10月下旬撮影 追跡撮影・現在の作物の生育の様子 ~ほうれん草、大根~
生育中の大根を上から撮影。葉が四方八方に対称的に伸びてゆくのが理想的な生育の姿だと言われている。
大根の茎は、地べたに伏してしまわずにしっかりと立っているのが理想的な姿だとされている。
間引かれた葉の様子(聖護院大根)。すでに本葉は10~20枚ほど展開していて、根も肥大し始めている。
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9月に種播きしたほうれん草に病気が発生している様子で、葉が黄色くなって枯れてしまっている。病気が畑の広い範囲に伝染してゆき、収穫はできそうもない。
葉に濃淡の斑紋や紫色の斑紋が見られる。「えそ萎縮(いしゅく)病」「べと病」などの症状が見られる。
根の先も黒ずんで、腐敗しているように見える。「萎凋(いちょう)病」の症状が見られる。
病気は気温が高くて湿度が高い時期に発生しやすい。
台風19号では大雨が降り、その後も雨が多く、畑は湿った状態が続いていたが、その頃に病気が広く伝染していったような感じだ。
11月に入れば気温も低くなり乾燥しやすくなって病気が発生しにくくなるので、毎年、10月以降に種まきされて冬に収穫されてゆくほうれん草にはそんなに病気が発生していない。様子を見守りたい。
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