七十二候を追う・「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」 ~クスサンについても~
1年間を72等分した「七十二候」。日本には72の季節があります。
以下は七十二候の「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」 (1月25日~1月29日)の頃の小林農場周辺の風景です。
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クスサンの繭。インターネット上の他のページに掲載されていた写真をコピー、ペーストさせていただきました。
このような繭を、小林農場の敷地内のところどころで目にします。その中身をのぞいてみても、生きている蛹の姿はもうありません。
繭はけっこう固い素材で作られていて、切って繭の中身を確認するためには、ハサミが必要です。
その粗い網目状の姿から、「透かし俵(すかしだわら)」という異名もあります。
クスサンは蛾の一種です。上はクスサンの成虫と幼虫。(ウィキメディアのクスサンのページに掲載されていた写真をコピー、ペーストさせていただきました。)
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独自の七十二候の作成(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)
従来の1月24日~1月29日頃の七十二候は 「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」 (沢の水が厚く張りつめる)
小林農場独自の1月24日~1月29日の七十二候は 「暖冬の 雪はすぐ消え 雨、日差し」(この冬、初めて雪が降る。薄っすらと雪が積もったが、その後は雨に変わってすぐに溶け、春のような暖かな日差しが戻ってきた)
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次の七十二候は「鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)」
鶏が卵を産み始める頃とされている。
期間:1月30日(木)~2月3日(月)
月齢:1月30日は5、2月3日は9
天気予報(気象庁):晴れの日が多い。最低気温がマイナス5℃くらいになる。
この時期にやっておきたい仕事:
温床作り、大豆の脱穀、クンタン作り、種の購入・整理、除草(ニンニク、ホウレンソウなど)
小林が選曲した「この季節の歌」
豆まき 作詞・作曲/えほん唱歌 右をクリックするとこの歌をお聴きできます。 豆まき
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