七十二候を追う・「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」~コブシについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
3月15日から3月19日までの従来の七十二候は「菜虫蝶と化す(なむしちょうとかす)」 。冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶になる頃とされています。
小林農場では、自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作成しています。
小林農場独自の3月15日から3月19日までの七十二候は 「てのひらを 開いたように 咲くコブシ」。小林農場のご神木のコブシが、花を咲かせ始めました。いろんな樹が花を咲かせる時期ですが、まずコブシが先陣を切って花を咲かせます。
コブシは昔から農家に馴染みの深い樹で、各地で「田打ち桜」「種まき桜」「芋植え花」などと呼ばれて、畑に種を播き始めたり、種イモを植え始めたり、コブシの花が咲くのを目安にして農作業を始める地域もあるようです。
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次の七十二候は 「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」
スズメが巣を作り始める頃とされています。
期間: 3月20日(日)~3月24日(木) 3月20日に春分、3月23日に彼岸明け
月齢: 3月20日は26、3月24日は30 3月24日に新月
小林が選曲した「この季節の歌」
「花」 右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。花.wav
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