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2020年8月

2020年8月31日 (月)

令和2年8月28日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・秋の端境期

ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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カボチャを一部、収穫してみました。

カボチャの生育の前半は、ツルが元気に伸びていたので、今年は豊作になると思っていました。

しかし、後半になると、葉の色が悪くなり、あまり元気ではなくなりました。結局、収穫できた実は、少なかったです。

付近の農家の皆さんの畑でも、カボチャの生育は良くなかったみたいです。今年はカボチャの年ではなかったようです。雨ばかりだった7月、暑すぎた8月など、極端な気候がカボチャの生育に影響したのかもしれません。

9月から、夏野菜の収量が次第に少なくなってゆきます。例年だと、夏野菜に代わってカボチャが出荷され始めるのですが、今年の9月はカボチャの在庫は少なく、少しずつ慎重に出荷してゆきたいと思います。

9月は出荷できる野菜が少なくなる「端境期(はざかいき)」となるでしょう。

端境期の第1波は4月頃の冬から春に移る頃、端境期の第2波は6月頃の初夏から梅雨に移る頃、そして端境期の第3波は夏から秋に移る9月頃に迎えます。

このように1年に何度か、季節が移る頃に端境期を迎えます。この端境期をどう乗り切るのか、農家の腕の見せどころとなります。

2020年8月29日 (土)

おなじみの新年の抱負    令和2年1月23日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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おなじみの新年の抱負    令和2年1月23日

いつになく暖かな大寒を迎えております。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場の畑は雑木林が隣接し、近所にも巨木が立ち並んでいます。秋にはたくさんの樹々が落葉して、地面は落ち葉で染まります。それらの落ち葉をかき集めて、堆肥の材料として利用しています。樹々は枯れた枝もたくさん地面に落としますので、落ち葉をかき集める前にまずは枯れ枝を片づける必要があります。夏には雑木林の奥からに竹や笹の地下茎が侵入してくるので、それらが地上に生えてきたらこまめに刈り倒すようにしています。

もしも私が落ち葉をかき集めることをやめて雑木林が誰にも管理されなくなったら、地面は落ち葉や枯れ枝が散乱して人の足が入りにくくなり、やがて竹や笹が繁殖して荒れてゆくでしょう。こうなると足場が開けていた元の状態に戻すことは困難になります。小林農場が落ち葉で堆肥を作るのは、雑木林の足場をきれいに維持するためでもあります。

  荒れる前にこまめに片づけておくことが大切です。それと同じようなことを、年の暮れの大掃除の頃に思います。正月を迎える直前になって、散らかしたままだった住まいをバタバタと慌ただしく掃除することが多いのですが、普段から片づけていればそのようなことになりません。それで正月になると毎年、「普段から片づけをする」という新年の抱負をたてるわけですが、その抱負を達成できた年は今までに一度もありませんでした。

  片づけを一度にまとめてやろうとするから大変なのでしょう。今年は毎日必ず、「一日30分」を農場内の片づけのために費やそうと思っています。一日にたったの30分だけならば、片づけのための時間を作れるはず。この毎日の習慣を身に付ければ、手のつけられないほど農場が散らかることがなくなり、気分良く仕事ができます。

  また、今年は毎日必ず、「一日1時間」を除草作業に費やそうと思っています。雑草は大きく生育してしまうと簡単に取り除けなくなります。まだ雑草が小さくても除草作業を後回しにせずに早めに行いたいと思います。雑草が小さいうちなら楽に取り除けます。

  まもなく確定申告をする時期ですが、農場のお金の管理も普段からマメに行っていないと、確定申告の時期にバタバタとしてしまうことになります。今年は毎日必ず、「一日20分」は農場の収支の計算や記帳などの事務仕事に時間を費やしたいと思います。

  商品を購入した後に、その代金を振り込まなくてはいけなかったのにうっかりと振り込むのを忘れてしまうことがあります。畑仕事が忙しいので後でまとめて代金を振り込もうとすると、すでに振り込んだのか、まだ振り込んでいないのか、分からなくなってきます。

  小林農場の野菜セットの代金も月ごとに皆さんに振り込んでいただいております。皆さんもお忙しいので野菜セットの代金を振り込むのを忘れてしまうこともあると思います。

過去数か月分の野菜セットの代金をまだお振込みされていないご家庭には、通知をお届けしてまいりたいと思います。この1月中には去年の9月から11月までにご購入された野菜セットの代金をまだお振込みされていないご家庭に、未支払い分の代金を通知させていただきます。すぐに代金を振り込めない事情のある方は、遠慮なく小林までご相談ください。

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後記(8月29日記入)

まだ新年を迎えたばかりの頃は「毎日、必ず30分は農場の片づけに費やそう」とか、「毎日、必ず少なくとも1時間は除草作業に費やそう」とか、抱負を語っていましたよね。今、思い出しました。

よし、9月からはこれらを有言実行するぞ!そうしないと、農場は手が付けられなくなるほど散らかるし、畑は雑草に覆われてしまいます。

2020年8月28日 (金)

令和2年8月24日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・オクラについて

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、ゴーヤ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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この夏はナスやピーマンが調子が良くないようで、あまり実が大きくなりません。味はおいしいですけれども。

大玉トマトは収穫時期の終盤を迎えています。収穫できる実が減ってきました。

トウモロコシも収穫時期を終える頃でしたが、その前に、畑に侵入してきた獣に食い荒らされてしまいました。トウモロコシは獣の大好物で、獣害を受けることを覚悟しながらトウモロコシを栽培することになります。

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今の時期は、オクラの樹が元気です。たくさん実を収穫できています。

Dscn3369 現在のオクラ畑の様子。

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左の写真はオクラの花。開花した後、花はしぼんで実が実って収穫。

