七十二候を追う・「蟄虫戸を啓く(すごもりのむしとをひらく)」~アブラムシについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
3月5日から3月9日までの従来の七十二候は 「蟄虫戸を啓く(すごもりのむしとをひらく)」。冬ごもりをしていた虫が姿を現す頃とされています。
小林農場の独自に作っている3月5日から3月9日までの七十二候は 「アブラムシ テントウムシと 共演し」。アブラムシがソラマメなどの作物の葉に群生していました。ナナホシテントウムシの姿も見られ、おそらくアブラムシを食べているのだと思われます。
アブラムシがソラマメの茎葉に群生している様子。
アブラムシはゴマ粒のように小さな虫ですが、作物を病気にしてしまい、農家にとって害虫です。
だから、アブラムシを食べてくれるナナホシテントウムシは、農家に好まれます。
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次の七十二候は 「桃始めて笑う(ももはじめてさく)」
桃の花が咲き始める頃とされている。
期間: 3月10日(火)~3月14日(土)
月齢: 3月10日は16、3月14日は20 3月10日頃に満月
小林が選曲した「この季節の歌」
「故郷」 右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 ふるさと.wav
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