令和1年11月18日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・防虫ネット使用による白菜への影響
今回の野菜セットの内容です。
じゃがいも、玉ねぎ、人参、大根、カブ、サツマイモ、下仁田ネギ、キャベツ、白菜、ブロッコリーまたはカリフラワー、水菜、ニラ
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」
「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」
「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など
旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。
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今年は、白菜を栽培している畑を防虫ネットで覆って、害虫が白菜に近づけないようにしてみました。
しかし、一部の畑では、ダイコンサルハムシという小さな害虫がたくさん白菜の上で繁殖して、白菜の葉が食べられて穴だらけにされてしまいました。これほどひどく白菜の葉が穴だらけにされたのは初めてです。
なぜ今年はダイコンサルハムシの被害がひどかったのか?
推測してみると、ダイコンサルハムシのような小さな害虫は防虫ネットの中に入ることができて、それらを捕食する天敵は体が大きくて防中ネットの中に入れず、防虫ネットの中でダイコンサルハムシばかりが繁殖してしまったからかもしれません。この推測が正しければ、防虫ネットを使用したことにより、逆に虫害を増やしてしまったことになります。
今年は近所のナシ農園からいただいてきた果樹栽培用の防虫ネットを使用してみましたが、もっと目の細かい野菜栽培用の防虫ネットをちゃんと購入して使用すれば、ダイコンサルハムシを防ぐことができるのではないかと思います。
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左の写真のように害虫に穴だらけにされてしまった白菜を収穫。
穴だらけにされているのは外側の葉だけで、内側の葉はきれいです。穴だらけの外側の葉を取り除いてゆけば、右側の写真のようにきれいな葉が見られます。出荷する時は、外側の葉を取り除いていって、きれいな内側の葉のみを皆さんにお届けするようにしています。
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