「野菜セットに入っていたオクラが少し固かった」というご指摘をいただきました。

オクラの実は大きくなると固くなる傾向があります。

今のオクラの樹は元気なので、実が大きくなるのが速いです。最近は少し大きなオクラの実も野菜セットの中に入れていましたが、今はできるだけマメにオクラ畑に足を運んで、ちょうど良い大きさで実を収穫するように心掛けています。

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オクラが収穫できる時期は、私は納豆の代わりにオクラを食べています。

おすすめ料理「オクラとろろ」(納豆の代わりに、ご飯にかけて食べる。納豆に負けぬ粘り)

  1. 沸騰したお湯にオクラを丸ごと入れて、数十秒間、蒸し茹でする。(ヘタを取り除かずに茹でたほうが、水っぽくならない)
  2. お湯から取り出して、包丁で叩いて細かく切り分ける。
  3. しょうゆとかつお節を混ぜて、ネバネバするまでよくかき混ぜて、ご飯にかける。

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2020年8月26日 (水)

雲、花、虫、月・・・  令和2年1月16日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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雲、花、虫、月・・・  令和2年1月16日

春寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  晴れるのか雨が降るのか、畑仕事はその日の天気に左右されるので、毎日、気象庁が発表している天気予報を必ず確認するようにしています。まだ高度な気象予想技術がなかった頃の昔の農家は、まわりの生き物の様子や雲の変化から天気を予想していたようです。

  上空に見える雲の種類から近日の天気を予測できます。細いすじのような形をした「すじ雲」、うろこのような模様に広がる「うろこ雲」、月や太陽の光を覆う「おぼろ雲」が現れたら、半日後か1日後には雨が降り出すと一般的には言われています。これらの雲が現れたら、雨が降り出す前に終わらせておきたい畑仕事を急いで終わらせたほうがよいです。  

実際には違う地形では雲の現れ方も違うので、雲の様子から天気を予測する場合は自分が暮らしている地域ではどのように雲の様子が変化するのか、普段から観察しておく必要があります。いつも作物が生えている地面ばかりを見て仕事していますので、今年は意識的に空を見上げて雲の種類を判別し、数日後の天気を自分で予測できるようにしたいです。

もっと長期的な天候を予測したい場合は、昔の農家は身近な植物や動物の様子から予測していたようです。「カマキリが卵を産み付けた位置が高ければ、次の冬にはたくさん雪が降る」「大根が豊作ならば、翌年は稲の実りが良い」などの言い伝えがあります。

  植物・動物は、周辺の天候に素直に反応するので、それらの生き物の様子は農作業を行う上で指標になります。例えば、「藤の花が咲いたら、夏野菜の苗を畑に植えてもよい」と言われています。夏野菜の苗は寒さに弱く、霜に当たれば枯れてしまいます。藤の花は霜が降りなくなる暖かな時期になってから咲くので、その後に夏野菜の苗を植えるとよいです。他にも「桜が満開になってから大根の種を播け」などの言い伝えがあります。私も身近な場所に農作業の指標となるような植物や動物をたくさん見つけておこうと思っています。

  月の満ち欠けを観て農作業を行う農家もいます。海洋では月の引力によって満潮・干潮が繰り返されますが、作物の生育も月の引力に影響されるらしく、種播きは月の引力が強まる新月の日に、苗の植えつけは引力が弱まる満月の日に行うと良いとも言われています。

  虫の行動も月の満ち欠けと連動しているらしく、満月の日に最も害虫が発生すると言われています。もしもそれが本当ならば、満月の日を狙って徹底的に害虫対策を行えば、害虫を一網打尽にすることができます。今年は月の満ち欠けを毎日、意識して観察しながら、月が作物栽培にどの程度の影響力を及ぼしているのか、確認してみたいと思っています。

  「満月の日と新月の日とでは、自分の性格も変わる」と、敏感な人は言います。「低気圧が近づいてくると体の節々が痛くなって、次の日には雨が降るのが分かる」と嘆く人もいますが、ある意味でそれは、自然環境の変化を敏感に感じ取ることのできる体だとも言えます。私達の体調や気分は気象に影響されながら上下し、その要因を特定できれば楽しいです。

  「花鳥風月」とは、美しい自然に囲まれて暮らしている喜びを表現した風流な言葉です。雲、花、虫、月などを眺めながら行われる畑仕事は、毎日を風流なものにしてゆくでしょう。

2020年8月25日 (火)

七十二候を追う・「蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」 ~入道雲についても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

8月17日から8月22日頃までの従来の七十二候は 「蒙霧升降す(のうむしょうこうす)」。深い霧が立ち込める頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

8月17日から8月22日頃までの小林農場独自の七十二候は 「もこもこと 入道雲が 縦に伸び」。

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この季節はもこもこと縦に伸びてゆく雄大な入道雲が、よく空に現れます。

入道雲は激しい雷と雨を降らせる雲としても知られています。

栃木県は雷雨が発生しやすい地形に位置していて、強烈な日差しが降り注ぐ暑い夏の日に、突然、雷雨が発生して、カラカラに乾いていた大地を潤して涼しくしてくれます。

そんな雷雨を栃木県民は「らい様」と呼び、恐れながらも親しんできました。

この数年間、以前と比べて「らい様」が登場する日が少なくなったような気がします。

今年は8月1日に梅雨が明けてから今日(8月25日)まで、私の記憶ではたったの2回しか、小林農場の畑にまとまった雨が降っていません。

雨が降らなければ畑に種を播いても発芽してくれないですし、苗を植えても枯れてしまいます。

ちょっと最近、らい様、怠けすぎではないでしょうか。入道雲は元気に膨らんで、ときどき遠くでは雷の音が聞こえて稲妻が見えたりするのですが、肝心の雨が降りません。

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Dscn3360 キャベツなどの秋野菜の苗を畑に植えています。

