七十二候を追う・「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」~エンマコオロギについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
8月28日から9月1日頃までの従来の七十二候は 「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」。ようやく暑さが収まり始める頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
8月28日から9月1日頃までの小林農場独自の七十二候は 「唐辛子 青から赤へと 熟す頃」。
ピーマンの和名は「青唐辛子」。
通常の緑(青)色のピーマンは未熟な実です。この季節になると、実が熟しやすくなって、赤色に染まりやすくなります。
熟した赤ピーマンは苦味が和らいで、酸味と甘味が増して、未熟なピーマンとは違った味わいとなります。
去年の今頃は、赤ピーマンも野菜セットに入れることができましたが、今年は残念ながらピーマンが不作で実があまり収穫できていません。今年は小林農場のこの季節の風物詩である赤ピーマンをあまり楽しめなさそうです・・・。
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この季節に小林農場の畑で鳴いている虫。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「風の又三郎」 作詞/宮沢 賢治 作曲/杉原 泰蔵
右をクリックすると、この曲を試聴できます。 風の又三郎
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