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2020年5月 2日 (土)

令和2年5月1日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・ホウレン草の品種について

じゃがいも、ヤマイモ、ゴボウ、分けつネギ、二十日大根、サニーレタス、ほうれん草、小松菜、カブの葉、菜の花、三つ葉、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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4月が終わりました。

多くの方々に人気の高いホウレン草。ホウレン草の食べ頃は冬で、春になって暖かくなると花を咲かせてしまい、おいしく食べられなくなります。

最近は春にも花が咲かない品種が、種苗会社より開発されています。小林農場の畑でも春に出荷できるホウレン草の品種を新たに見つけてゆくことが課題でした。この春は、いろんな品種のホウレン草を試しに栽培してみました。

今までは、2月までならどの品種のホウレン草も花を咲かずにたく出荷できましたが、3月に入るとほとんどの品種が花を咲かせてしまいました。

唯一、3月にも花を咲かさずに出荷できた品種が、ソロモンでした。このソロモンにずいぶん、頼ってきました。

今年はさらに、ステイシーという品種が、ソロモンよりも長く、花を咲かさずに出荷できることが分かりました。また、サプライズ7も、前年の11月に種を播けば、翌年の4月の間ずっと、出荷できることが分かりました。

2月には朝霧、味一番、オーライ、タキシード7などの品種を播いて育ててみましたが、これらの品種も花を咲かさず、4月に出荷できました。

これらの品種のおかげで、4月にも毎回、野菜セットにホウレン草を入れ続けることができました。ソロモンの他にも、春に出荷できそうなホウレン草の品種がたくさんあるということを確認できたのが、この春の大きな収穫でした。

ホウレン草は、葉が込み合っていると花茎が伸びやすくなって、花を咲かせるのが早まります。できるだけ長く花を咲かせないようにするには、葉を間引いて、葉が込み合わないようにするとよいです。

去年の5月には金の夏サンライトなどのホウレン草の品種が出荷できたので、今年もそれらの品種の種を播いて育てています。5月の終わりまで、野菜セットにホウレン草を入れ続けたいと思っています。

Img_0209 左の写真は、ホウレン草の花。

 

 

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