上の写真は、畑に植えてから数日経った苗の様子。無事に畑に根を張ってくれました

Dscn3335 苗を植えた直後の数日間は、遮光ネットを苗の上にかぶせるようにしています。

植物が生育してゆくには太陽の光を浴びて光合成することが必須ですが、まだ畑に植えられたばかりの苗は根が張れていないので、土中の水分を吸収することができず、太陽の光を浴びるとしおれやすいです。

今の暑すぎる太陽の光は苗にとって強烈すぎるので、苗が根付くまでは直射日光から苗を守ってあげる必要があります。

Dscn3364 発芽したばかりの人参の様子。

人参の種を播いた後に、モミガラを散布しています。

種が発芽するには十分な水分が必要です。雨が降る直前に、種を畑に播きます。

雨が降っても、その後の日差しが強烈なので、すぐに畑の表面は乾いてしまいます。モミガラを散布しておくと、表面の水分が蒸発しにくくなります。

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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」

  「燃えろよ燃えろ」 フランス民謡  訳詞・不詳
   右をクリックすると、この曲を試聴できます。 燃えろよ燃えろ.wav 

2020年8月24日 (月)

新年会での語らいより  令和2年1月9日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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新年会での語らいより  令和2年1月9日

初春のみぎり、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  正月に私の生まれ故郷の東京都江東区に帰省して、実家で父と母と新年を祝いました。今年はさらに、親戚一同が顔を合わせる新年会にも数年ぶりに顔を出してみました。今の私はおじさん、おばさん、いとこ達が暮らしている首都圏から離れて栃木県で暮らしているので、長い間、ご無沙汰していました。実の姉とも久しぶりに顔を合わせました。

  まだ私が小林農場を設立したばかりの頃は野菜セットを購入してくださるご家庭がありませんでしたので、まずは最初におじさん、おばさんの皆さんに野菜セットを宣伝してみました。「せっかく甥が作っている野菜だから」と野菜セットを定期購入してくださるようになり、今でも継続してくださっています。血のつながっている親族は、ありがたいです。

  数年前から日本ではハーブの一種、パクチーが食べられるようになってきましたが、新年会でもパクチーが話題となり、女性陣からは小林農場でもパクチーを作って送ってほしいという声があがり、それに対して男性陣からは「パクチーのおいしさが分からん」という声があがりました。性別で「好き」と「嫌い」がはっきりと分かれて、おもしろかったです。

  どのご家庭にもできるだけ受け取りやすい野菜セットにしたいので、万人が普通に食べているような野菜を野菜セットに入れるようにしています。パクチーのような苦手としている人が多い野菜は、野菜セットの中には入れにくいです。ただ、パクチーが大好きな人も多いので、小林農場でも栽培してみて、収穫時期を迎えたら皆さんにお知らせして、希望するご家庭のみにお届けするという出荷方法も検討してみてもよいと思いました。

  私の義妹が一歳になる息子を新年会に連れてきていて、幼い子供の仕草が場を和ませていました。私には子育ての経験がなく、生まれたばかりの頃は母乳のみで栄養を補給していた幼児が離乳後にどのような食べ物を食べるのか知らないので、義妹にきいてみました。すると、一歳の息子君は葉物野菜などを具にしたチヂミも食べていると教えてくれました。

葉物野菜の苦味を含んだ香りを苦手にする幼児は多いのですが、チヂミにすると香りが中和されて幼児にも食べやすくなるのかもしれません。幼児はチヂミとか蒸し芋とか、腹持ちの良い食べ物を本能的に好む傾向があるように思います。小林農場で生産している小麦粉はチヂミのような料理を作るのに適し、幼児用のおやつ作りに使えると思います。

  小林農場を設立したばかりの頃は野菜セットの作り方が雑で、複数のご家庭より様々なご指摘をいただき、改善してまいりました。ずっと野菜セットを購入しているおじさん、おばさん達からは「以前よりも野菜セットの野菜の品質が良くなった」という言葉をいただき、私の成長の過程を見届けてくれていて、心強いです。

野菜セットの野菜の品質に問題があった時に、皆さんから遠慮のないご指摘をいただければありがたいのですが、問題があれば多くのご家庭はそのまま野菜セットの定期購入をお止めになるのが普通です。父や母にも野菜を届けていますが、遠慮のない指摘を私に伝えながら食べ続けてくれるので、家族はありがたいです。

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追記(8月24日記入)

今年、パクチーやバジルなどの西洋ハープも栽培してみましたが、うまく収穫できませんでした。

シュンギク、ミツバ、青じそなどの「和風ハープ」は今まで栽培して出荷してきましたが、西洋ハープの栽培は今後の小林農場の課題です。

2020年8月23日 (日)

令和2年8月21日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・モロヘイヤについて

ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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Dscn3351 現在のモロヘイヤ畑の様子。

葉が1枚1枚大きく開き、茎が太くて柔らかい。そんな理想的な姿をしたモロヘイヤを、最近、たくさん摘み取って収穫できるようになりました。

曇天が続いていた梅雨の頃はモロヘイヤの樹に勢いがなく、葉はなかなか大きくならず、茎も細いままで、少し固くて筋っぽい感じがしました。

梅雨が明けてからモロヘイヤの樹が調子を取り戻してきました。もともとエジプトや中近東などの暑さの厳しい地域で長い間、栽培されてきた作物ですので、猛暑や酷暑が好きな作物なのでしょう。

9月に入る頃になるとモロヘイヤは花を咲かせ始めます。花を咲かせてしまうと食用にはむかなくなり、出荷が終了します。

今頃になってようやく調子が出てきたモロヘイヤの樹ですが、もう収穫期は末期に入りました。モロヘイヤを楽しめる期間は残り少ないので、私もモロヘイヤを料理して噛みしめながら食べたいと思います。

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クウシンサイ。モロヘイヤと同じく暑いのが好きな葉物野菜ですが、収穫時期はモロヘイヤよりも長いです。

