七十二候を追う・「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」 ~杉の花についても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
以下は七十二候の 「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」(1月30日~2月3日)の小林農場周辺の風景です。
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畑に隣接している雑木林に立っている杉の木。この季節、周りの落葉樹は落葉しているので、杉の姿がよく目立ちます。
杉の雌花(球果)。固いうろこのようなものが集まってくっつき、球体を作ります。
葉の先には、小さくて赤っぽい、無数の雄花の姿が目立ちます。コイツがたくさんの花粉を吐き出してゆきます。
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独自の七十二候の作成(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)
従来の1月30日~2月3日頃の七十二候は 「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」(鶏が卵を産み始める頃とされている。)
小林農場独自の1月30日~2月3日の七十二候は 「鳴き声の 種類が増えたか 何の鳥」(カラスとスズメとニワトリ以外の鳥の鳴き声もよく耳にするようになってきた。私は鳥の鳴き声に詳しくないので断定はできないが、「ビー」というヒヨドリみたいな鳥の鳴き声が目立つ。
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次の七十二候は 「東風凍を解く(こちこおりをとく)」
暖かな春風が吹いて、川や湖の氷が解けだす頃とされている。
期間:2月4日(火)~2月8日(土)
月齢:2月4日は10、2月8日は14
天気予報(気象庁):晴れの日が多い。今季最も強い寒気がやって来る。
この時期にやっておきたい仕事:
種まき(苗作り) 種まき(露地に。トンネルビニール建てる) クンタン作り 大豆の脱穀 落ち葉堆肥作り 自家肥料作り 除草(ニンニク、ほうれん草など) 倉庫の片づけ
小林が選曲した「この季節の歌」
「どじょっこふなっこ」 東北地方民謡 作曲/岡本 敏明
右をクリックすると、この曲をお聴きになれます。 どじょっこふなっこ.wav
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