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2019年3月

2019年3月31日 (日)

体をいたわる動き方   平成30年11月29日

体をいたわる動き方   平成301129

霜寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  昔から私は「ぎっくり腰」の癖があり、今までに何度も畑仕事中に腰を壊して、鋭い痛みを腰に抱えてしまうことがありました。いろんな改善策を探り、今は毎朝、起きたらすぐに数分間、腰をグルグルと回す体操をするようにしています。この「腰回し体操」の習慣を身に付けてからはギックリ腰になることはなくなり、問題は克服されたと思っていました。

  今年の夏に久しぶりにギックリ腰をやり、先日も秋ジャガイモを畑から掘り出している最中に、特に無理な動きをしたわけでもないのに腰を曲げる度に激痛が起こるようなってしまいました。数日間ほど整骨院に通いながら、治療をいたしました。

  ギックリ腰になっている間は激しく体を動かす運動は控えなくてはいけません。ただ、腰の代わりに太ももと膝を上手に使えば体を動かせますので、たいていの畑仕事はできます。秋ジャガイモも無事に収穫できました。普段からこのように体を動かして腰に負担をかけないように気を付けていればギックリ腰を予防できるかもしれませんが、仕事中に腰を頻繁に曲げたりして負担をかけてしまう癖がなかなか直せないでいます。

  年をとれば体力も衰え、ケガもしやすくなります。すでに若くはない私も、数分間の腰回し体操だけでは十分に腰を守れなくなっているようです。新たな改善策を探っています。

  筋肉トレーニングは、筋肉に積極的に負荷を与えながら鍛えますが、やり方を間違えると筋肉を傷めてしまいます。私には筋肉トレーニングを続ける根性はありませんので、柔軟体操に時間を費やしてゆきたいと思います。柔軟体操では、筋肉をじっくりと気持ち良く伸ばしてほぐすことにより、ケガのしにくい柔軟な体が作られます。固いものはパリンと割れやすく、柔らかいものは割れにくいです。筋肉も固くするのではなく、柔らかくしたいです。

  柔道や合気道などの技では、筋肉では自分よりも勝る相手に対しても体の使い方を工夫すれば、老人が若者を投げ飛ばしたり、女性が男性を投げ飛ばしたりできるようになります。筋肉に頼って力任せに体を動かすのではなく、正しい姿勢や立ち位置を身に付けたり、呼吸を整えたり、リズム良く緩急を変化させたり、テコの原理を利用したりすると、無駄な動きを排除した効率的な動き方ができるようです。これらは、畑仕事にも応用できます。

  「力を入れるのではなく、むしろ力を抜いてリラックスすることにより、最小限の筋肉で最大限の効果を発揮できる」みたいなことを、武道やスポーツなどの世界では教えているようです。その考え方は、「農家がいろいろと手を出して力任せに作物を育てるのではなく、できるだけ余計な手出しをせず、畑にすでに存在している自然界の力に任せて作物を生育させてゆく」という、私が目指してきた作物栽培方法に似ています。どちらも「力を入れる」ことよりも「力を抜く」ことを重視しているように見えます。

作物を栽培することと自分の体を正しく動かすことは、同じ考え方に基づいているような気がします。正しい体の姿勢や動かし方を伝授している先生を見つけて教えを乞うことができればよいです。ギックリ腰で悩んでいる人は多いので、改善策を共有したいです。

霜寒の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  昔から私は「ぎっくり腰」の癖があり、今までに何度も畑仕事中に腰を壊して、鋭い痛みを腰に抱えてしまうことがありました。いろんな改善策を探り、今は毎朝、起きたらすぐに数分間、腰をグルグルと回す体操をするようにしています。この「腰回し体操」の習慣を身に付けてからはギックリ腰になることはなくなり、問題は克服されたと思っていました。

  今年の夏に久しぶりにギックリ腰をやり、先日も秋ジャガイモを畑から掘り出している最中に、特に無理な動きをしたわけでもないのに腰を曲げる度に激痛が起こるようなってしまいました。数日間ほど整骨院に通いながら、治療をいたしました。

  ギックリ腰になっている間は激しく体を動かす運動は控えなくてはいけません。ただ、腰の代わりに太ももと膝を上手に使えば体を動かせますので、たいていの畑仕事はできます。秋ジャガイモも無事に収穫できました。普段からこのように体を動かして腰に負担をかけないように気を付けていればギックリ腰を予防できるかもしれませんが、仕事中に腰を頻繁に曲げたりして負担をかけてしまう癖がなかなか治せないでいます。

  年をとれば体力も衰え、ケガもしやすくなります。すでに若くはない私も、数分間の腰回し体操だけでは十分に腰を守れなくなっているようです。新たな改善策を探っています。

  筋肉トレーニングは、筋肉に積極的に負荷を与えながら鍛えますが、やり方を間違えると筋肉を傷めてしまいます。私には筋肉トレーニングを続ける根性はありませんので、柔軟体操に時間を費やしてゆきたいと思います。柔軟体操では、筋肉をじっくりと気持ち良く伸ばしてほぐすことにより、ケガのしにくい柔軟な体が作られます。固いものはパリンと割れやすく、柔らかいものは割れにくいです。筋肉も固くするのではなく、柔らかくしたいです。