モロヘイヤの収穫時期が終わったら、クウシンサイを代わりに野菜セットに入れたいと思います。あまり日本では馴染のない野菜なので、レシピもお伝えしたいと思います。

2020年8月20日 (木)

8月17日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・大玉トマトの割れる原因

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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最近、赤く熟したトマトが、収穫される前に割れてしまうことが多くなってきました。

強い日差しが実に当たると、実の外皮が固くなって割れやすくなるようです。最近の猛暑による強烈な日差しが、実の外皮を固くしてしまっているのかもしれません。遮光しながらトマトを育てている農家のいるようです。

皮が割れてしまうと商品として出荷がしにくくなります。

今後は実が真っ赤に熟すのを待たずに、少し青いうちに早めに収穫したほうがよいかもしれません。トマトの実は収穫された後も貯蔵中に追熟して赤くなる場合もあります。

最近は実が割れにくいように改良されたトマトの品種も開発されているようなので、来年からそのような品種も試しに栽培してみたいと思います。

Dscn3353 現在の雨除けのハウスの中で育てているトマトの様子。

Dscn3354 このような感じで皮が割れてしまう実が多いです。

商品としては出荷がしにくいですが、味質には問題なく、おいしく食べられます。割れたトマトの実は、私がおやつの時間に食べています。

大玉トマトの収穫時期は短く、9月に入る頃には大玉トマトの出荷が終了すると思います。短期間の楽しみです。

2020年8月19日 (水)

七十二候を追う・「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)」~ツクツクボウシについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

8月12日から8月16日頃までの従来の七十二候は 「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)」。ヒグラシが鳴く頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

8月12日から8月16日頃までの小林農場独自の七十二候は 「蝉時雨 ツクツクボウシ 参加する」

今は1年で最も暑い季節。

雨が降ることが少なくなり畑は日に干されて乾いていますが、蝉時雨(せみしぐれ)は絶え間なく畑に降り続けています。

夏の早い時期よりニイニイゼミが鳴き始めて、さらに暑くなってゆくとヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミが賑やかに鳴き声を発してゆきます。

それらに遅れて最後に、ツクツクボウシが鳴き始めます。

お盆の時期に「オーツクツクボーシ」という鳴き声が聞こえてきました。これで主要な蝉の鳴き声が出揃いました。

従来の七十二候だと今の時期は「ヒグラシが鳴く頃」とされていますが、ヒグラシはすでに梅雨の頃から鳴いています。

「ミーン!ミーン!」と鳴くミンミンゼミの鳴き声がどうしても「暑ーい!暑ーい!」と聞こえてしまい、「ジリジリジリ!」と鳴くアブラゼミの鳴き声がどうしても「暑ちちちち!」と聞こえてしまいます。

いっぽうで「カナカナカナ・・・」と鳴くヒグラシの鳴き声は涼し気で、夏の暑さを少しでも和らげてくれているような気がします。

夜が明けようとする早朝の4時頃にヒグラシが鳴き始めます。まだ涼しい時間帯にその鳴き声が目立ちます。

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耳に入るのは蝉時雨。目に入るのは入道雲。蝉時雨と入道雲との夏の組み合わせ。

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私の住まいの玄関の前に植えている紫陽花。我が家の紫陽花は、梅雨明け後に花の見頃を迎えます。

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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」

  「八木節」 北関東地方の民謡
   こちらをクリックするとこの曲を試聴できます。

2020年8月17日 (月)

令和2年8月14日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・露地トマトの現在の様子

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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今はトマトが旬。トマトの収穫最盛期です。

トマトは乾燥した地域で栽培されてきた作物で、湿度が高い環境では病気にかかりやすいです。

日本列島には梅雨があります。日本列島で露地でトマトを栽培する場合は、できるだけ病気にかかりにくいように改良されてきた品種を探し出すことが必要です。

今年の梅雨は本当に雨ばかりで、小林農場の露地トマトは半分以上、病気にかかって枯れてしまいました。

そんな中でも、枯れてしまわずに梅雨を生き残った品種もありました。

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上の写真は中玉トマトの品種「サンティオ」の現在の様子。

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上の写真はミニトマトの品種「ブラジル・ミニ」の現在の様子。

梅雨の間に多くの葉が枯れて、今でも葉が少なく、その姿はまだ「病み上がり」という感じがします。

Dscn3348 ただ、樹のの頂上では元気に空に向かって茎が伸び続けています。もうしばらくの間、実をならし続けてくれると思います。

梅雨のある日本列島では、雨の当たらないハウスの中でトマトを栽培するのが一般的です。そうすれば病害を避けられます。

小林農場でも、栽培面積は小さいですが、雨除けハウスの中でも大玉トマトを栽培しています。野菜セットに入れている大玉トマトの多くは、雨除けハウスで栽培しているものです。

もう少しハウスを新築して、もっとたくさんのトマトを雨の当たらないハウスの中で栽培したいと思っています。そのかたわら、露地でも少しだけトマトを栽培して、雨に当たっても病気になりにくい品種を見つけ出してゆきたいと思います。

 

 

 

 

2020年8月15日 (土)

ネズミと猫と人間        令和2年1月2日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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ネズミと猫と人間        令和2年1月2日

新年のごあいさつをもうしあげます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  今年は子(ネズミ)年となります。ネズミは倉庫などに潜り込んで、保管している穀物などを食い荒らしてしまったりするので、農家にとっては害獣として見られています。

  小林農場でも以前はよく、収穫して倉庫に貯蔵していたジャガイモがネズミに食い荒らされていました。ジャガイモを保管するコンテナを隙間なくピッタリと重ねられるものに替えてみた後はネズミもコンテナの中に侵入できなくなって、問題は解決されました。

