令和2年5月11日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・葉物野菜の状態について
新玉ねぎ、ヤマイモ、大根、カブ、二十日大根、分けつネギ、キャベツ、レタス、キヌサヤエンドウ、ほうれん草、小松菜、三つ葉、ニラ
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」
「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」
「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など
旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。
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「最近の野菜セットに入っているホウレン草などの葉物野菜が、傷むのが早い」というご指摘を、複数のご家庭よりいただいております。それについては、心当たりがあります。
4月下旬頃に野菜セットに入れていたホウレン草は、去年の秋に種播きをして4月に入った頃には収穫時期を迎えたものでした。収穫時期を迎えてから時間が経っていました。
このホウレン草を収穫した直後は状態が悪くなく、試食してもおいしく食べられました。しかし、皆さんのお話をお聞きすると、収穫されてから1晩、2晩経っただけで急速に品質が低下して、多くの葉が黄色く変色してしまう場合もあったようです。
収穫時期を迎えてから時間が経ってしまっている葉物野菜は、収穫された後の持ちが悪いようです。皆さんが野菜セットを受け取った後、すぐにホウレン草を食べきるとはかぎらず、数日間、冷蔵庫に保存する場合もあるので、持ちの悪いホウレン草では商品にはなりません。
葉物野菜は収穫時期を迎えたらすぐに収穫すれば、持ちが良くて品質の良い状態でお届けできると思います。常に収穫時期を迎えたばかりの葉物野菜を出荷してゆくためには、葉物野菜の種を何回にも時期をずらしながら播くことによって収穫時期をずらしてゆくことです。もう一度、このことを確認したいと思います。
今回、お届けしているホウレン草は、3月に種を播いて育てて、収穫時期を迎えて間もないホウレン草です。同じホウレン草でも、4月下旬頃までお届けしてきたホウレン草とは別物です。
ホウレン草と同じように、小松菜やカブの葉も、傷みが早いというご指摘をいただいておりますが、それもホウレン草と同じ理由だと思います。今回の2000円セットには、収穫時期を迎えて間もない小松菜を入れてみました。
今回収穫されて袋詰めした葉物野菜を、自分の家の冷蔵庫にも保管してみて、1週間、葉が良い状態を保っているかどうか、確認したいと思います。
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最近お届けしてきた小松菜について、「葉が固すぎて食べにくい」というご指摘もいただいております。
私も小松菜を試食してみると、葉が固いと感じていました。小林農場で小松菜を作ると、葉が固くなる傾向があるようです。
固い葉を苦手とされているご家庭もありますので、小松菜の出荷については今後、検討したいと思います。
小松菜の他にも水菜や山東菜などの葉物野菜がたくさんありますので、小松菜以外の葉物野菜をもっとたくさん栽培してもよいと思います。
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