくさん冬芽を芽吹いている様子。

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ご飯の上にふりかけをかけて食べる人もいますし、ご飯の上に生卵をかけて食べる人もいます。それは米を主食としてきた日本人独特の食文化といえるかもしれません。

最近私は、大根おろしをご飯にかけて食べることを気に入っています。

おすすめ料理「大根おろし丼」(おろした大根がご飯のお供にぴったり)

  1、大根をおろす(皮もいっしょにおろす)。

  2、フライパンに大根おろしを入れて炒めて、水気を飛ばしながら温める。

  3、お好みでカツオ節や醤油で味つけ。

  4、ご飯の上にかける。

大根の皮にもたくさん栄養があるので、皮も切り除かずにいっしょにおろします。

大根おろしにたくさん水分が含まれていると扱いにくいので、フライパンで炒めて水気を飛ばします(今の時期は寒いので、炒めながら温めて食べます)。

大根には消化を良くしてくれる酵素がたくさん含まれているので、油物や魚・肉料理など、少し消化しにくい料理といっしょに大根おろしを食べると良いようです(酵素は熱を加えると消滅してしまうようなので、私は魚を焼いて食べる時は大根おろしを炒めずに生のまま、魚の上にかけて食べています)。

大根は、暖かい時期には辛味が強くなり、寒くなると甘味が強くなる傾向があります。特に大根おろしにするとこの傾向が強く、今の時期は甘味のある大根おろしを楽しめます。

Dscn3710小林農場が出荷している大根(左の写真は秋に撮影)。

冷蔵庫に入れやすいくらいの大きさの短形の品種です。

食べきりやすい大きさだと思います。私は1本、丸ごとおろして、1食で食べきっています。

 

2021年2月 3日 (水)

梅雨寒の毎日    令和2年7月30日

野菜セットには野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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梅雨寒の毎日    令和2年7月30日

梅雨が明ける間近、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  とても長く感じられた今年の梅雨。この7月に雨が全く降らなかった日はなかったのではないでしょうか。泥だらけの作業服を洗濯しても、日が出なくて乾かせませんでした。

  6月中は「梅雨の晴れ間」もあり、畑が少しだけ乾いて、トラクターを入れて耕すことのできる日もありました。7月に入るとわずかな晴れ間すらなくなり、連日、雨が降り続き、畑には水溜りが目立ちました。この状態で耕せば表土はグチャグチャに練られてしまい、元のフワフワとしていて作業のやりやすい柔らかな表土に戻らなくなる恐れがあります。

  小麦の穂が梅雨の最中に熟して収穫時期を迎えていました。コンバインという機械を使って小麦を収穫するのですが、小麦の穂やワラが降雨などで湿っていると収穫作業中に機械内で詰まってしまい、機械が故障してしまいます。収穫作業はできるだけ小麦全体が乾いている状態で行うことが重要で、わずか数回しかない「梅雨の晴れ間の日」に収穫します。

  今年は7月に入る頃までに3回ほど「梅雨の晴れ間」があり、小麦を収穫できそうでしたが、いずれも外出する用事があり収穫できませんでした。そしてその後はわずかな晴れ間すらなくなり、小麦は湿りっぱなしで、コンバインを麦畑に入れる機を完全に逸しました。そのうち湿ったままの小麦の穂からは新たな芽が発芽してしまい、周りの雑草が高く生育して小麦を覆ってしまい、麦畑は荒地のようになってしまいした。もう小麦を収穫することは無理でしょう。今年は小麦を収穫して小麦粉や乾麺に加工することをあきらめます。

  私は小麦を収穫することに慎重になりすぎていたのかもしれません。無理をしてでももっと早い時期にコンバインを麦畑に入れるべきだったのかもしれません。

  現在、秋に収穫する人参の種を播かなくてはいけない時期ですが、まずは畑をトラクターで耕さないといけません。いくら待っても畑は乾きそうもないので、先日、トラクターを畑に入れてみました。心配していた通りに、耕すと畑がグチャグチャになりましたが、かまわずに耕運を強行。人参の種を播いた後、土がグチャグチャなので覆土ができず、土の代わりにモミガラを種の上に播いて覆いました。かなり無理のある種まき作業でしたが、ここは無理をしてみました。種が無事に発芽して生育してくれるかどうか、見守りたいと思います。

  去年は梅雨が明けて強烈な日差しが降り注ぐようになった後、極端に雨が降らなくなり、畑に植えたばかりの秋キュウリの苗が水不足で枯れてしまいました。今は雨ばかりの酷い天候ですが、それでも全く雨が降らない酷暑の頃と比べれば、水分が十分にある今のほうが種を発芽させたり苗を畑に根付かせたりするのに恵まれた天候といえるかもしれません。

今年は梅雨が明ける前に苗を植えることにしました。田んぼのようにぬかるんだ畑に足をとられながら、まるで田植えのように秋キュウリの苗を泥の中に植えてゆきました。

  曇天が続き、ナス、ピーマン、モロヘイヤなどの夏野菜の収量は低迷し、収穫できる実は小さく縮まっていました。梅雨が明けて日差しが戻ればこれらの作物も回復して実を太らせて、トマトは赤く熟し、オクラやトウモロコシなども新たに収穫されてゆくでしょう。

2021年2月 2日 (火)

令和3年2月1日の野菜セット・冬カボチャについて

今回の内容です。

ジャガイモ、人参、大根、カブ、サツマイモ、ゴボウ、白カボチャ、白菜、ミニキャベツ、ほうれん草、小松菜、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、

野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。

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・里芋の保存状況が悪く、今回より里芋の出荷を休止することにしました。保存されている全ての里芋の状態が悪くなってしまったのかどうか、良い状態で保存されている里芋もあるのかどうか、確認してゆきたいと思います。

・皮の色が白い冬カボチャは冬にも貯蔵しながら出荷できるので重宝していますが、昨年は白カボチャは不作で、現在は2000円セットのみに出荷しております。

収穫されたカボチャの中には、甘くておいしい「当たり」と、全く甘くなくておいしくない「はずれ」があります。たいていは「当たり」なのですが、今年の場合は「はずれ」もいくつか収穫されてしまっているようです。今後は出荷する時に「はずれ」を出荷してしまわないように注意を支払わないといけません。

そのカボチャの見た目だけでは、なかなか「当たり」か「はずれ」か、見分けるのは難しいです。

小林農場ではカボチャを切り分けながら出荷していますが、その時に少し削り取って噛んでみて、その味を確認してみようと思います。しっかりと甘くておいしい「当たり」のカボチャならば、生の状態でかじってみても甘味を感じ、「はずれ」だと味が全くしません。

P2020835皮の色が白い冬カボチャ。

小林農場では「白爵(松島交配)」という品種の冬カボチャを栽培してきて、多くのご家庭より好評をいただいてきました。

この品種は皮が固くて切りにくいのが難点ですが、しっかりと甘くてねっとりとした食感のおいしいカボチャです。

昨年は複数の冬カボチャの品種を試しに栽培してみましたが、今回の「はずれ」の冬カボチャの多くはおそらく、白爵とは違う品種なのではないかと推測しています。白爵の多くは「当たり」だと思います。

また春よりカボチャの栽培が始まりますが、今年、栽培する冬カボチャは白爵で統一してみようと思います。秋カボチャは「鶴首カボチャ」を、冬カボチャは「白爵」を主軸にしてゆきたいと思います。

 

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