七十二候を追う・「 蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)」~ジョロウグモについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
9月27日から10月2日頃までの従来の七十二候は 「蟄虫戸を坏す(すごもりのむしとをとざす)」。虫が土の中へ巣ごもりの支度を始める頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
9月27日から10月2日頃までの小林農場独自の七十二候は 「朝は冷え 霧たちこめて 露光る」。
早朝が冷えてきて、霧がたちこめる日が多くなりました。草には露が降り、白く輝きます。
農場のあちらこちらに仕掛けられているクモの巣にも、露がたくさん捕らえられていて、白く輝いて見えます。
クモの巣の主、ジョロウグモ。今の時期、最も一般的に見られるクモです。
クモは害虫を捕らえて食べてくれるので、農家にとっては益虫だと言われています。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「十五夜お月さん」 作詞/野口雨情 作曲/本居長世
右をクリックすると、この曲を試聴できます。十五夜.wav
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