  また、作物の苗を育てている時に、いつの間にかに苗の頭が丸ごとネズミに食べられてしまったこともありました。被害の様子を観察しながら推測してみると、ネズミが活発に活動している場所とそうではない場所があるようでしたので、苗が被害を受けにくい場所を見つけながら、苗の置き場所を移動したりしました。

  作物栽培が始まったばかりのかなり古い時代から、世界中の人類がネズミによる食害に悩まされていたようです。そこで、ネズミを捕まえる習性のある猫が人々に飼われるようになりました。今も田舎では、ネズミ対策に猫を飼う人は多いです。

  小林農場でも現在は猫を1匹、飼っています。メスの黒猫で、名前はミヤコ。8年前くらいにどこからか農場の敷地にフラフラとやって来たのですが、その頃は生まれたばかりの赤ちゃんのように体が小さく、私が拾って飼うことになりました。

  ミヤコの一日は、昼には野外のどこか暖かい場所を見つけて居眠りしながら暮らし、夜には私の住まいに戻って私の寝ている布団に潜り込んで飼い主に身を寄せながら眠りにつきます。なんとものんびりとしている毎日ですが、ネズミを見つけると野生の本能が蘇るようで、目にも止まらぬ素早い動きでネズミを捕らえます。

  よくミヤコは捕まえてきたネズミをくわえて、飼い主の私に自慢気味に見せにやって来ていました。ネズミを放し、逃げるネズミをまた捕まえて、それを何度も繰り返してすっかりネズミが疲れて動かなくなってから、ぼりぼりと音をたてながらネズミを丸ごと食べます。残忍にも思える、猫の不思議なネズミの食べ方です。

  おとぎ話の中では、ネズミが猫にウソの情報を教えてだましたため、猫は十二支の中に入れなくなってしまい、それで怒った猫はネズミを見ると追い回すようになったとされています。これだけ人に身近な動物であり、特に農家には貢献してきた猫なのに、十二支の中に入れてもらえないとはかわいそうです。ネズミと言えば猫なのだから、「ネズミ年」を「ネコ年」とも呼んであげてもいいような気がします。

  飼い猫を野外に放しながら飼う場合は、付近の野良猫との不慮の交尾・出産を避けるために、去勢手術や避妊手術を施しておくのが一般的です。ミヤコにも手術を施しましたが、異性と結ばれて子孫を遺すという動物としての幸せを、ミヤコは味わうことはできません。様々な野良猫が小林農場の敷地内に出没していますが、いろいろな猫と出会いながら、猫と人との関わり方について考えたりします。

2020年8月13日 (木)

七十二候を追う・「涼風至る(りょうふういたる)」

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

8月7日から8月11日頃までの従来の七十二候は「涼風至る(りょうふういたる)」。涼しい風が初めて立つ頃とされています

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

8月7日から8月11日頃までの小林農場独自の七十二候は 「キリギリス 舌打ちしながら 鳴き始め」

昼も夜も1日中、いろんな生き物の鳴き声が聞こえてきます。

その中でも印象的なのが、「チッ、ギリギリギリギリ」という鳴き声。最初の「チッ」が舌打ちしているように聞こえます。

その鳴き声の主の姿は確認できませんでしたが、おそらく、キリギリスの鳴き声だと思います。

秋の夜長になるとコオロギの「コロコロコロ」という鳴き声ばかりが目立ち、それに譲るようにしてキリギリスの鳴き声が聞こえなくなります。キリギリスの鳴き声は、この季節限定なのかもしれません。

キリギリスの鳴き声を録音してみました。よろしかったらお聴きください。鳥の声などが混ざっていて聴き取りにくいかもしれませんが、よーく耳を澄ませてお聴きください。右をクリック。 きりぎりす.wav  

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Dscn3320 梅雨が明けて、夜空に月がきれいに見えるようになりました。

Dscn3290 近所で自生しているヤマユリを、夜に撮影。夜に写真映えする花です。

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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」

  「さとうきび畑」 作詞:寺島尚彦,作曲:寺島尚彦
   右をクリックするとこの曲を試聴できます。サトウキビ畑6.wav

 

2020年8月11日 (火)

令和2年8月10日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・小林農場が育成したトウモロコシ

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク、ミョウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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今年は2種類のトウモロコシを栽培しています。

1つは種苗会社から購入した種から育てたトウモロコシ。

そしてもう1つは、去年、私が自分の畑から自分で種を採って、その種から育てたトウモロコシ。

今回は後者を初めて、出荷してみました。小林農場が独自に育成している品種のトウモロコシです。

種苗会社の品種のトウモロコシと比べて粒の大きさが少し小さく感じるのが残念なところではありますが、味はとてもおいしいです。

どうぞ前回お届けした種苗会社の品種のトウモロコシと、今回お届けした小林農場の品種のトウモロコシを、皆さんにも食べ比べていただきたいと思います。

自分が種採りしながら栽培しているトウモロコシがまともに生育してくれるのかどうか半信半疑でしたので、こうして商品として出荷できたことが嬉しいです。今年も自分で種を採ってみたいと思います。

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上の写真は、去年、トウモロコシの種を採っている様子。

トウモロコシは未熟な状態の種を食べます。収穫しないで畑に残していると、やがて種は完熟して固くなります。

トウモロコシの雄花と雌花が受粉して種ができるのですが、違う品種のトウモロコシが交雑してしまうとトウモロコシの品質が下がってしまうと言われています。

小林農場のように違う品種のトウモロコシを同じ時期に栽培する場合は、お互いに交雑しないように同じ畑では栽培せず、それぞれ違う畑に作付けして、十分に距離を離して栽培するようにしています。

 

2020年8月10日 (月)

祈り   令和1年12月26日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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祈り                 令和1年12月26日