  柔道や合気道などの技では、筋肉では自分よりも勝る相手に対しても体の使い方を工夫すれば、老人が若者を投げ飛ばしたり、女性が男性を投げ飛ばしたりできるようになります。筋肉に頼って力任せに体を動かすのではなく、正しい姿勢や立ち位置を身に付けたり、呼吸を整えたり、リズム良く緩急を変化させたり、テコの原理を利用したりすると、無駄な動きを排除した効率的な動き方ができるようです。体への負担が減り、ケガも減ります。

  「力を入れるのではなく、むしろ力を抜いてリラックスすることにより、最小限の筋肉で最大限の効果を発揮できる」みたいなことを、武道やスポーツなどの世界では教えているようです。その考え方は、「農家がいろいろと手を出して力任せに作物を育てるのではなく、できるだけ余計な手出しをせず、畑にすでに存在している自然界の力に任せて作物を生育させてゆく」という、私が目指してきた作物栽培方法に似ています。どちらも「力を入れる」ことよりも「力を抜く」ことを重視しているように見えます。

作物を栽培することと自分の体を正しく動かすことは、同じ考え方に基づいているような気がします。正しい体の姿勢や動かし方を伝授している先生を見つけて教えを乞うことができればよいです。ギックリ腰で悩んでいる人は多いので、改善策を共有したいです。

2019年3月30日 (土)

平成31年3月29日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・しろ菜について

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、長ねぎ、里芋、ほうれん草、みぶ菜、菜の花、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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お詫び

今回の野菜セットには菜の花が入る予定でしたが、入れ忘れてしまいました。

菜の花は多くのご家庭よりご好評をいただいている品目で、もうしわけありませんでした。

以後、品目の入れ忘れがないように、出荷する前にしっかり確認するようにして、十分に気を付けてまいりたいと思います。

4月の下旬まで菜の花は収穫・出荷され続け、今後もしばらくの間、皆さんに楽しんでいただけるかと思います。

Img_0064

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Img_0065 Img_0068

「しろ菜」という葉物野菜を新たに出荷しています。

形がチンゲンサイに似ていて、チンゲンサイのようにクセがなくていろんな料理に利用できます。でも、チンゲンサイや他の葉物野菜とは違う風味があり、私は気に入っています。

3月下旬になると他の葉物野菜は花を咲かせて収穫ができなくなりますが、しろ菜は花が咲くのが遅く、しばらく収穫できます。

葉物野菜の防寒の解除

Img_0044 小松菜などの葉物野菜の種を播いて、簡単なビニール資材を設置して防寒している畝。

2月の寒さの厳しい頃に種を播いたので、このように防寒しないと種は発芽しません。

今は出荷できる野菜の種類が最も少なくなる時期です。このように保温しながら育てて生育を速めれば、今の時期から収穫ができるようになり、出荷できる品目を少しでも増やすことができます。

Img_0045 小松菜が収穫してもよさそうな大きさになりました。ビニールを外して少し寒気に当てて、味をしめています。

2019年3月28日 (木)

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの苗の定植

3月28日(木)

Img_0060 カリフラワーの苗。畑に植える直前の様子。

私が苗を育てると、これ以上には大きくなりません。だいたい本葉が3枚か4枚か出てくる頃までは順調に育ちますが、5枚目はなかなか現れず、そのまま畑に植えずにポットの中で育てていると生育が停滞して、葉色が悪くなって老化します。

Img_0062 苗を畑に植えた後、防寒布をかぶせて防寒。暖かくなってきているとはいえ、まだ早朝に霜が降りるほど冷え込む日も少なくなく、苗には厳しい環境です。

 

ジャガイモの植え付け

3月28日(木)

Img_0049 3月上旬にジャガイモの種イモを畑に植え付けましたが、新たに種イモが手に入ったので、種イモを包丁で分割して畑に植えて、種イモを増やしてみました。

写真は、種イモを分割して半日ほど切り口を日干しして乾かした状態。この状態で種イモを畑に植えました。

麦の栽培・除草

3月28日(木)

Img_0006 麦の間に生えていた雑草を、小型の耕運機(「カルチ」と呼ばれています)を走らせて、耕しながら土の中ににすき込みました。

写真は、除草後の麦畑の様子。

ナスの栽培・種まき

3月27日(水)

Img_0009 3月上旬にポットに種を播いて育てているナスの様子。

Img_0039 今日はポットではなく、箱にナスやピーマンの種を播いてみました。発芽して生育したら、ポットに移します。いろんな種の播き方を試しています。

ソラマメの栽培・害虫を除去

Img_0026 現在のソラマメの様子。

Img_0029 葉先をよく見てみると、ゴマ粒のようなアブラムシがびっしりと発生していました。アブラムシはソラマメの害虫です。

Img_0034 アブラムシがびっしりと発生している葉先を切り取って、除去。

Img_0032 ソラマメの花が咲いています。これがやがて実となり、豆になります。

レタス類の栽培・苗の定植

3月28日(水)

Img_0012 レタス類の苗。定植直前の様子。

今回は苗をしっかりと防寒して大事に育てたので、良い状態で定植できたと思います(その前に育てた苗は、寒さに当てて厳しく育てたので、定植される前にかなりボロボロとなってしまいました)。

Img_0018 畑に定植された後。

2019年3月24日 (日)

ほとけのざ~命名百科~

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3月に撮影。

Photo
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命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真に撮ってご紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

平成31年3月22日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)

野菜セットには、野菜といっしょに以下のような通信も毎回お届けして、野菜セットの内容やその食べ方のご提案もお伝えしております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
毎回更新 旬野菜詰め合わせ(2000円セット)の食べ方  3月22日
旬野菜詰め合わせを食べていただき、ありがとうございます。今回の内容です。
じゃがいも、人参、大根、長ねぎ、里芋、キャベツ、ほうれん草、みぶ菜、菜の花、 乾麺
ーーーーーーーーーーーー
・葉物野菜がたくさん収穫されていますのでたくさん出荷したいと思います。すぐに葉物野菜を食べきれないようであれば、さっとゆでてから水気をしぼってラップに包んで冷凍室にいれておけば長期間冷凍保存ができ、料理したいときに解凍しながら使用できます。
菜の花・・・葉物野菜から伸びたつぼみと花を摘んで出荷されるのが「菜の花」です。花茎の甘味も苦味も盛り込んだ独特の香りがおいしいです。おひたし、あえ物、汁のみなど、料理方法はいろいろ。花茎のコリコリとした食感が楽しめます。あまり保存は効かないので、できるだけ早く食べきることをおすすめします。
乾麺(うどん)・・・通常は希望される方のみに販売していますが、今の時期は出荷できる生野菜が少ないため、代わりに期間限定で野菜セットにも入れています。小林農場で生産された小麦から作りました。小麦の外皮までじっくりと挽かれた粉を昔ながらの製法で製麺し、その色は黒っぽく、味には深い風味が残っているのが特長です。ゆで時間は、5分ほど。
みぶ菜・・・葉が細長い葉物野菜はみぶ菜です。歯ごたえがシャキシャキとしています。煮ても炒めてもおいしいですが、その食感を生かしてサラダで生食したりもします。
里芋・・・寒い冬に煮物にして食べる印象の強い野菜ですが、春は柔らかく煮た里芋をサラダに混ぜて食べてもおいしいと思います。ドレッシングなどと、意外に相性が良いです。
おすすめ料理「里芋のマヨネーズあえ」(里芋とマヨネーズの意外な相性の良さ)
  1. 里芋をゆでて、皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
  2.マヨネーズ、醤油、ゴマなどを混ぜ合わせて、里芋にあえる。
ジャガイモ・・・品種はメークイン。じっくり火を通しても煮崩れしにくく、カレーライスなどの食材として適しています。収穫されてから長い間、貯蔵されているので、体内の水分が抜けて、肌に少しシワが目立ち始めていますが、味が濃くなって甘くなっています。
人参、大根・・・冬を越しながら貯蔵されてきた人参と大根は、春になるにつれて少しずつ中身が筋っぽくなってゆきます。今は千切りにして料理すると食べやすいと思います。
おすすめ料理「人参と大根のきんぴら炒め」(千切りとは野菜の風味を堪能できる切り方)
  1. 人参と大根を千切りにする(スライサーを使うと便利)
   2. フライパンにごま油を敷いて、人参と大根を炒める
  3. 最後にしょうゆ、料理酒などで味をととのえる(塩は入れないほうがいい。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」
「その野菜は好物なのでもっとほしい」
「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  
野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。小林農場まで電話、メールなどで、または小林本人にお伝えください。

2019年3月22日 (金)

平成31年3月18日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)

