七十二候を追う・「鴻雁来(がんきたる)」 ~セイタカアワダチソウ(背高泡立草)についても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
10月8日から10月12日頃までの従来の七十二候は 「鴻雁来(こうがんきたる)」。ガンが北から渡って来る頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
10月8日から10月12日頃までの小林農場独自の七十二候は 「背高(せいたか)の 泡立草の 咲く荒地」。
公道の脇の空き地に群生しているセイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせ始めました。
背丈が2m以上になり、人の身長よりも高く伸びます。小さな花がまるで泡立つように、無数に咲きます。
無数の鮮やかな黄色。群生しているその花は、とてもきれいで豪華です。
しかし、誰にも管理されていないような荒地で群生する雑草ですので、セイタカアワダチソウの花が咲いている土地は「人が管理を放棄した荒地」という印象が強く、セイタカアワダチソウが咲き誇っている光景は地元の住民には好かれない場合もあります。
小林農場内でも、畑と公道の境の土手にセイタカアワダチソウが元気に群生していますが、花を咲かせてしまうと「小林は管理を怠けて土手を荒らしている」と周辺の方々に思われるかもしれませんので、花を咲かせる前に刈り払いました。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「村祭」 文部省唱歌
右をクリックすると、この曲を試聴できます。村祭.wav
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