今年もいよいよ残りわずかとなってしまいました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  今年、日本では平成から令和へと時代が移り、新たな天皇が即位しました。日本では古来より、神聖な人物である天皇が神聖な場所で神聖な祭事を行うことにより、国の平和を神様に祈ってきました。世界にはいろいろな神様がありますが、この紙面では日本古来の神様を片仮名で「カミ」と書いて、他の神様と区別しながら話を進めたいと思います。

  天皇が皇位継承をするために行われる儀式が「大嘗祭(だいじょうさい)」です。米などの農産物がカミ様に供えられて、新たに即位する天皇がカミ様と共に米を食事することによって天皇に必要な徳を増してゆきます。この秋に30年ぶりに大嘗祭が行われましたが、米が日本人にとって大切な糧であることを印象付けた儀式でした。

  この供え物のお米は占いによって選ばれた地域の田んぼから収穫されます。令和の大嘗祭では栃木県の田んぼが選ばれて、栃木県内ではその話題で沸きました。

  天皇には民衆を政治的に支配できる権力は与えられていませんが、国の平和をカミ様に祈る重大な神事を担っているので、日本で最も偉い人物として民衆に尊ばれ、徳川家康のような強大な権力を手に入れた権力者さえも天皇を敬いました。常に民衆の平和を祈っている天皇が権力者よりも偉い日本では、権力者が暴走して民衆を弾圧・虐殺するような酷い事件は起こりにくく、国の秩序が保たれやすいです。

  日本には古来より、山にも海にも自然の至る所にカミ様が宿るという信仰があり、カミ様が身近に居ました。大勢で桜を見ながら食事をするお花見は、もともとは農家がみんなでいっしょにカミ様を招いて食事をしながら豊作を祈願するための祭事でした。お正月にやって来るカミ様にお餅を供えるために、みんなで協力して賑やかにお餅をつきます。祭事が地域の人々の連帯感を維持してきました。

  私がどんなにがんばって栽培しても不作になる時もありますし、そんなにがんばらなくても豊作になる時もあります。人の力だけでなく、大自然というカミ様の力に影響を受けながら、作物は生育します。自分が作物に与えられる影響力は小さいと謙虚に受け止めると、大自然に畏怖の念を感じたりします。私利私欲のために大自然に余計な手出しをすると、祟りを受けるかもしれないと思ったりもします。

現代の日本では古来の信仰は薄れて、代わりに科学技術が崇拝されるようになりました。同時に自然環境は悪化し、地域の人々の絆は弱まってゆきました。現代では非科学的だと敬遠されている信仰の中には、実は大自然と人が、そして人と人が大らかにつながってゆくための合理的な知恵があるのかもしれません。

普段は全く宗教には関心のない人も無意識のうちに、自分の生まれた国で発生した古来の信仰の影響を受けながら自分の性格が形成されているものだと思います。自分自身を理解してゆくためにも、自分の国の古来の信仰を知っておくことは大切だと思います。今年は天皇が代わり、日本古来の信仰が見直された一年でした。

2020年8月 9日 (日)

令和2年8月7日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・サヤインゲンについて

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク、ミョウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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Dscn3303 現在のサヤインゲンの畑の様子。

サヤインゲン栽培は、通常は4月下旬に種を播き、6月上旬頃に花を咲かせ始めて6月下旬より実が実って収穫が始まり、7月下旬には実が実らなくなって収穫が終了します。

ときどき、8月に入ってから再び花を咲かせて実を実らせることがあり、「収穫期の第2波」を楽しむことができます。

今年も7月下旬より通常通りに収穫量が減ってゆきこのまま出荷が終了してゆくと思いましたが、どうやら「収穫期の第2波」がやってきているようで、再び実が実り始めました。今年はもう少し長く、サヤインゲンの収穫を楽しめそうです。

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現在、「第2波」を迎えているのは、サヤが平たい「平サヤインゲン」。

生育が早くて早い時期から収穫できる品種で、食感は少しもちもちとしていてみずみずしく、おいしいサヤインゲンです。

この品種を気に入りましたので、今回は自分でこの品種から種を採って、来年はその種から育てたいと思います。

7月にも新たにサヤインゲンの種を播いておきました。今年の秋に収穫時期を迎えるでしょう。

2020年8月 8日 (土)

七十二候を追う・「大雨時行る(たいうときどきふる)」~トノサマガエルについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

8月2日から8月6日頃までの従来の七十二候は「大雨時行る(たいうときどきふる)」。夕立が時に激しく降る頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

8月2日から8月6日頃までの小林農場独自の七十二候は 「梅雨が明け わずか三日で 地固まり」

長かった今年の梅雨。連日、雨ばかりで、あらゆる地面は湿り続け、あちらこちらに水溜りが出没。

軽トラックのタイヤが畑でぬかるみにはまって、アクセルとクラッチを良い塩梅で踏み込みながら脱出するのに苦労したりしました。

今年は8月1日に関東地方でようやく梅雨明け。

そうしたら手の平を返したように強烈な日差しが降り注ぎ続け、梅雨明け後、わずか3日間ほどで水溜りもどこかへ蒸発して、地面が急速に固まってゆきました。もう軽トラックが畑ではまることもありません。

Dscn3286 トノサマガエル。小林農場のあちらこちらでよく見かける蛙です。

Dscn3284 梅雨にはあちらこちらの水溜りで、トノサマガエルが群れていました。

私がその付近を歩く度に、蛙がピョンピョンと跳ね回っていました。

Dscn3309 梅雨明け後、水溜りが急速に蒸発して、地面はひび割れするほど乾燥しました。

トノサマガエルもどこかへ姿を消しました。

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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」

  「炭坑節」 福岡県民謡
   右をクリックするとこの曲を試聴できます。炭坑節.wav 


2020年8月 5日 (水)

優良品種の種は確保してゆけるのか    令和1年12月19日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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優良品種の種は確保してゆけるのか    令和1年12月19日

