令和2年2月3日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・ジャガイモについての注意点
今回の野菜セットの内容です。
じゃがいも、人参、大根、カブ、里芋、カボチャ、長ネギ、白菜、ほうれん草、ターサイ、水菜
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」
「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」
「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など
旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。
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現在、出荷しているジャガイモは、去年の夏に種イモを植えて冬に収穫した秋ジャガイモです。
収穫されたジャガイモは、長い時間、光に当たると、緑色に変色してゆきます。この緑色には毒素が含まれているので、緑化しているジャガイモをそのまま料理して食べると、食中毒になってしまう場合があります。
実際に多くの人が緑色のジャガイモを食べて食中毒になってしまったというニュースをときどき耳にします。「緑色になったジャガイモは食べないほうがよい」というのは農家の間では常識なのですが、この知識を知らない人も多いのかもしれません。
現在、私が出荷しているジャガイモですが、直売所の棚に1週間ほど置かせてもらって販売させてもらっていたら、店内の光によって緑色になりかけていました。今回のジャガイモは今までのと比べると緑色に変色するのが早いような気がします。直売所に販売する時は、あまり長い間そのまま棚に置きっ放しにしておかないほうがよいと思い、長い間売れ残っているジャガイモは回収するようにしています。
小林農場の倉庫では、光が入らない暗い部屋でジャガイモを長期保存しています。
光が当たらない場所で保存するのがジャガイモの保存方法の基本で、光に当てなければ問題なく料理できます。もしもうっかりとジャガイモを日に当たる場所に1週間ほど置きっ放しにして緑色に変色させてしまった場合は、食べるのをやめるか、緑色に変色した部分を分厚く切り除いてから料理するとよいです。
ジャガイモの栽培期間中は、ジャガイモの株元にたっぷりと土をかぶせて、土の中で生育しているイモが日に当たらないようにしています。
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