野菜セットには、野菜といっしょに以下のような通信も毎回お届けして、野菜セットの内容やその食べ方のご提案もお伝えしております。
(2000円セット)
毎回更新 旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の食べ方  3月18日
旬野菜詰め合わせを食べていただき、ありがとうございます。今回の内容です。
じゃがいも、人参、大根、長ねぎ、里芋、ほうれん草、みぶ菜、菜の花、乾麺
・葉物野菜がたくさん収穫されていますのでたくさん出荷したいと思います。すぐに葉物野菜を食べきれないようであれば、さっとゆでてから水気をしぼってラップに包んで冷凍室にいれておけば長期間冷凍保存ができ、料理したいときに解凍しながら使用できます。
菜の花・・・葉物野菜から伸びたつぼみと花を摘んで出荷されるのが「菜の花」です。花茎の甘味も苦味も盛り込んだ独特の香りがおいしいです。おひたし、あえ物、汁のみなど、料理方法はいろいろ。花茎のコリコリとした食感が楽しめます。あまり保存は効かないので、できるだけ早く食べきることをおすすめします。
乾麺(うどん)・・・通常は希望される方のみに販売していますが、今の時期は出荷できる生野菜が少ないため、代わりに期間限定で野菜セットにも入れています。小林農場で生産された小麦から作りました。小麦の外皮までじっくりと挽かれた粉を昔ながらの製法で製麺し、その色は黒っぽく、味には深い風味が残っているのが特長です。ゆで時間は、5分ほど。
みぶ菜・・・葉が細長い葉物野菜はみぶ菜です。歯ごたえがシャキシャキとしています。煮ても炒めてもおいしいですが、その食感を生かしてサラダで生食したりもします。
里芋・・・寒い冬に煮物にして食べる印象の強い野菜ですが、春は柔らかく煮た里芋をサラダに混ぜて食べてもおいしいと思います。ドレッシングなどと、意外に相性が良いです。
おすすめ料理「里芋のマヨネーズあえ」(里芋とマヨネーズの意外な相性の良さ)
1. 里芋をゆでて、皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
2.マヨネーズ、醤油、ゴマなどを混ぜ合わせて、里芋にあえる。
ジャガイモ・・・品種はメークイン。じっくり火を通しても煮崩れしにくく、カレーライスなどの食材として適しています。収穫されてから長い間、貯蔵されているので、体内の水分が抜けて、肌に少しシワが目立ち始めていますが、味が濃くなって甘くなっています。
人参、大根・・・冬を越しながら貯蔵されてきた人参と大根は、春になるにつれて少しずつ中身が筋っぽくなってゆきます。今は千切りにして料理すると食べやすいと思います。
おすすめ料理「人参と大根のきんぴら炒め」(千切りとは野菜の風味を堪能できる切り方)
1. 人参と大根を千切りにする(スライサーを使うと便利)
2. フライパンにごま油を敷いて、人参と大根を炒める
3. 最後にしょうゆ、料理酒などで味をととのえる(塩は入れないほうがいい。)
「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」「その野菜は好物なのでもっとほしい」
「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜を除いてほしい」など  
野菜セットについてのみなさんからのご要望を個別に承ります。小林農場まで電話、メールなどで、または小林本人にお伝えください。

2019年3月18日 (月)

小林農場 風家(かざいえ) のブログ トップページ

(令和4年1月11日に記入・メールに関する重要なお知らせ)

小林農場のメールのアドレスが変更します。詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。

現在の小林農場の新たなメールのアドレスは、 kobayashikazaie@gmail.com です。

旧アドレス(kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp)のメールは、現在は使用できません。

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野菜セット をお届けしています。

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小林農場は、旬の野菜を詰め合わせて各ご家庭にお届けしています。

小林農場の野菜セットは・・・

  ・季節感あふれる内容(その季節に採れる旬の野菜が入り、季節が変わってゆくと同時にセットの内容も変わります。)

  ・野菜の種類数が豊富(年間50品目ほどの野菜を栽培。毎回、10種類ほどの野菜がセットに入ります。)

  ・安全性が高い(無農薬栽培など、人の体にも自然環境にもできるだけ優しい栽培方法を目指しています。)

  ・野菜だけでなく通信もお届け(それぞれの野菜の説明や料理方法、農場の様子をつづった農場通信もお届けします。) 

「お試しセット」もご用意しております。小林農場の野菜を一度試してみたいとお考えの方は、どうぞご注文ください。

野菜セットの価格や配送方法など、野菜セットの詳細についてお知りになりたい方は、こちらをクリックしてご覧ください

野菜セットの内容を毎回、小林農場のブログにて公開しております。過去の野菜セットの内容は、こちらをクリックしてご覧ください。

ご注文は電話、メールなどで小林農場までお伝えください。

Dscf0469 小林農場 風家(かざいえ) の連絡先

住所: 〒321-3415 栃木県芳賀郡市貝町杉山1000-1

電話: 090-4915-1418 

  (留守の場合、留守番電話にご自宅の電話番号を伝えていただければ、後ほどこちらから連絡させていただきます)

 メール:  kobayashikazaie@gmail.com

 (令和4年1月より新たに農場のメールのアドレスが変わりました。それまでのアドレス「kobayashi7kazahiko@yahoo.co.jp」でのメールは現在は使用されていませんので、上に記入されている新しいほうのアドレスに送信してくださるようにお願いします。)

代表: 小林 武

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小林農場の日々の風景や考え方など、ブログでお伝えしています。以下をクリックしてご覧ください。

毎回公開・野菜セットの内容(5月28日更新)・・・野菜セットの内容を、毎回公開しております。

農場通信(5月24日更新)・・・農場で起こっている出来事をつづています。その時に感じたこと、考えたこと、農場が目指していること、農場の想いをみなさんにお伝えしています。

追跡・作物の生育日記(5月28日更新) ・・・さまざまな野菜の生育状況を追跡しながら、写真でお伝えしております。

小林家の食卓(4月1日更新) ・・小林農場の野菜を使った料理方法をご紹介いたします。

歳時記(5月21日更新)・・・旬の季節の農場の光景を、写真でつづります。写真をクリックすると写真が拡大してもっと見やすくなります。

命名百科(5月24日更新)・・・小林農場で出会える生き物を、写真や挿し絵などで公開しています。

関連リンク

ネット活用 情報館(3月12日更新)・・・インターネット上で小林が気になった情報をご紹介しています。 

半農半歌~声に出して歌わずにはいられなくなる名曲たち~(3月9日更新)・・・小林が選曲した名曲をご紹介しているページです。個人的な趣味ページ。

最近の記事

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平成31年3月15日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・小林農場の加工品

