七十二候を追う・「菊花開く(きっかひらく)」~ヤマグリについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
10月13日から10月17日頃までの従来の七十二候は 「菊花開く(きっかひらく)」。菊の花が咲き始める頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
10月13日から10月17日頃までの小林農場独自の七十二候は 「栗の木の 下に散らばる 毬(いが)や実や」。
食欲の秋。栗がすでに食べ頃を迎えています。
公道の脇に自生している栗の木から自然に落ちた毬(いが)や実が、公道に散乱している様子をよく目にします。
小林農場の畑の脇で自生している山栗も、盛んに実を落としています。
トゲトゲとした毬が裂け始めて中身の実が姿を見せ始めた状態を「笑栗」と表現するらしいです。今は毬はすっかりと開ききって、笑い転げながら地面に散乱して、中身の実を吐き散らしています。
栽培されている栗の実と比べると、自生している山栗の実は小さく、食べにくいです。上手に食べられれば、その味はおいしいです。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「野菊」 作詞/石森 延男 作曲/下総 皖一
右をクリックすると、この曲を試聴できます。58曲目 野菊
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