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2020年10月 7日 (水)

七十二候を追う・「水始めて涸る(みずはじめてかれる)」~キンモクセイについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

10月3日から10月7日頃までの従来の七十二候は 「水始めて涸る(みずはじめてかれる)」。田から水を抜き、稲刈りにとりかかる頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

10月3日から10月7日頃までの小林農場独自の七十二候は 「どこからか キンモクセイの 香り吹く」。

どこからか、キンモクセイの強い香りが風に乗って漂ってきます。その樹の姿は見えませんが、その樹の存在ははっきりと感じます。

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モンシロチョウはキャベツなどの作物の葉にたくさん卵を産んで、それから生まれた幼虫のアオムシが葉を食べます。代表的な害虫で、キャベツなどの葉を穴だらけにします。

Dscn3547 キャベツ、ブロッコリー、白菜などの苗を畑に植えた後、その周りを防虫ネットで覆ってモンシロチョウなどの害虫が苗に接触できないようにします。

この秋は10月に入る直前になって初めて、ようやくモンシロチョウがキャベツ畑に舞っている姿を見かけました。例年と比べてずいぶんと遅い登場です。

まだ苗が幼い頃にアオムシが大発生して葉をたくさん食べられると苗が致命傷を負う場合もありますが、今は苗もずいぶん大きくなっていますので、これからアオムシが増えてもそれほど大きな傷は負わないですむと思います。

この秋は例年と比べてモンシロチョウなどの害虫が少なく、畑は落ち着いていました。わざわざ防虫ネットをかぶせなくてもよかったかもしれません。

Dscn3561 現在のキャベツの様子。葉はほとんど無傷。害虫に食われた痕はなし。

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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」

  「秋桜」 作詞・作曲/さだまさし
   右をクリックすると、この曲を試聴できます。秋桜

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