年末の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  人間は食糧がなくては生きてゆけず、食糧を生み出す種子は必ず確保しておかないといけません。今まで日本国内には、各都道府県にそれぞれの地域の気候に適した品種の種を生産して安定供給してゆくことを義務付けた「種子法」という法律がありました。優良な品種を開発するにはお金もかかるので、国は補助金を支給したりして各都道府県での品種改良の取り組みを支援してきました。だから各地で優良品種の種を確保してこられました。

  去年、種子法が突然、廃止されました。「国がわざわざ税金を費やして種子の生産・供給をするのではなく、民間の種苗会社にそれらを任せてゆけばよいだろう」という意見が議会で出されたようです。なんでも民営化するのが良いと考える政治家が多いようです。

  民間の種苗会社は経営を継続してゆくために、「自然環境に適した品種の種」よりも「自分達の利益を増やせる品種の種」の開発に力を入れてゆく傾向があります。栽培中に特定の農薬を使用することによって生育が良くなる品種も開発されて、種子といっしょに農薬を組み合わせて販売することによって利益を増やそうとする種苗会社もあります。そのような品種は無農薬栽培ではうまく育たず、無農薬栽培に向かない品種も増えてきています。

  いくつかの種苗会社は品種の遺伝子を意のままに作り変えることのできる技術を身に付け、遺伝子を操作した品種の種を普及させようとしています。しかし遺伝子操作された品種を食べた消費者の健康に与える副作用も指摘されていて、安全性に疑問があります。

自然環境の保全や消費者の健康を考慮しながら品種改良に取り組んでいる良心的な種苗会社もありますが、そうではない種苗会社もあることは確かです。いくつかの強大なグローバル種苗会社は世界中から自分達に有益な遺伝子を携えている品種を見つけ出して、その品種の特許を収得しようとしています。それらの品種はその地域の住民によって長い年月をかけて受け継がれてきたものなのに、グローバル種苗会社に特許を取得されると、住民達はそれらの品種の種を使用する時に種苗会社に使用料金を支払わなくてはいけなくなります。グローバル種苗会社による遺伝子資源の独占が、海外で問題となってきています。

  民間の種苗会社が種子の生産・供給の権限を強めてゆくことに不安を感じた都道府県では、自治体自身が公的に地域に適した品種の種をしっかりと生産・供給してゆくことを定めた条例を次々に作成しています。栃木県の農業関係者も栃木県政に条例を作るように要請し、今年の秋、栃木県でも県内の作物の種子の生産・供給に関する条例が作られました。

  ところがその条例は農業関係者が期待していたものとは全く異なり、県内の作物の種子の生産・供給を民間企業に任せてゆくことを追認するような内容になっていました。このようなヘンテコな条例をわざわざ作っているような自治体は全国でも栃木県だけでしょう。

 先日、栃木県の農業関係者が新たな組織を設立し、自ら優良な品種の種を確保してゆく準備を始めました。栃木県の自然環境に適した品種、遺伝子が操作されていない品種、無農薬栽培に向く品種などの種を生産・供給してゆくことを目指すようです。注目したいです。

2020年8月 4日 (火)

8月3日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・青シソの収穫・出荷方法について

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、トウモロコシ、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク、ミョウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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梅雨明け宣言後の初出荷となった、今回の野菜セット。

首都圏などの遠方にお住いの皆さんのお宅には、宅急便を利用して野菜セットを配送しております。

冷蔵しながら配送してもらえる「クール便」を利用すると配送料が跳ね上がるので、今のように暑い時期でもクール便は利用せず、常温の便で配送させてもらっています。

皆さんの話をうかがうと、クール便を利用しなくても良い状態で野菜が皆さんのお宅に到着しているようです。

皆さんのお宅に宅急便が到着しましたらできるだけ早く皆さんが野菜を冷蔵庫に移していただけるように、野菜は1つ1つ、袋詰めしております。

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Dscn3292 青シソの畑。

青シソも出荷していますが、この葉物野菜は収穫後、しおれてしまいやすいので、少し出荷する際に工夫が必要だと感じています。

収穫後、葉が乾燥してしまわないようにするのが肝心です。今回は、収穫した葉を濡らした新聞紙に包んで袋に詰めて、セロハンテープで袋の入り口をふさいで密封してみました。

Dscn3299違う収穫方法で収穫された青シソ。

上の写真の右側は、葉を1枚1枚ちぎりながら収穫されています。

上の写真の左側は、新芽を1本1本、葉といっしょに茎ごと収穫されています。

今まで右のように収穫してきましたが、本当はモロヘイヤを収穫する時と同じように左のように茎ごと収穫したほうが葉はしおれにくいのではないかと思い、試しに左のようにも収穫してみました。

収穫した青シソを自分の家でも保存してみて、どのように青シソを収穫・出荷すると良い状態を保てるのか、確認したいと思います。

(私は収穫した青シソを冷凍庫に入れて冷凍保存することが多いです。青シソを料理するときに冷凍庫から取り出して、凍った葉を手でパリパリと細かく砕きながら料理に加えています。)

 

2020年8月 3日 (月)

小林農場での自家採種の現状   令和1年12月12日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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小林農場での自家採種の現状   令和1年12月12日

忙月の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  玉ねぎは一般家庭でよく料理に使われる食材なので、できるだけ長く出荷できれば皆さんに喜んでもらえます。6月に収穫された玉ねぎを貯蔵して現在も出荷していますが、いくつかの玉ねぎからは緑色の新芽が出始めてきました。新芽の部分も問題なく食べられるのですが、新芽に養分が吸い取られてしまうので、玉ねぎ全体の品質が低下してゆきます。新芽が出てくるのが遅い玉ねぎが長く貯蔵できて貯蔵性の良い玉ねぎと言えます。

