七十二候を追う・「菖蒲華さく(あやめはなさく)」~ネムノキについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
6月26日から6月30日頃までの従来の七十二候は 「菖蒲華さく(あやめはなさく)」。アヤメが花を咲かせる頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
6月26日から6月30日頃までの小林農場独自の七十二候は 「ネムノキが 日没前に 花開き」。
紅色の長い雄しべがたくさん集まって傘のように開きます。
上の写真はお昼に撮ったのですが、一般的にはネムノキの花は夕方に新たに開き始めて、その後に萎んだりしているようです。
葉も1日の間に開いたり閉じたりしているようで、夕方になると眠るように葉を閉じて垂れ下がってゆくようです。
地域によっては「ネムノキの花が咲いたらアズキの種を播け」と言われ、種まきの目安に使われる木でもあるようです。
私も、ネムノキの花が咲くと、「そろそろダイズの種を播く準備を始めよう」と思ったりします。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「ねむの木の子守歌」 作詞:美智子皇后陛下 作曲:山本正美
右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 ねむの木の子守歌
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