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、長ねぎ、里芋、ほうれん草、みぶ菜、菜の花、乾麺

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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小林農場では生野菜の他にも、小林農場の農産物を加工して作った加工品も、ご希望される方々にお届けしております。

この3月、4月は1年で最も出荷できる野菜が少なくなる時期ですので、この時期に限り、野菜セットには生野菜の代わりに加工品も入れることがあります。

今回の2000円セットには乾麺を入れてみました。

ほぼ1年を通して、加工品を販売しております。野菜セットに入っている加工品をご試食していただいて気に入ってくだされば、どうぞいつでもご注文ください。

小林農場の加工品

・乾麺(小林農場の小麦を使用。市貝町・黒沢製麺所にて加工)

 昔ながら製法にて製麺。その麺の色は濃く、味には風味があります。太麺と細麺の2種類。

・小麦粉(小林農場の小麦を使用。市貝町・黒沢製麺所にて加工)

 昔ながら製法にて製粉。パン作り、てんぷら、すいとんなど、いろんな用途に利用できる中力粉。

・押し麦(小林農場の大麦を使用。埼玉県・小川精麦所にて加工)

 繊維などの栄養素が豊富な健康穀物。お米と混ぜていっしょに炊きます。

・人参ジャム(小林農場の人参を使用。千葉県・柴海農園にて加工)

 人参の香りを生かした見事な味わい。自信をもってお薦めできるジャム。

また、私が自分で加工した「切り干し大根」や「切り干し人参」なども、そのうち野菜セットに入れたいと思います。

この初夏には、小林農場で栽培したナタネを収穫して「ナタネ油」を作ってみたいと考えています。あまりナタネの生育が良くないのでどれだけの量ができるのか分かりませんが、1瓶でもいいから油にして、新たな加工品を開発してゆくきっかけにしたいと思います。

Dscf0585小林農場の小麦粉を焼いた生地(私は「ナンもどき」と呼んでいる)に、人参ジャムをのせて。

2019年3月16日 (土)

たかが名前、されど名前   平成30年11月15日

野菜セットでは、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。

このブログでは、数か月前の過去の農場通信を公開してまいりたいと思います.

 

たかが名前、されど名前   平成30年11月15日

 

落ち葉が風に舞う季節となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

 

  先日の11月11日の晴天の中、市貝町にて「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催され、小林農場も野菜や加工品を持参して出店させていただきました。このように店が立ち並んで賑やかに人々が農産物や料理を売買する場を、最近では「マルシェ」と呼ばれています。フランス語で市場という意味で、おしゃれな響きが日本人に気に入れられました。

 

  日本語にも昔から、「朝市」や「青空市」など、素敵な名称があります。私は今回のような地元の人々による手作りで開かれるささやかな市場を「手作り青空市」と呼んでいます。

 

  この手作り青空市では、有機栽培の野菜が販売されました。農薬を使わない栽培を「有機栽培」と呼び、安全性の高い農産物が作れることで知られ、小林農場で行っている栽培も「有機栽培」と呼べます。ただ、多くの人には「有機栽培」という名前を聞いただけでは具体的にどんな栽培方法なのか想像しにくいと思います。私は「有機栽培」という言葉は控えて、もっと具体的でわかりやすい「無農薬栽培」という言葉を好んで使っています。

 

最近では「自然栽培」も健康食に関心のある方々の間で脚光を浴びています。肥料をいっさい使用せずに土の地力のみで作物を育てる栽培方法を「自然栽培」と呼びます。肥料を与えらずに厳しい環境の中で育った作物は味が良く、人の健康にも良いとされています。

 

  私も試しに肥料を散布したことのない畑で人参を作っていますが、畑の土質が人参に合わないようでまともに人参が育たず、その生育の様子は不自然でした。野菜セットに入れている人参は他の畑で栽培したものですが、元気に育って良質な人参が採れています。でも、過去に肥料を散布したことのある畑なので、「自然栽培の人参」と呼ぶことはできません。

 

  肥料を使わずに作物を育てられれば理想的ですが、肥料を施さなければ作物が自然に育たない場合も多く、その時は素直に肥料を施せば良いでしょう。作物をよく観察して、作物の気持ちに合わせて肥料を与えたり与えなかったりするのが、自然な栽培だと思います。

 

  肥料を使わない栽培を「自然栽培」と呼ぶと、「肥料を与えないのが自然な栽培」「肥料を与えてしまうと自然な栽培ではなくなる」と多くの人々に誤解を与えてしまうかもしれません。私は肥料を使わない栽培を、そのまま「無肥料栽培」と呼びたいと思っています。

 

  先日のSATOYAMAヘルシーマーケットでは、自然栽培を熱心に応援されている主婦の方が来場されましたので、ついつい私は「自然栽培」という名称に対して私が抱いてきた疑問や持論をぶつけてしまい、主婦の方を困らせてしまいました。ささやかな会話を楽しみに会場まで足を運んでくださったのに、もうしわけなかったです。私も「無肥料栽培」を小林農場の畑でもできるように努力したいと考えています。その名称が気になっただけです。

 

  「有機栽培」や「自然栽培」という名前は曖昧でわかりづらく、それゆえに違った意味に解釈されやすく、人に余計な誤解を与えてしまうかもしれません。「無農薬栽培」や「無肥料栽培」などの名前のほうが単刀直入にどんな栽培方法なのか想像しやすくてわかりやすく、誤解も生じにくくて無難だと、私は考えます。たかが名前ですが、されど名前です。

 

2019年3月14日 (木)

平成31年3月11日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・春の里芋の食べ方

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、カブ、長ねぎ、里芋、ゴボウ、ほうれん草、油菜、みぶ菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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里芋は寒い冬に煮物にして食べる食材として知られているかもしれません。

小林農場では、冬から春へと変わってゆく3月にも、里芋を出荷することが多いです。

カブ、大根、人参など、冬の間ずっと貯蔵してきた他の根菜類は、春になると次第に中身が固くなっていって、食材としての品質が少しずつ低下してゆきます。でも、里芋は春になっても品質の低下があまり目立たず、他の根菜類が出荷しづらくなる3月には里芋を重宝しています。

春には、柔らかく煮た里芋をサラダに混ぜて食べるとおいしいです。実は里芋は、ドレッシングやマヨネーズなどと相性が良いようです。

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里芋のサラダ

P5121260柔らかく煮た里芋にドレッシングをかけていただきます。

左の写真で使われているドレッシングの材料は、ごま油と塩とコショウと酢と醤油とマヨネーズを少しずつ加えました。4月にはニラが収穫されますが、ニラを細かく刻んで加えてると、ごま油の香りと合わさって、餃子の香りがするサラダになりました。

煮た里芋に、マヨネーズと醤油とかつお節をかけて食べてもおいしいです。

2019年3月12日 (火)

コナラ(冬芽)  ~命名百科~

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平成31年2月に撮影。
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命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真に撮ってご紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

命名百科~小林農場で出会える自然集~

 

 




2019年3月11日 (月)

3.11特集 8年目

今年も3月11日を迎えました。

毎年、3月11日の恒例となりました「3.11特集」。8年前の福島第一原発事故の記憶は、今でも私の頭の中に鮮明に残っています。

時間が経つにつれて事故の記憶の風化が懸念されていますが、小林農場のブログの中ではこの記憶は永遠に風化することはありません。3月11日を迎える度に、何度でもこの記憶を蒸し返してみせます。

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以下は平成26年3月10日の農場通信より

3.11は安全を考える日~信頼の中にこそ~ 平成26年3月10日

日ごとに春めいてまいりました。みなさん、いかがおすごしでしょうか。

  今から3年前に発生した東日本大震災と福島第一原発事故。原発事故の記憶が生々しく残りまだ東北・関東地方の農作物の安全性をめぐって混乱が収まらないでいた頃に、中年の女性の方から小林農場に電話で野菜セットについてのお問い合わせをいただきました。

  「食材への放射能汚染について心配しています。安全に食べられる野菜を探しています。そちらで作っている野菜は絶対に安全ですか?」とたずねる女性。

  「出荷する野菜は定期的に放射能検査をしていこうと思っています。それで、国が定めた規制値を下回るようであれば、出荷していこうと考えています。」と応じる私。

  「私たちの家族の中には幼い子もいます。絶対に安全だと生産者の方が言っていただけないような野菜を買うことはできません。」と女性。

  「放射能汚染の危険性についてはまだはっきりと分からないことがたくさんあります。とりあえず国が定めた規制値に基づいて、その数値を下回るようであればそれほど大きな危険はないと判断して出荷していきたいと考えています。」と同じことを繰り返す私。

  けっきょく女性は野菜セットを注文することをあきらめて電話をきりました。彼女に対して他に対応の仕方がなかったのだろうかと、今でもその時のやりとりを思い出します。

あの頃はどれくらいの被ばく量が安全なのか危険なのか、国が暫定的に定めた規制値が適切なのかどうか、私の頭の中でも整理しきれずにいました。はっきりと「絶対に安全なので全く心配しなくてもいいですよ。」などと軽々しく言う気にはなれませんでした。

放射能汚染を避けるために国内産の農産物を買うことを避けて外国産の農作物を買えば、放射能の心配は減るかもしれません。でも、国内産では滅多に見られないような残留農薬を多く含む食材や遺伝子組み換え食品、あらゆる偽装がされた食品などが日本の市場に侵入して、新たな危険性を抱えることになるかもしれません。

農薬や食品添加物や遺伝子組み換えや食材偽装など、他にもたくさん食品にまつわる深刻な問題があるのに、放射能汚染のことばかりが注目されて、福島県や東北・関東地方の農産物ばかりが危険視される風潮に、違和感を感じずにはいられませんでした。

