七十二候を追う・「雷乃声を収む(かみなりのこえをおさむ)」~キクイモについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
9月22日から9月27日頃までの従来の七十二候は 「玄鳥去る(つばめさる)」。夕立に伴う雷が鳴らなくなる頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
9月22日から9月27日頃までの小林農場独自の七十二候は 「畑にも 野にも咲いてる キクイモは」。
今年、初めて少しだけ栽培してみたキクイモ。小さなヒマワリのような花を咲かせています。
春に種イモを植えてみたらあっさりと芽が出てきて、その後はまわりの雑草を蹴散らしながら、恐ろしい勢いで生育しました。私の背丈よりも高く生育し、その先に花を咲かせています。
農場の外でも、道端や野原にキクイモとそっくりな花をときどき見かけます。おそらく、野生化したキクイモが花を咲かせているのだと思います。
旺盛に生育する植物ですので、人間に栽培されなくても勝手に自生することができるのでしょう。
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少しだけ試しに栽培してみた、アピオスのきれいな花。真夏の頃に撮影。
これにそっくりな花も、道端で見かけたことがあります。アピオスも勢い良く生育するので、野生化しているものもいるのかもしれません。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「里の秋」 作詞:斎藤 信夫 作曲:海沼実
右をクリックすると、この曲を試聴できます。里の秋.wav
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