農場の風景 「水泉動く」(1月10日~1月14日) ~玉ねぎについても~
七十二候の「水泉動く」(1月10日~1月14日)の頃の農場の様子です。
早朝は冷え込み、霜が降ります。
霜柱の力はけっこう強く、地表に生えている植物を上に持ち上げることもできます。
6月に収穫する予定の玉ねぎの様子。(画面をクリックすると、画面が拡大されて見やすくなります)
今は寒さで縮み心細い姿ですが、4月になって暖かくなると、一気に大きく生育します。
しかし、この時期は霜柱によって玉ねぎの根が地表に持ち上げられてしまう危険があります。地表に根が放り出されると、玉ねぎは枯れてしまいます。
現在、玉ねぎを一つ一つ、土に深く埋め戻す作業をしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分の地域に合った現代版の七十二候を独自に作ろう
従来の1月10日~1月14日の七十二候は 「水泉動く」(地中では凍っていた泉が動き始める)
小林農場独自の1月10日~1月14日の七十二候は 「土、動く」(霜柱が土を持ち上げる)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本には72の季節がある・七十二候を追う
次の季節は「雉始めて雊く」
期間:1月15日(水)~1月19日(日)
月齢:1月15日には20、1月19日には24
注目:キジが鳴き始める頃とされている。鳥の鳴き声に注目したい。
« 農場の風景 「芹乃栄(せりすなわちさかう)」(令和2年1月5日~令和2年1月9日) | トップページ | 令和2年1月13日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・秋ジャガイモについて »
「歳時記」カテゴリの記事
- 令和6年1月以降に新たに公開される記事(2024.01.03)
- 「五十節」の第五十節目 「日、短く 人間、弱る」 ~12月20日から12月22日頃まで~(2023.12.22)
- 「五十節」の第四十九節目 「セキレイが 姿を見せる」 ~12月13日から12月20日頃まで~(2023.12.21)
- 「五十節」の第四十八節目 「コブシの葉 落ちては積もる」 ~12月5日から12月13日頃まで~(2023.12.16)
- 「五十節」の第四十七節目 「虫の声 消えて静寂」 ~11月27日から12月5日頃まで~(2023.12.12)
「タマネギ」カテゴリの記事
- 「正月植え」の玉ネギ(2023.06.20)
- 玉ネギの花が開花(2023.06.15)
- 令和5年4月28日の野菜セット・玉ねぎについて(2023.04.29)
- 玉ねぎの苗の植え付け(2023.01.08)
- 玉ねぎの種を採る(2022.12.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント