七十二候を追う・「紅花栄う(べにばなさかう)」~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
5月26日から5月30日頃までの従来の七十二候は 「紅花栄う(べにばなさかう)」。紅の染料となる紅花が咲く頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
小林農場独自の5月21日から5月25日頃までの七十二候は 「闇の畔 ほのかな光 舞う蛍」。
今年も蛍の季節がやってまいりました。
小林農場のすぐ近くの水田地帯では、夜になって辺りが真っ暗になると、ゆらゆらと蛍の光が舞っている姿を観賞することができます。
成虫になった蛍の命はわずか1週間。その間にオスもメスも光を発しながら相手を探し求めて、次の世代を残します。
恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす・・・
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収穫時期をすぎたネギが、花を咲かせています。
たいしてきれいな花でもないのに、コガネムシやハチなどがたくさんやって来て、蜜を吸ってゆきます。
ネギは多年草の植物。花を咲かせ終えた後、また新芽を伸ばすので、新芽が大きく生育したら収穫させてもらおうと思います。
もちろん、種もたくさん採らせてもらい、来年の種まきに使おうと思います。
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小林が選曲した「この季節の歌」
「ほたるこい」(わらべうた) 右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 ほたるこい.wav
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