七十二候を追う・「梅子黄なり(うめのみきなり)」~アメリカフウロについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
6月16日から6月20日頃までの従来の七十二候は 「梅子黄なり(うめのみきなり)」。梅の実が熟して色づく頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
6月16日から6月20日頃までの小林農場独自の七十二候は 「栗の花 しっぽのごとく 垂れ下がり」。山林に野生の栗の木が花を咲かせています。栗の花については、前回の「七十二候を追う」のページに書いてみましたので、よろしければご覧ください。
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上の写真は、5月に撮影した、謎の雑草。葉の切れ込みが深くて、薄紅色の小さな花を咲かせていました。
あまり作物が育たなかった畑でこの雑草が繁殖していたので、私の記憶にのこりました。
葉の形などがかなり独特なのですが、植物図鑑で調べてもその名前が分からず、私が勝手に「イヌギク」と名付けていました。
6月に入ると葉は赤く染まり、その先に黒い種子がとんがっていました。姿がさらに個性を増して、「超イヌギク」に変身していました。
先日、植物に詳しい母に調べてもらうと、「アメリカフウロ」という名前の帰化植物であることが判明しました。植物図鑑で自分で名前を調べるよりも、植物に詳しい人に教えてもらったほうが早く名前が分かると、実感いたしました。
私は、その姿からキク科の植物だと思って「イヌギク」と名付けたのですが、全然違くて、フウロソウ科の植物です。
生き物の名前が新たに分かると楽しいです。1000個くらい、植物や昆虫や鳥の名前を覚えたいです
私は忘れっぽいから、「備忘録」を作っています。よろしければ「命名百科~小林農場で出会える生き物~」をご覧ください。
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この季節に小林が選曲した「この季節の歌」
「大きな栗の木の下で」 作詞、作曲:不詳 イギリス民謡
右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 大きな栗の木の下で.wav
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