七十二候を追う・「橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)」~コウチュウ類の幼虫についても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
12月2日から12月6日頃までの従来の七十二候は 「橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)」。橘の実がだんだん黄色くなってゆく頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
12月2日から12月6日頃までの小林農場独自の七十二候は 「夜空澄み すぐに見つかる オリオン座」。
寒くなればなるほど、夜の星が凛と輝きます。星座に詳しくない私でも、すぐにオリオン座を見つけることができます。
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上の写真の大きな幼虫は、カブトムシの幼虫。その下の少し小さな幼虫は、おそらくクワガタムシの幼虫。
コガネムシの幼虫もこれらとそっくりな姿をしていますが、クワガタムシの幼虫よりもさらに小さいです。
堆肥の材料などに使うモミガラを大量に山積みして保管していますが、そのようなモミガラの山の中などに幼虫が生息して越冬しています。
堆肥やモミガラの山をほじくれば、ゴロゴロとカブトムシの幼虫がたくさん見つかります。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「かあさんの歌」 作詞・作曲/窪田 聡
右をクリックするとこの歌を試聴できます。77曲目 かあさんの歌
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