七十二候を追う・「閉寒く冬と成る(そらさむくふゆとなる)」~キリについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
12月7日から12月11日頃までの従来の七十二候は 「閉寒く冬と成る(そらさむくふゆとなる)」。天地の陽気がふさがり、真冬が訪れる頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
12月7日から12月11日頃までの小林農場独自の七十二候は 「キツツキが 音を響かせ 姿見せ」。
キツツキ(おそらくコゲラなど)がコツコツと小気味良く樹をつつく音を、ときどき耳にします。今は落葉樹は全ての葉を落として冬木立ちになっているので、キツツキが樹をつついている姿が丸見えです。
ーーーーーーーーー
おそらく、キリの樹だと思います。枝がカクカクと折れ曲がりながら伸びてゆく武骨な樹形が、私は好きです。
カラスウリはツル性の植物で、すぐ近くの樹にツルを巻きつかせながら登ってゆきます。樹が落葉すると、それに巻きついた橙色のカラスウリの実が目立ちます。
コブシの葉は全て落葉し、冬芽がたくさん芽吹いている様子が目立ちます。落葉している最中にも、すでに冬芽が芽吹いていました。
ーーーーーーーーーー
この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「冬の星空」 作詞:W.S.Hays,作曲:W.S.Hays 訳詞:堀内敬三
右をクリックするとこの歌を試聴できます。冬の星空
« 令和2年12月18日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・寒波による影響 | トップページ | 令和2年12月21日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・冬至を迎えて »
「歳時記」カテゴリの記事
- 「五十節」の第十二節目 「白い蝶 花を舞い飛ぶ」 ~3月15日から3月22日頃まで~(2023.03.22)
- 「五十節」の第十一節目 「コブシの木 目覚めて動く」 ~3月7日から3月15日頃まで~(2023.03.15)
- 「五十節」の第十節目 「アブラナの 蕾、現る」 ~2月27日から3月7日頃まで~(2023.03.08)
- 「五十節」の第九節目 「スギ花粉 人に漂う」 ~2月20日から2月27日頃まで~(2023.03.01)
- 「五十節」の第八節目 「風が吹き 諸々、揺らす」 ~2月14日から2月20日頃まで~(2023.02.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント