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2019年8月

2019年8月28日 (水)

令和1年8月26日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・大玉トマトの収穫は終了へ

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、青ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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真夏がすぎさろうとしている今の時期、大玉トマトも実をならさなくなり、間もなく収穫が終了する様子です。

この夏は、ここ数年間で最も安定して大玉トマトを出荷し続けられたのではないかと思います。

トマトは特に人気の高い野菜なので、この8月は大玉トマトを全てのご家庭の野菜セットに入れ続けられて良かったです。皆さんからも「トマトがおいしい」というお褒めのお言葉もいただけました。

収穫が安定した理由の一つは、今年のの真夏は害虫があまり発生しなかったからです。

トマト畑だけではなく、他の畑にも害虫が少ないように感じます。この調子でこのままゆけば、今年の秋はあまり害虫の被害を受けずにすむのではないかと予測していますが、はたしてどうでしょうか。

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安定していた今年の大玉トマトの成績。

この大玉トマトから自分で種を採りだしてみました。

来年はこの自家採種した種からも大玉トマトを育ててみたいと思います。

 

2019年8月27日 (火)

サシバ  ~小林農場で出会える生き物~

P6282426ふっと空を見上げると、左の写真のようなシルエットが悠々と大空を舞っている姿をみかけることがあります。

サシバという鳥が飛んでいるのだと思います。

 

 

 

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市貝町は世界有数のサシバの繁殖地のようで、市貝町は「サシバの里」と呼ばれるようになりました。

Photo_20190827143801 8月31日の土曜日に市貝町で花火大会をやるよ。(さっちゃん)

(画面をクリックすると、画面が拡大されてもっと見やすくなります。)
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「命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真と挿し絵で紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

2019年8月26日 (月)

「学び方」術    平成31年4月18日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、数か月前の過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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学び方」術   平成31年4月18日

うららかな春日和となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  農場を運営してゆく上で学ばなくてはいけないことが山ほどあります。本やインターネットで多くの情報を簡単に入手できる時代になったのに、私は文章を読むのが遅く、速く文章を読めるようになりたいと思っていました。そこで去年の秋、「速読術」の講習会に参加してみました。「速読術」とは、読んで字のごとく、文章を速く読むための技術です。

  読んでいる文章の内容を簡単に理解できるくらいの速度で本を読んでいても、いつまでたってもそれ以上の速度では読めるようになりません。スポーツ選手が自分の体に負荷を与えて筋肉を鍛えてゆくように、速読術の訓練でも文章の内容が3割くらいしか理解できない速度でできるだけ速く速く読み進めて、自分の頭に負荷を与えて目と脳を鍛えます。

  まずは文章の内容がほとんど理解できなくてもよいから、速く速く読み進めて文章全体に目を通しておきます。そうすると、その文章のどの部分が必要でどの部分を読み飛ばしてよいのか目星を付けることができ、後で自分に必要な情報のみを効率的に拾えます。

  時間をかけて読んで丁寧に理解した文章も、時間が経てばすぐに忘れてしまいます。文章の内容そのものを暗記しようとするよりも、その文章から刺激を受けて自分の頭の中に浮かんできた新たな発想を覚えてゆくことのほうが大事です。一つの文章に時間をかけて熟読するよりも、短時間で飛ばし読みしながらできるだけたくさんの文章に目を通していったほうが、次々と新たな発想が自分の頭の中で生み出されやすくなります。

  以上のようなことを講習会で教わりました。講師の方が参加者に本当に伝えたかったことは「読み方」ではなくて「学び方」でした。学ぶとは新たな発想を自分の頭に生み出してゆくことであり、文章の内容をただ暗記してゆくだけでは学びとしては不十分です。

農業の専門書に書かれていることは一般論だけで、実際の畑では一般論が通じない例外が多く発生します。自分が畑で実際に直面している問題を解決するための答えは本の中には書かれていません。本に書かれている情報を参考にしつつ、作物をよく観察しながら自分の頭の中で新たな発想を生み出して自分なりの答えを見つけていくしかありません。

ネット上に情報が溢れていますが、情報を得ることに時間を費やして畑仕事の時間を削ってしまうのは愚かなこと。速読術で必要な情報のみを見つけて飛ばし読みしたいです。

講習会の最後には、それぞれの参加者が講習中に速読して読んだ本の内容を口頭で発表してゆく時間が設けられました。本の内容を自分の頭の中で整理して、それを自分の言葉にして人に伝えてゆこうとすることにより、本から得た情報は単なる知識として記憶に遺るだけではなく、自分の血や肉となり、その後の自分の人生の芯となってゆきます。

私は畑で体験したり本を読んだりして学んだことを毎週、この農場通信にまとめて皆さんにお伝えしてきましたが、そうすることにより学びがさらに深くなっていっていると感じています。農場通信という発信の場があり、それを読んでくださる方々がいるということはとても恵まれていることなのだと、改めて思います。

2019年8月24日 (土)

令和1年8月23日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・夏野菜カレー

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、キュウリ、ナス、青ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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日本人に愛されている国民食、カレーライス。夏野菜はカレーライスの具材にも適しています。

小林農場では「青ナス」という、皮の色が青いナスも栽培しています。一般的な紫色のナスと比べて肉質が柔らかく、火を通すとトロリとした食感になります。

この青ナスを少し大きめに切ってカレーライスの具材として煮込む、とてもトロリとした食感になりながらカレールーと絡み合っておいしいです。

ピーマンの苦味もカレーの辛味とよく合います。トマトもいっしょに煮込むと、コクのある酸味が加わってすばらしい隠し味になります。

夏の暑い時期には、私はジャガイモや人参ではなく、青ナスやピーマンやトマトをカレーライスの具材に選びます。カレーライスの味も季節によって違います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Cimg0403 青ナス。信号機の青と同じ色をしています。

今年出荷している青ナスは、去年栽培していた青ナスから私が自分で種を採り、その種から育てたものです。

今年も小林農場の畑では3代目となる青ナスの種を自分で採ろうと思っています。

2019年8月21日 (水)

令和1年8月19日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・モロヘイヤなどの葉物野菜の茎について

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、細ネギ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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モロヘイヤやクウシンサイは、夏の強い日差しを受けてもしおれることのない強靭な葉物野菜です。

これらの葉物野菜の葉の部分だけ料理して、茎の部分は捨ててしまう人もいるようですが、葉だけでなく茎もおいしく食べられます。

ただ、葉よりも茎のほうが固くて火の通るのにかかる時間も違いますし、食感も違いますし、最初に葉と茎を切り分けて別々に料理をすることを皆さんにお伝えしております。

Cimg0738クウシンサイ

Cimg0743上の葉と下の茎を切り分けて別々に料理。

最近、葉物野菜の茎が通常よりも固くなってきて、食べにくくなってきています。梅雨が明けてから小林農場には雨がほとんど降らず土がずっと乾いていましたが、土が乾燥していると茎が固くなりやすくなるような気がします。

少し茎が固いと感じたら、細かくみじん切りして、ニンニクやひき肉などといっしょに炒めて食べるとおいしく食べられます。細かく切っても食感はコリとしていておもしろいです。

雨が降って土が潤うと、葉も茎も柔らかくなってもっと料理しやすくなると予想しています。

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そして今週の火曜日に、やっと恵みの雨が降って、畑が約1か月ぶりに水分で潤いました。

天気予報を見ると、しばらくは雨や曇りで、曇天が続くようです。今までの1か月の市貝町は「乾季」でしたので、次の1か月は「雨季」になるのかな?

2019年8月20日 (火)

ヤエムグラ  ~小林農場で出会える生き物~

5月の頃に畑で見かける雑草です。

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「命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真と挿し絵で紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

2019年8月19日 (月)

山の幸の季節   平成31年4月11日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、数か月前の過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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山の幸の季節    平成31411

栃木県では桜が満開の頃に雪が降りました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  4月頃は冬野菜から春野菜へと移ってゆく「谷間」の期間であり、1年で最も出荷できる野菜が減る端境期(はざかいき)となります。現在、2月に入ってから種を播いて育てた葉物野菜や二十日大根がようやく収穫時期を迎えて、野菜セットに入れ始めています。

  2月は寒さが厳しく、そのまま畑に種を播いても発芽しないので、種を播いた畝をビニール資材で囲って地温を暖める必要があります。ビニール資材が登場したのはつい最近で、ビニール資材のなかった昔は4月頃に新鮮な野菜を収穫することはできなかったでしょう。

  では、昔のご先祖様たちは野菜の端境期にいったい何を食べて暮らしていたのでしょうか?私が読んだ本には、昔の人々はこの時期になるとよく山の中に入って、夢中で山菜を採っていたと書かれていました。畑で野菜が収穫できない今の時期に、山の中では山菜がひょっこりと地表に顔を出します。漬物などの保存食を主に食べながら寒い冬を乗り越えてきた昔の人々にとっては、新鮮な山菜は待ちに待った青物であり、貴重だったようです。

畑でもタラの芽やワラビなどの山菜を栽培することができます。現在、スーパーで販売されている山菜のほとんどは、山で自生しているものではなく、畑で栽培されたものでしょう。そこで私も、山菜の栽培方法を勉強してみました。タラの芽などは、「種根」と呼ばれる根の部分を畑に植えると、そこから芽が派生してやがて樹になり、そこから芽生えてきた新芽を収穫します。遅くとも連休の前までに種根の植え付けをすます必要があります。

野生の山菜を食べた人からは、「山に自生している野生の山菜と比べたら、栽培されている山菜の味では物足りない」という感想も聞かれます。山菜を栽培しようか、検討中ですが、もし山菜を栽培するのであれば、今すぐに種根を取り寄せて畑に植えないといけません。

この時期にはシイタケも収穫できます。シイタケはコナラなどの原木に種菌を打ち込んでシイタケ菌を繁殖させて作ります。私も原木シイタケを栽培しようと思っていましたが、8年前の福島第一原発事故によって栃木県内の山から採れる原木が放射能で汚染され、県内の原木シイタケの出荷が規制されましたので、シイタケを栽培することをやめました。

去年の秋、畑に隣接している雑木林からコナラだと思われる巨木が1本、台風によって畑の中に倒れていましたので、持ち運びやすい大きさに切断して片づけました。そのまま捨てるのももったいないので、樹の表面に穴を開けて、購入したシイタケの種菌を打ち込んで、庭の片隅に積んでみました。来年の春には原木からシイタケの傘が開くかもしれません。

栃木県内でも安全性が確認されたシイタケ栽培地では、県の承認を得ながら原木シイタケの出荷が再開され始めています。私もシイタケを出荷できればよいと思っていますが、そのためには厳しい検査や雑多な手続きが必要で、出荷のハードルはまだまだ高いです。出荷せずに自分で食べて楽しむのならば、誰にもとがめられることはありません。

畑で野菜が収穫しにくい時期だからこそ、畑のまわりの山林に目が向きます。野菜の端境期は、山菜やシイタケなどの「山の幸」の存在が輝く時期でもあります。

2019年8月18日 (日)

令和1年8月16日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・今後のキュウリの出荷について

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、小ネギ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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キュウリは4月、6月、7月の3回に分けて種を播いて、6月から10月までの間、絶え間なく収穫・出荷してゆけるようにしています。

先週、最後の3回目のキュウリの苗を畑に植えました。順調に育てば、9月中に収穫を迎えるでしょう。

9月までは2回目に植えて育てたキュウリの樹から収穫してゆく予定でしたが、樹が病気にかかってしまったようで、収量が激減してしまいました。今週から少しの間、キュウリの姿が野菜セットから消えるかもしれません。

9月の中旬頃から、3回目のキュウリを収穫できると思います。

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Imgp0461 先週、畑に植えられてから3日経ったキュウリの苗。

市貝町では、7月下旬に梅雨が明けてからの3週間ほど、ほとんど雨が降っていません。畑の土は強烈な日光を浴びながらカラカラに乾いてしまっています。

これでは、畑に種を播いても発芽しませんし、苗を植えても根付く前に枯れてしまいます。

Imgp0462 昨日の土曜日は暑くなり、左の写真のように苗の葉がしおれてしまいました。

雨も降りそうもなく、しかたがないので、たくさんのタンクに水をつめて畑まで持って行って、自分で一つ一つの苗の株元にかん水しました。苗の根が無事に畑へ根付くまで、水分をきらすわけにはいきません。

恵みの雨はいつ降るのか?本気で「雨乞い」をしたい気分です。

2019年8月14日 (水)

ミント ~小林農場で出会える生き物~ 

夏になると、畑の入り口にミントが群生しています。

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「命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真と挿し絵で紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

 

2019年8月13日 (火)

令和1年8月12日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・人気の高いトウモロコシ

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、青シソ、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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8月はトウモロコシを野菜セットに入れてきました。

トウモロコシが野菜セットに入ると、皆さんから喜ばれることが多いです。皆さんの反応から、やはりトウモロコシは人気の高い野菜だと、改めて思いました。

虫もトウモロコシが好きなので、よく害虫の被害にあいます。

虫にかじられた痕が目立つトウモロコシは、商品として出荷することがでません。今回は、そのような商品にならないトウモロコシをサービス品として皆さんのお宅に持参して、希望されるご家庭にさしあげました。

「虫にかじられた痕が目立っていてもおいしく食べることができます。」と説明すると、どのご家庭もサービス品のトウモロコシを受け取ってくださいました。

虫に食べられやすいので、私はトウモロコシ栽培に対して苦手意識があるのですが、他の野菜と比べても人気の高い野菜なので、がんばって栽培してみたいと思います。

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今回のトウモロコシは、害虫の被害を受けたものもありましたが、無事に出荷できたものも多かったです。

そこで今年は初めて、トウモロコシから種を採ることに挑戦してみたいと思います。無事に種が採れたら、来年の春、畑に播いてみたいと思います。

Imgp0450 種を採るために収穫せずに畑にのこしているトウモロコシの実。熟して実の色がくすんできてから収穫して、種を採りだします(ちなみに、私達が食べているトウモロコシの黄色の粒々は、まだ未熟な種です)。

 

2019年8月12日 (月)

奥深き品種育成の世界   平成31年4月5日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、数か月前の過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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奥深き品種育成の世界   平成3145

春風駘蕩の頃、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  小林農場は今後、できるだけ店から作物の種を購入するのではなく、農場で育った作物から自分で種を採るようにしたいと考えています。何年も小林農場で自家採種しながら品種を育成して、小林農場でしか育たない品種の野菜を皆さんにお届けできればよいです。

  里芋の自家採種は簡単で、数年前から行ってきました。皆さんにお届けしている里芋が、そのまま種イモとしても利用できます。春にそれらを畑に植えれば芽が出て生育します。

  一昨年、秋に収穫された里芋を貯蔵穴に埋めて防寒しながら冬の間貯蔵していたのですが、貯蔵穴から里芋を取り出してみたら多くのイモが傷んでしまっていて、ほとんど里芋を出荷できませんでした。種イモの量も十分に確保できず、去年の春は店からも種イモを新たに購入して、自家採種できたわずかな種イモといっしょに畑に植えました。

  去年も秋に里芋を収穫し、冬に貯蔵穴に入れて貯蔵し、そして貯蔵穴から取り出してみたら前年と同様に、多くのイモが傷んでいました。でもよく見ると、傷んでいるのは私が自家採種した種イモから育てたイモのみで、店から購入した種イモから育てたイモは無事に貯蔵できていました。どうやら、私が選抜した種イモに問題があったようです。

それまで私は、傷がついて商品にはならないようなイモを種イモとして利用することが多かったです。今年は無事に貯蔵された里芋の中から最も恰幅が良くて立派な姿をしたイモを種イモとして選抜してみました。本当はこのような立派なイモを皆さんにお届けしたいのですが、出荷を我慢しました。貯蔵性があって立派なイモが親なので、その遺伝子を受け継いだ次世代の里芋も貯蔵性があって姿が立派なイモに生育しやすくなるでしょう。

ただ、人参の自家採種に取り組んできたベテランの農家の方がお話をされていましたが、形の美しいスラリとした人参ばかりを選抜して数年間種を採り続けていたら、やがて全く人参が生育しなくなってしまったらしいです。同じような形をした人参の遺伝子のみを遺そうとすると、次の世代の遺伝子が単純になりすぎて、生命力が弱くなるらしいです。美人な人参だけでなく、ずんぐりとした太々しい感じの人参などもいっしょに選抜したほうが、次の世代の人参の遺伝子は多様性に富み、生命力に溢れて元気に生育するようです。

  「自分が求めている姿をした作物の遺伝子のみをたくさん遺したい」と、「多様な遺伝子を遺して作物の生命力を高めたい」という、相反するような2つの希望を両立させていかないといけませんが、かなり熟練した知見が必要になってゆきます。どのような姿をした作物を選抜すればよいのかを的確に判断するのは、私が思っている以上に奥が深そうです。

やはり種苗会社が総力をあげて育成してきた品種のほうが、私が片手間で育成してきた品種よりも安定していて優れています。農場経営を安定して続けてゆくために、種苗会社から購入した種を主に使用したいと思います。私が自家採種した種で育てた作物と、種苗会社から購入した種で育てた作物の生育の様子を比較しながら、少しずつ自分で優秀な品種を育成してゆけるよう、知見を深めてゆきたいと思います。

2019年8月10日 (土)

令和1年8月9日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・トマトの種を採る

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、青シソ、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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Imgp0435 現在のトマト畑の様子。

この数週間は害虫の姿がほとんど見られず、きれいな状態のトマトを安定して収穫・出荷できたと思います。

今年の大玉トマトの品種は「世界一トマト(野口種苗育成)」。安定した成績だったので、この品種から種を採ってみることにしました。

来年はその種を播いて、2代目の「世界一トマト」を栽培してみたいと思います。

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トマトの種は、皆さんがトマトを食べる時によく目にしていると思います。

トマトを切ると、その中身がゼリー状になっていて、そのゼリーの中に粒々とした小さな物体がたくさん見られますが、それが種です。

真っ赤に完熟したトマトを手に入れたら、皆さんもご自宅でトマトの種を採ることができます。

小林流のトマトの種の採り方

1.トマトが真っ赤に完熟してか収穫する。

2.念のため、さらに常温に数日間置いて、もっと真っ赤に追熟させる。

3.熟したトマトから、ゼリーと種をボールに取り出す。

4.ボールに水を入れて、水の中でゼリーと種をかき混ぜる。種は重いのでボールの底に沈み、ゼリーと分離される。水を捨てて、種のみを取り出す。

5・種を1日間ほど日に干し、その後数日間、日陰で干す。よく乾いたら紙袋に入れて、来年まで保存。

Imgp0440 真っ赤に完熟させてから収穫された、種採り用のトマト。

 

2019年8月 9日 (金)

令和1年8月5日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・トウモロコシの出荷

今回の野菜セットの内容です。

ジャガイモ、玉ねぎ、人参、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、トウモロコシ、モロヘイヤ、クウシンサイ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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トウモロコシを出荷。

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トウモロコシは収穫時期を迎えた後は傷んでしまう速度が速いので、収穫時期を迎えたらできるだけ早く収穫する必要があり、収穫の忙しい作物です。

トウモロコシの収穫をできるだけ長く楽しむコツは、一度にたくさんの種をまくのではなく、何回にも分けて種を播く時期をずらしてゆくことです。そうすれば収穫時期もずれて、長い間、収穫時期を迎えたばかりのトウモロコシを楽しめます。

5月から6月にかけて、トウモロコシの種を1週間ごとに少しずつ、8回ほどに分けて播き続けました。最初の頃に種まきしたトウモロコシが収穫時期を迎えています。

トウモロコシは外皮をむかずに出荷したほうが鮮度を長く保てるのですが、収穫したときにはすでに中身が虫に食われていたり傷んでいたりする場合があるので、小林農場は外皮を取り除いて中身の状態を確認してから、大事にラップにくるんで出荷しています。皆さんには、鮮度の良いうちにできるだけ早くおたべになるようにお願いしています。

甘いトウモロコシは害虫にも好まれるので、うまく収穫できる時もありますが、うまく収穫できない時も少なくありません。でも、あともう一息で私なりのトウモロコシ栽培法が確立できそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


 

 

 


 

 

 

2019年8月 7日 (水)

ムギからゴミを取り除く・唐箕(とうみ)の使用

6月に収穫した小麦を日に干して乾かし、先日、袋に詰めて貯蔵室に移しました。

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私のお気に入りの道具、「唐箕(とうみ)」です。

収穫された小麦には、ワラや穂の欠片がたくさん混じっています。袋詰めする前に、これらのゴミを取り除かなくてはいけません。

それで、この唐箕を使います。

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まず、ゴミが混ざったままの小麦を、上部にある漏斗に入れます。そして、漏斗から少しずつ、小麦とゴミを唐箕の内部に落としてゆきます。

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唐箕の側面にはハンドルがついていて、これを回すと唐箕の内部に取り付けられている複数の羽が回って、漏斗から落ちてきた小麦とゴミに風が当たります。

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ゴミは軽いので風に飛ばされて唐箕の前面の排出口から排出されます。小麦は重いので、風に飛ばされずにそのまま下に落ちてゆき、唐箕の下に取り付けられている排出口から出てきます。

こうして、風を利用して、小麦とゴミを分けることができます。

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左の写真はゴミが混ざったままの小麦。右の写真は、唐箕によってゴミが取り除かれた後の小麦。

唐箕はずっと昔から使われてきた道具です。風を利用したとても簡単な原理で小麦からゴミを取り除くことができます。

小林農場では小麦を加工して小麦粉や乾麺に加工しています。希望される方々にこれらの加工品をお届けしております。

2019年8月 6日 (火)

ノシメマダラメイガ  命名百科~小林農場で出会える生き物~

貯蔵中の麦の中でよく見かける虫です。麦を製粉する前には、この虫を風で吹き飛ばして取り除いています。

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左の写真は私が5月頃に撮影。右の写真はウィキペディアで掲載されていた写真より。

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(画面をクリックすると、画面が拡大されて見やすくなります。)
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「命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真と挿し絵で紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

2019年8月 5日 (月)

新たな作物が芽吹いている頃   平成31年3月28日

野菜セットには、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。このブログでは、数か月前の過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

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新たな作物が芽吹いている頃   平成31328

花冷えの候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  去年の秋に収穫時期を迎えて長期間貯蔵しながら出荷してきた根菜類も、春になるにつれて食べ頃をすぎてゆき、次々と出荷が終了してゆきます。間もなく人参、大根、里芋なども出荷が終了するでしょう。いっぽう、今年に入ってから種を播いて育てている作物が収穫時期を迎えるまでまだ時間がかかります。4月は毎年、一年間で最も出荷できる野菜の種類が減る「端境期(はざかいき)」となり、ここをどう乗り切るかが課題となります。

  少しでも早くいろいろな作物を出荷できるようにするため、まだ寒さの厳しい2月の頃から暖かなビニールハウスの中でキャベツやブロッコリーやレタスの苗を育て、露地では簡単なビニール資材を利用してカブなどを防寒しながら育てています。2月に種まきした葉物野菜が新たに収穫されるのは4月の上旬より、レタスやカブが収穫されるのが4月下旬より、キャベツやブロッコリーが収穫されるのは5月下旬からとなる見込みです。

  6月の下旬頃になれば、ナスやキュウリなどの夏野菜が豊富に収穫されて、出荷できる野菜の種類が多すぎて、どれを野菜セットに入れていいのか迷うくらいになります。「今から夏野菜の話をするなんてずいぶん気が早すぎる」とお感じになる方もいるかもしれませんが、もう小林農場ではナスなどの苗を育てていて、私の頭の中では夏が始まっています。

  2月には種苗会社のカタログから良さそうな夏野菜の品種の種を選んで注文しました。品種によって味も生育具合も全く違い、品種の選択からすでに作物栽培は始まっています。  

カボチャでは、皮が白い品種「白爵」が冬の間ずっと貯蔵できて、味も好評なので、今年もこの品種をたくさん栽培する予定です。ピーマンでは、甘味があって赤や黄色に染まって色も鮮やかな品種、「パプリカ」も選択しました。去年は全くパプリカを収穫できませんでしたが、今年はもっと栽培しやすそうなパプリカの品種の種を見つけましたので、もう1度挑戦いたします。他のピーマンの品種も、大きくて苦味が和やかなものを選んでみました。

端境期の今は出荷できる野菜が少なくて野菜セットの内容が少し寂しく感じられるかもしれませんが、現在の小林農場では次々に種が播かれて、新たな作物の生命が芽吹いています。今の畑は「収穫の時期」ではなく、「芽吹きの時期」です。数か月後に訪れる「収穫の時期」の野菜セットの内容を皆さんに想像していただき期待していただけるよう、芽吹いた作物がどの段階まで生育しているのか、随時、この農場通信で実況中継してゆきたいと思います。小林農場はインターネットにブログを開設していますが、今後しばらくはマメに更新して、作物が生育してゆく様子を写真にたくさん撮って公開してゆきたいと思います。

端境期はどうしても出荷できる良質な野菜は減ります。野菜セットのすばらしいところは、農場通信を通して皆さんに現在の作物の生育状況をお伝えしてゆけることです。なぜ今の時期は出荷できる野菜が減るのか、丁寧にお伝えできます。これから農家が消費者と顔の見える信頼関係を築いてゆくには、良質な農産物を消費者に届けてゆくだけでなく、その農産物が育って収穫されてゆくまでの過程を物語にして伝えてゆく「伝え方」が大切です。

2019年8月 3日 (土)

令和1年8月2日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・さっぱりとしたお気に入りのすまし汁

今回の野菜セットの内容です。

玉ねぎ、人参、ズッキーニ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、トウモロコシ、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、ニンニク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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暑いですね。

暑くなると私は、味噌汁が少し重たく感じ、もっとさっぱりとしたすまし汁を飲みたくなります。

以前はすまし汁には醤油で味付けをしていましたが、醤油を入れないですまし汁を作るともっと味がさっぱりとして飲みやすくなり、それから醤油なしのすまし汁を気に入って作っています。

玉ねぎをすまし汁に入れると、それが良いダシを出してくれます。玉ねぎを主役にしたすまし汁が好きです。

玉ねぎの代わりにニンニクをすまし汁に入れてもおもしろいです。ラーメン風味のすまし汁になります。

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おすすめ料理「さっぱりとしたすまし汁」(暑い日にも食べやすいさっぱり味の汁もの)

1.玉ねぎと、ナスやオクラなどを食べやすい大きさに切る。

2.鍋に水を入れて、切った野菜やかつお節、昆布などでとったダシを入れて煮る。

3.塩と料理酒(またはみりん)で味を調える。

醤油は加えないほうが味はさっぱりとする。玉ねぎが良いダシを出してくれる。

Img_0040 風通しの良い日陰に吊るして長期保存している玉ねぎ。

2019年8月 1日 (木)

令和1年7月29日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・トマトスパゲッティー

今回の野菜セットの内容です。

玉ねぎ、人参、小ネギ、ズッキーニ、キュウリ、ナス、ピーマン、トマト、オクラ、トウモロコシ、サヤインゲン、モロヘイヤ、青シソ、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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トマトはサラダで生食されることが多いと思いますが、煮込んだり炒めたり、トマトを火に通してみるとそのうま味も濃くなって、いろんな料理方法を楽しめます。

他の多くの国では、トマトは生食するよりも火に通して料理することのほうが多いようです。

私もたくさんのトマトを生食しているとお腹が水膨れして調子が悪くなるので、トマトは火に通して料理してから食べたほうが体の調子が良いような気がします。

 

Imgp0412

おすすめ料理「トマト・スパゲティー」(ミートソース風。火に通したトマトの風味を堪能)

  1.フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、ピーマンを入れて炒める。好みでタカノツメやニンニクを加えても良い。

  2.良い香りがしてきたら、食べやすい大きさに切ったトマトも加えて、少し炒める。

  3.ゆでたての麺も加えて、塩と胡椒で味をととのえる。(麺は小林農場産の乾麺を使用)

 

 

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