七十二候を追う・「竹笋生ず(たけのこしょうず)」~ミズキについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
5月15日から5月20日頃までの従来の七十二候は 「竹笋生ず(たけのこしょうず)」。タケノコがひょっこり出てくる頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
小林農場独自の5月15日から5月20日頃までの七十二候は 「深緑に ミズキの白が 混ざる森」。
新緑の季節はすぎ、農場の周りの樹々も葉を茂らせて、その緑色が深くなっていっています。
辺りの雑木林を見渡すと、ところどころに、遠目からも白い花が咲いているのを確認できます。おそらく、ミズキの花だと思います。
この季節の雑木林にミズキの白い花が彩りを添えてくれています。「けっこう雑木林にミズキが自生しているんだな」と気付かされます。
小林農場の畑に隣接している雑木林に自生しているミズキが花を咲かせ始めている様子。
小さな白色の花が無数に集まって大きな花序を形成します。
葉脈がくっきりと見えて光沢があって丸く広がった形をした葉も独特で、きれいです。
枝を輪生状に真横に伸ばしてゆく樹形も独特です。
農場のまわりで間もなくエゴノキ、ヤマボウシ、ネムノキなども花を咲かせますが、これらも印象に残りやすい花で、その樹の存在を改めて確認してゆくことになります。
小林が選曲した「この季節の歌」
「みかんの花咲く丘」 作詞・加藤省吾、作曲・海沼實 右をクリックすると、この歌をお聴きできます。みかんの花.wav
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