さまざまな環境汚染が全世界に広がっています。どの食材にもなにかしらの危険性があります。世界中、どこを探しても「絶対に安全な食材」を見つけるのは困難でしょう。どんなに生産者が努力しても、「絶対に安全な食材」を作れないのが現実です。

しかし、生産者も消費者も努力すれば、食品の安全性を高めていくことはできます。東日本に暮らしている消費者の方々が顔の見える地元の生産者と共に、放射能汚染の中でどのようにして食品の安全性を高めていくか対策を練る。そうすることによって、どこか遠くの正体の分からぬ食品を入手するよりも、食の安全を確保していけると思います。

生産者と消費者が顔の見える信頼関係を築く中で作り出される食材こそがこの世で一番安全な食材なのだと、私は思います。生産者ばかりが努力するのではなく、消費者もいっしょになって社会全体で自然環境保全に取り組んでいかなければ、食の安全は守れません。

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以下は平成31年3月7日の農場通信より

農業は原発とは共存できない   平成3137

 

東日本大震災から8年が経とうとしています。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

 

 8年前、東日本大震災によって、福島第一原発が事故を起こして有害な放射性物質が大量に東北・関東地方に飛散されました。農作物からも放射性物質が検出されて売れなくなり、農家は苦しみました。多くのの農家は、全ての原発を廃止することを強く望んでいます。

 

  自然災害の多い日本列島では、原発が災害で事故を起こして放射能汚染が生じる危険があります。そのことを8年前に思い知ったはずなのに、日本政府は「原発がなければ国民に電力を安定的に供給できなくなる」と説明して、今後も原発を稼働してゆく方針です。

 

  福島第一原発事故以来、東日本では原発の稼働は停止しています。それでも電力の供給は十分に足りています。私達の日常生活に原発は必要ないことがすでに証明されています。

 

  政府が原発を稼働させたい真の理由は、「原発利権」を保持していたいからだと私は思っています。原発のような大きな施設の周辺では大きなお金も動きますので、利権が生じやすいです。その利権から政府は大きな恩恵を受けていると考えられます。

 

  よって原発廃止を実現できるかどうかは技術の問題ではなく、政治の問題だと思います。「原発利権」を投げ捨てて原発廃止を真剣に実行してくれる国会議員が増えれば、日本の政治は原発廃止に向けて舵を切ることでしょう。今年の夏には参議院選挙が行われます。私も原発廃止を目指している立候補者や政党に1票を投じたいと思います。

 

  原発事故を起こした東京電力は、今でも他の原発を再稼働させようとしていますが、それが私には理解できません。新たに原発を再稼働することに労力を費やすがのなら、それよりも先に、東日本全体に飛散してしまった放射性物質を回収して処理することに全ての労力を費やすべきでしょう。私が暮らしている地域では今でもキノコや山菜や獣肉から放射性物質が検出されて、出荷規制の対象になっています。これらを安心して食べられるように山林を完璧に除染するべきなのに、「それは無理だ」とほったらかしにされたままです。

 

  数年前に電力自由化が始まり、東京電力以外の電気会社から電力を購入することができるようになりましたので、私はすぐに東京電力から電力を購入することをやめました。電力自由化について私もまだまだ勉強不足ですが、もし原発に頼らない発電方法で生産された電力を供給してゆくことに力を注いでいる電力会社があれば、応援したいと思います。

   私のような一般人には原発政策をすぐに止められるような巨大な権力はありませんが、上記に書いたように、「選挙で投票する」「電力会社を選択する」などといった行為で、微力ながらも原発廃止に貢献できると思います。数十万人、数千万人の日本人が私と同じようにその「微力」を着実に行使してゆけば、この社会から原発がなくなってゆくのでしょう。

2019年3月10日 (日)

平成31年3月8日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・この時期の人参、大根の食べ方)

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、カブ、長ねぎ、里芋、ゴボウ、ほうれん草、油菜、水菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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人参と大根のきんぴら炒め

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材料  人参、大根、ごま油、しょう油、料理酒、七味とうがらし

人参と大根を千切りして(スライサーがあると便利)

熱したフライパンにごま油を敷いて人参と大根を炒め

しょう油や料理酒を加えて味を調える(好みで七味とうがらしを)

千切りして細かく切ると、野菜の味が優しくなるようで、野菜の香りが苦手なお子さんも食べやすくなるかも。また、細かく切ると、食べやすくなるので、たくさんの量の野菜を早く食べきりたいときにきんぴらは良いです。塩を加えたらもっとおいしくなるかと思ったけど、やはりきんぴら料理は塩を加えずしょう油の香りのみで味つけしたほうがおいしいです。

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去年の秋に種を播いて育てて、冬の間は貯蔵しながら出荷してきた人参と大根。

季節は春に変わり、少しずつ中身が固くなってきて筋っぽくなってきています。今の季節は千切りにしてよく火に通して料理すると、筋っぽさを感じなくなっておいしく食べられます。

