七十二候を追う・「鱖魚群がる(さけむらがる)」
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
12月16日から12月20日頃までの従来の七十二候は 「鱖魚群(さけむらがる)」。鮭が群れをなして川へ帰ってくる頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
12月16日から12月20日頃までの小林農場独自の七十二候は 「日が縮む 一陽来福 日が伸びる」。
12月21日に冬至を迎えて、最も日が短くなる日を通過しました。
この先は再び太陽の陽が長くなってゆきます。太陽の力が復活する冬至こそが新たな1年の始まりの日です。冬至を迎えてすぐにお正月を祝って、気持ちを新たに入れ替えてゆきます。
この1年間、このブログで「七十二候を追う」シリーズを投稿して、日本の72の季節を追ってみました。再び太陽の陽が戻って新たな1年が始まりました。このシリーズもいったん、終了いたします。
小林農場で暮らしている、パンチじいさん(犬)と、ミヤコおばさん(猫)。
いつも裸で、夏の頃は暑さと一体となり、冬の頃は寒さと一体となり、「暑すぎる」とも「寒すぎる」とも不平不満を言うこともなく淡々と暮らしております。
「暑い」とか「寒い」とか口に出しながら暮らしているのは人間だけです。だから人間は「暦」を作りたがります。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「冬景色」 作詞、作曲: 文部省唱歌
こちらをクリックするとこの歌を試聴できます。
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