  新芽が出てくるのが遅い玉ねぎを選んで土に埋め戻せば、来年の春には地上に新芽を伸ばして、夏には花を咲かせて種が実り、その種を採ることができます。それらの種を畑に播いて新たに玉ねぎを育てれば、次の年はもっとたくさん貯蔵性の良い玉ねぎが収穫できるかもしれません。親の貯蔵性が良ければ、次の世代もその遺伝子を受け継いで貯蔵性が良くなりやすいです。玉ねぎの種を自家採種する方法について勉強しているところです。

  小林農場では他の作物栽培でもできるだけ自分の畑から自家採種するように心掛けていますが、今まで種を種苗会社から購入することが多く、自家採種の技術がまだ身についていません。夏には種苗会社から購入した人参の種と、自分の畑から自家採種した人参の種をどちらとも播いてみて生育の様子を比較してみましたが、種苗会社の種から育てた人参は良く育ち、自家採種の種から育てた人参は大きくならず、はっきりとその差が見られました。

  去年に自家採種したサヤエンドウの種を播いて育ててみたら病気が発生して、全滅してしまいました。種に病原菌がくっついていて、それが原因で病気が発生したのではないかと推測しています。種苗会社から販売されている種は病原菌が発生しないようにしっかりと消毒してあります。自家採種する場合も、自分でできる病害対策を考えないといけません。

  種苗会社が最先端の技術を駆使して生産している種と、私が片手間で採っている種とでは、比較してみるとやはりその種の品質の差は歴然としています。作物栽培では、まず良質な種を選ぶことが肝心です。現代のプロの専業農家は農場経営を安定させるために、自分で種を採る手間を省いて種苗会社から優秀な品種の種を購入するのが当たり前です。でも私は、農家が自家採種の技術をこのまま忘れてしまうのは危険なことだと感じています。

  専業農家として安定的に生計を成り立たせてゆくには、しばらくは種苗会社から優良な品種の種を購入して栽培してゆくのが無難です。その傍ら、少しずつ種を自分でも採ってゆき、自家採種した種から育てた品種と種苗会社から購入した種から育てた品種の成績を比較しながら、長い年月をかけて自家採種の種から優良な品種を育成してゆきたいと思います。それぞれの作物の種を採れる機会は年に1回のみ。私が自分で良質な種をたくさん採れる技術を身に付けるまであと10年くらいかかると思いますが、気長にがんばります。

  今年は自家採種の種から育てたニンニクの生育がとても良く、種苗会社の種から育てたニンニクと比べてみても遜色ありませんでした。自家採種している大麦や小麦はいつも良く生育していますので、これらの種はわざわざ購入する必要はないと思っています。

2020年8月 2日 (日)

七十二候を追う・「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」~ヤマユリについても~

1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。

7月28日から8月1日頃までの従来の七十二候は「土潤いて溽し暑し(つちうるおいてむしあつし)」。熱気がまとわりつく蒸し暑い頃とされています。

小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。

7月28日から8月1日頃までの小林農場独自の七十二候は 「ヤマユリが 一人たたずむ 道の脇」

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よく飼い犬を連れて散歩する道の脇に、ぽつんと一人、ヤマユリが茎を伸ばしてきて、そのてっぺんに大きな花を咲かせます。

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6月頃からつぼみの姿が現れますが、そこから花が開くまでの期間が長く、先週、ようやく開花しました。

ヤマユリは日本の広い地域で自生している、多年草の植物です。来年以降もまた、同じ頃に同じ場所で花を咲かせてくれるでしょう。

この敷地を管理されている近所の方はマメに草刈りをして敷地内をきれいに保っていますが、この野生のヤマユリだけは刈らずに残してくれています。

Photo_20200802043701 (左の挿し絵をクリックすると、挿し絵が拡大されてもっと見やすくなります)

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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」

  「夏の思い出」 作詞/江間 章子  作曲/中田 喜直
   こちらをクリックするとこの曲を試聴できます。

   (8月1日に、ようやく関東地方でも、気象庁より梅雨明け宣言されました。)

2020年8月 1日 (土)

令和2年7月31日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・梅雨明け間近の野菜セットの内容

今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、玉ねぎ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、トウモロコシ、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク、ミョウガ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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梅雨の最中、いつの間にかに、トウモロコシが収穫時期を迎えていました。今回、野菜セットの中に入れてみました。

トウモロコシは害虫が好んで食べる作物で、無農薬栽培の難しい作物です。うまく収穫できる時もありますができない時もあります。

今回は虫害の少ないトウモロコシを収穫できました。

今後も遅れて種を播いて育てたトウモロコシが収穫時期を迎えますが、果たして順調に出荷し続けることができるかどうか、注目です。

小林農場では、時期をずらしながら何回にも小分けしながらトウモロコシの種を播いています。そうすれば収穫時期もずれて、長い期間、収穫適期を迎えたばかりのトウモロコシを出荷できるようになります。時期をずらせば、害虫による被害も分散されます。

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トマトも収穫量が増えてきています。今回の野菜セットには、全てのご家庭にトマトをお届けできました。

真っ赤に熟してから収穫すれば新鮮でおいしいトマトを出荷できるのですが、あまり収穫を遅らせていると先に害虫に食われたり、実が熟しすぎて割れてしまうこともあります。

まだ少し青いうちにトマトを収穫する場合もあります。収穫した実を冷蔵庫の中で2,3日間、保存していると、実は保存中に熟して赤くなってゆきます。

どのタイミングでトマトを収穫すればよいのか、今後も試行錯誤してみたいと思います。

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梅雨が長引いて日照が少なく、ナスやピーマンなどの夏野菜の実がなかなか太らず、小さなまま収穫してきました。

夏野菜の収量が減ってゆく厳しい状況でしたので、トマトやトウモロコシが新たに野菜セットに入れることができて、救われた気分です。

梅雨が明けます。これからが夏野菜の本番です。

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