令和2年12月28日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・霜で凍りつく作物の状態について
今回の内容です。
玉ねぎ、人参、大根、カブ、里芋、ゴボウ、鶴首カボチャ(早獲り)、長ネギ、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など、
野菜セットについてのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は、ご連絡ください。
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12月下旬に寒波が来て、寒さが厳しくなりました。早朝の畑は、霜で真っ白に凍りつきます。
大根、カブ、人参などの根菜類は霜の影響を受けやすく、何回も凍ってしまうと食感が粗くなってしまうので、寒さがやって来る前に土をたっぷりとかぶせて防寒する必要があります。
いっぽうで、長ネギやホウレン草などの葉物野菜は寒さに強く、早朝は霜で凍っても、昼に直射日光を浴びれば無事に解凍して、元の状態に戻ります。
収穫した白菜を日に当てて、自然解凍している様子。
畑に生育している白菜は、そのままだと昼になっても株元の部分が凍りついたままで、自然に解凍しない場合が多いです。
出荷する前にしっかりと解凍しておく必要があるので、収穫後に直射日光に当てて自然解凍しておきました。
白菜は収穫後も、長期間、貯蔵できます。この時期は寒さが厳しくなってどうしても白菜は凍りついてしまうので、寒さが厳しくなる前に畑からいっせいに収穫して、室内で保温しながら貯蔵したほうがよいです。
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