七十二候を追う・「半夏生ず(はんげしょうず)」~キイチゴの仲間についても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
7月1日から7月6日頃までの従来の七十二候は 「半夏生ず(はんげしょうず)」。半夏(カラスビシャク)が生え始める頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
7月1日から7月6日頃までの小林農場独自の七十二候は 「雨脚が 駆け足になる 梅雨末期」。
梅雨の前半と梅雨の末期は、同じ梅雨でも様子が違ってきます。
前半は雨の降り方も大人しくて、「梅雨の晴れ間」もあって畑が乾く時もあるのですが、
6月が終わる頃から雨の降り方が強くなって、わずかな晴れ間すらなくなり、畑も乾きません。トラクターを畑に入れて耕すことができません。
毎年、梅雨の末期には、特に西日本で大きな豪雨災害が発生しています。(東日本では9月・10月の台風の季節に豪雨災害が発生しやすい)
日本政府は治水にお金をかけて取り組んでほしいです。この季節には日本のどこかで豪雨災害が発生すのは分かり切っているのだから。
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道端の木苺の樹。梅雨の時期に果実が実って、つまんで食べられます。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「たなばたさま」 作詞:権藤はなよ •補作詞:林柳波 •作曲:下総皖一
右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 たなばたさま.wav
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