11月中旬撮影 ナス、ピーマン、オクラ、キュウリ、サツマイモ
(写真をクリックすると、写真が拡大されてもっと見やすくなります)
収穫が終わった夏野菜を片づける。
そのついでにそれぞれの作物を根っこごと抜き取って、普段は見ることのできない根の様子を観察してみた。
ナスの根は主根が発達してその周りに側根が何本も伸びながら深く張る「主根深根型」。
オクラの樹の根もナスと同様に「主根深根型」。
ナスやオクラなどの「主根深根型」は、根が地中深くに張って水分や養分を吸収しながらしっかりと茎葉を支えてくれるので、天気や環境に影響を受けにくくたくましく生育しやすいと言われている。
垂直に深く伸びずに、ほぼ水平に地表近くを伸びていた。キュウリの樹の主根は浅い場所を伸びてゆく「主根浅根型」。
ピーマンの樹の根もキュウリと同じ「主根浅根型」。
「主根浅根型」は、「主根深根型」と比べて天気や環境の変化の影響を受けやすく、株元にマルチを敷いたりして根を保護してあげたりしたほうがよい。
イモを収穫した後のサツマイモのツルの様子。
ツルのあちらこちらから根が発根しているので、イモを収穫された後も葉が枯れずに青々としていた。
サツマイモの根は主根が発達せず、地表近くの茎のあちらこちらからひげ根が発根する「ひげ根浅根型」。
イモ類、ネギ類の多くが「ひげ根浅型」。根が浅い場所に伸びるので、株元に土を寄せて根を保護してあげるとよい。雑草に負けやすいので、土を寄せるついでに、雑草も土で覆う。
このページを作成するのに参考にした本 ・「これならできる!自然菜園 耕さず草を生やして共育ち」(竹内孝功著、農文協)
« 令和1年11月12日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・キャベツ栽培について | トップページ | 令和1年11月15日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・野菜から生み出されるダシ »
「オクラ」カテゴリの記事
- 令和4年9月9日の野菜セット・オクラの害虫、ワタノメイガ(2022.09.12)
- 令和4年8月22日の野菜セット・オクラについて(2022.08.25)
- 令和4年8月15日の野菜セット・キュウリとオクラの様子(2022.08.18)
- 令和3年9月20日の野菜セット・オクラの自家採種の様子(2021.09.23)
- 令和2年8月24日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・オクラについて(2020.08.28)
「キュウリ」カテゴリの記事
- 令和5年8月28日の野菜セット(2023.08.30)
- 令和4年8月15日の野菜セット・キュウリとオクラの様子(2022.08.18)
- 令和3年8月23日の野菜セット・地這えキュウリについて(2021.08.27)
- 令和3年8月20日の野菜セット・キュウリの採種について(2021.08.21)
「ナス」カテゴリの記事
- ナスやピーマンの発芽(2023.04.10)
- 令和4年7月22日の野菜セット・ナスの品種について(2022.07.25)
- 令和4年6月10日の野菜セット・夏野菜の生育状況(2022.06.12)
- 作物生育追跡撮影・ナス、ピーマンの苗の植え付け(2022.05.12)
- 12月中旬に撮影 麦、ソラマメの様子(2019.12.20)
「ピーマン」カテゴリの記事
- 令和5年6月12日の野菜セット・ピーマンについて(2023.06.14)
- ナスやピーマンの発芽(2023.04.10)
- 令和4年8月5日の野菜セット・ピーマンの苦味を消して食べやすくする方法(2022.08.09)
- 令和4年7月29日の野菜セット・ピーマンの品種について(2022.08.01)
- 令和4年6月10日の野菜セット・夏野菜の生育状況(2022.06.12)
「サツマイモ」カテゴリの記事
- サツマイモの苗の植え付け(2023.06.09)
- サツマイモの苗の様子(2023.05.01)
- 令和5年3月27日の野菜セット・サツマイモについて(2023.03.28)
- 作物生育追跡撮影・サツマイモの苗の状態(2022.06.08)
- 令和3年5月7日の野菜セット・端境期に出荷できる芋について(2021.05.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント