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2019年3月31日 (日)

体をいたわる動き方   平成30年11月29日

体をいたわる動き方   平成301129

霜寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  昔から私は「ぎっくり腰」の癖があり、今までに何度も畑仕事中に腰を壊して、鋭い痛みを腰に抱えてしまうことがありました。いろんな改善策を探り、今は毎朝、起きたらすぐに数分間、腰をグルグルと回す体操をするようにしています。この「腰回し体操」の習慣を身に付けてからはギックリ腰になることはなくなり、問題は克服されたと思っていました。

  今年の夏に久しぶりにギックリ腰をやり、先日も秋ジャガイモを畑から掘り出している最中に、特に無理な動きをしたわけでもないのに腰を曲げる度に激痛が起こるようなってしまいました。数日間ほど整骨院に通いながら、治療をいたしました。

  ギックリ腰になっている間は激しく体を動かす運動は控えなくてはいけません。ただ、腰の代わりに太ももと膝を上手に使えば体を動かせますので、たいていの畑仕事はできます。秋ジャガイモも無事に収穫できました。普段からこのように体を動かして腰に負担をかけないように気を付けていればギックリ腰を予防できるかもしれませんが、仕事中に腰を頻繁に曲げたりして負担をかけてしまう癖がなかなか直せないでいます。

  年をとれば体力も衰え、ケガもしやすくなります。すでに若くはない私も、数分間の腰回し体操だけでは十分に腰を守れなくなっているようです。新たな改善策を探っています。

  筋肉トレーニングは、筋肉に積極的に負荷を与えながら鍛えますが、やり方を間違えると筋肉を傷めてしまいます。私には筋肉トレーニングを続ける根性はありませんので、柔軟体操に時間を費やしてゆきたいと思います。柔軟体操では、筋肉をじっくりと気持ち良く伸ばしてほぐすことにより、ケガのしにくい柔軟な体が作られます。固いものはパリンと割れやすく、柔らかいものは割れにくいです。筋肉も固くするのではなく、柔らかくしたいです。

  柔道や合気道などの技では、筋肉では自分よりも勝る相手に対しても体の使い方を工夫すれば、老人が若者を投げ飛ばしたり、女性が男性を投げ飛ばしたりできるようになります。筋肉に頼って力任せに体を動かすのではなく、正しい姿勢や立ち位置を身に付けたり、呼吸を整えたり、リズム良く緩急を変化させたり、テコの原理を利用したりすると、無駄な動きを排除した効率的な動き方ができるようです。これらは、畑仕事にも応用できます。

  「力を入れるのではなく、むしろ力を抜いてリラックスすることにより、最小限の筋肉で最大限の効果を発揮できる」みたいなことを、武道やスポーツなどの世界では教えているようです。その考え方は、「農家がいろいろと手を出して力任せに作物を育てるのではなく、できるだけ余計な手出しをせず、畑にすでに存在している自然界の力に任せて作物を生育させてゆく」という、私が目指してきた作物栽培方法に似ています。どちらも「力を入れる」ことよりも「力を抜く」ことを重視しているように見えます。

作物を栽培することと自分の体を正しく動かすことは、同じ考え方に基づいているような気がします。正しい体の姿勢や動かし方を伝授している先生を見つけて教えを乞うことができればよいです。ギックリ腰で悩んでいる人は多いので、改善策を共有したいです。

霜寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  昔から私は「ぎっくり腰」の癖があり、今までに何度も畑仕事中に腰を壊して、鋭い痛みを腰に抱えてしまうことがありました。いろんな改善策を探り、今は毎朝、起きたらすぐに数分間、腰をグルグルと回す体操をするようにしています。この「腰回し体操」の習慣を身に付けてからはギックリ腰になることはなくなり、問題は克服されたと思っていました。

  今年の夏に久しぶりにギックリ腰をやり、先日も秋ジャガイモを畑から掘り出している最中に、特に無理な動きをしたわけでもないのに腰を曲げる度に激痛が起こるようなってしまいました。数日間ほど整骨院に通いながら、治療をいたしました。

  ギックリ腰になっている間は激しく体を動かす運動は控えなくてはいけません。ただ、腰の代わりに太ももと膝を上手に使えば体を動かせますので、たいていの畑仕事はできます。秋ジャガイモも無事に収穫できました。普段からこのように体を動かして腰に負担をかけないように気を付けていればギックリ腰を予防できるかもしれませんが、仕事中に腰を頻繁に曲げたりして負担をかけてしまう癖がなかなか治せないでいます。

  年をとれば体力も衰え、ケガもしやすくなります。すでに若くはない私も、数分間の腰回し体操だけでは十分に腰を守れなくなっているようです。新たな改善策を探っています。

  筋肉トレーニングは、筋肉に積極的に負荷を与えながら鍛えますが、やり方を間違えると筋肉を傷めてしまいます。私には筋肉トレーニングを続ける根性はありませんので、柔軟体操に時間を費やしてゆきたいと思います。柔軟体操では、筋肉をじっくりと気持ち良く伸ばしてほぐすことにより、ケガのしにくい柔軟な体が作られます。固いものはパリンと割れやすく、柔らかいものは割れにくいです。筋肉も固くするのではなく、柔らかくしたいです。

  柔道や合気道などの技では、筋肉では自分よりも勝る相手に対しても体の使い方を工夫すれば、老人が若者を投げ飛ばしたり、女性が男性を投げ飛ばしたりできるようになります。筋肉に頼って力任せに体を動かすのではなく、正しい姿勢や立ち位置を身に付けたり、呼吸を整えたり、リズム良く緩急を変化させたり、テコの原理を利用したりすると、無駄な動きを排除した効率的な動き方ができるようです。体への負担が減り、ケガも減ります。

  「力を入れるのではなく、むしろ力を抜いてリラックスすることにより、最小限の筋肉で最大限の効果を発揮できる」みたいなことを、武道やスポーツなどの世界では教えているようです。その考え方は、「農家がいろいろと手を出して力任せに作物を育てるのではなく、できるだけ余計な手出しをせず、畑にすでに存在している自然界の力に任せて作物を生育させてゆく」という、私が目指してきた作物栽培方法に似ています。どちらも「力を入れる」ことよりも「力を抜く」ことを重視しているように見えます。

作物を栽培することと自分の体を正しく動かすことは、同じ考え方に基づいているような気がします。正しい体の姿勢や動かし方を伝授している先生を見つけて教えを乞うことができればよいです。ギックリ腰で悩んでいる人は多いので、改善策を共有したいです。

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