七十二候を追う・「大雨時行る(たいうときどきふる)」~トノサマガエルについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
8月2日から8月6日頃までの従来の七十二候は「大雨時行る(たいうときどきふる)」。夕立が時に激しく降る頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
8月2日から8月6日頃までの小林農場独自の七十二候は 「梅雨が明け わずか三日で 地固まり」。
長かった今年の梅雨。連日、雨ばかりで、あらゆる地面は湿り続け、あちらこちらに水溜りが出没。
軽トラックのタイヤが畑でぬかるみにはまって、アクセルとクラッチを良い塩梅で踏み込みながら脱出するのに苦労したりしました。
今年は8月1日に関東地方でようやく梅雨明け。
そうしたら手の平を返したように強烈な日差しが降り注ぎ続け、梅雨明け後、わずか3日間ほどで水溜りもどこかへ蒸発して、地面が急速に固まってゆきました。もう軽トラックが畑ではまることもありません。
トノサマガエル。小林農場のあちらこちらでよく見かける蛙です。
梅雨にはあちらこちらの水溜りで、トノサマガエルが群れていました。
私がその付近を歩く度に、蛙がピョンピョンと跳ね回っていました。
梅雨明け後、水溜りが急速に蒸発して、地面はひび割れするほど乾燥しました。
トノサマガエルもどこかへ姿を消しました。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「炭坑節」 福岡県民謡
右をクリックするとこの曲を試聴できます。炭坑節.wav
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