スーパーの野菜売り場では、収穫時期を迎えたばかりの食べ頃の野菜を全国から取り寄せて売られているかと思います。

小林農場では、自分の畑で採れた野菜のみを出荷しています。今の時期は、収穫時期を迎えてずいぶん時間が経った人参や大根も出荷しています。

このような食べ頃から離れてゆく野菜も、人間が工夫をこらしながら料理をすれば、もっと長い期間、十分においしく食べられます。

地元で採れた野菜をできるだけ長く、大事に食べてゆける知恵も、野菜セットをお届けしてゆく際に皆さんにお伝えしてゆければよいと思います。「地産地消」が大事だと考えている方々と知恵をを共有してゆければよいです。

2019年3月 9日 (土)

土を信じて胸を張れ   平成30年11月8日

野菜セットでは、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。

 

このブログでは、数か月前の過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

 

 

 

土を信じて胸を張れ   平成30118

 

 

 

初冬の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

 

 

 

 8月、9月のまだ気温が高い初秋は最も害虫が活発に活動している時期で、夏がとても暑かったためか、この秋の虫害は特に酷かったです。8月や9月初旬に種まきして10月以降に出荷する予定だった大根やカブなどの秋野菜が害虫によって全滅してしまい、10月以降に出荷できる野菜がなくなってしまうのではないかと、気持ちが暗く沈みました。

 

 

 

  今までずっと、野菜セットの宣伝チラシを作って住宅地の一軒一軒に配り、新たに野菜セットを定期購入してくださるご家庭を募ってきました。でも最近は、たくさんのご家庭にちゃんと野菜セットを出荷してゆく自信を失い、販路開拓をするのをやめていました。

 

 

 

  それでも先月も複数のご家庭が新規に野菜セットをご注文してくださり、お試しセットを作ってお届けいたしました。ご注文をいただく瞬間は「ありがたい」と思うのですが、その後すぐに「困った」という気持ちが湧いてきました。秋にも関わらず秋野菜の大根やカブをセットの中に入れられず、そのような内容で満足していただけるのか、不安でした。

 

 

 

  お試しセットを購入されたご家庭より「本当においしかった。もっと早く注文すればよかった」とお褒めの言葉をいただいた時は、心底、ほっといたしました。新たに野菜セットを定期購入してくださるご家庭が現れると、失いかけていた自信も取り戻されてゆきます。

 

 

 

  私はいつも野菜セットの先行きに関しては悲観的で、少しでも作物の生育が悪くなると「もしかしたら次の季節には出荷できる野菜がなくなってしまうかもしれない」と、すぐに心配してしまいます。しかし今までに一度も、出荷できる野菜がなくなって野菜セットの出荷をお休みしなくてはいけなくなることは一度もありませんでした。とても心配していたこの10月の出荷も、けっきょく大きな穴を開けることなく乗り切ることができました。

 

 

 

  害虫が大量発生するのは一時期のみ。秋の遅い時期に種まきされたカブや大根は害虫の被害を受けずに順調に生育して、間もなく収穫を迎えるでしょう。私が時期をずらしながら種を播き続けたり、いろんな種類の作物の種を播き続けたりしていれば、後は畑の土がいずれかの作物を順調に育ててくれ、必ず、どの季節にも収穫の恵みを授けてくれています。

 

 

 

初秋の頃は害虫で葉を穴だらけにされていた葉物野菜も、害虫の姿が見られなくなった今は、青々とした葉をのびのびと伸ばしています。畑全体が、キラキラと輝いています。

 

 

 

野菜は私一人によって育てられるのではなく、畑の中に生息している菌や小動物も野菜の生育を手助けしています。私の栽培技術が未熟であっても、この畑の土にはその穴を埋めてくれるだけの底力があります。

 

 

 

そんな畑の土の力を本気で信じているのであれば、いつでも胸を張って野菜セットをお届けしてゆけるはずです。私が野菜セットの先行きに不安を抱けば、野菜セットを購入されている皆さんにも不安を与えてしまいます。まずは私が胸を張って野菜セットをお届けしないといけません。今後はしばらく、出荷できる野菜の種類が増えてゆく見通しなので、また販路開拓を再開して、おいしい野菜を求めるご家庭を新たに迎え入れたいと思います。

 

 

 

後記 

 

3月、4月は野菜の端境期(はざかいき)で、1年で最も出荷できる野菜が少なくなります。

 

本当に出荷できる野菜が少ないので、いつもこの時期になると、「ちゃんと野菜セットを作ってゆけるのだろうか」と不安になりますが、毎年、乗り切っています。

 

今年の端境期も、胸を張って皆さんに野菜セットをお届けしてまいりたいと思います。どのように小林農場は端境期を乗り切ろうとしているのか、どうぞご注目ください。

2019年3月 6日 (水)

平成31年3月4日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・土付き野菜について

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、カブ、長ねぎ、里芋、ゴボウ、ほうれん草、油菜、水菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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月曜日は1日中、雨が止まず、今回の葉物野菜は雨の中での収穫となりました。できるだけ水を切ってから箱に詰めましたが、どうしても葉物野菜に水分が残ってしまい、箱の中が少し湿ってしまっているかもしれません。ご了承ください。

2月の後半までの2カ月間ほどは全くまとまった雨が降らず、畑はパサパサに乾燥していましたので、収穫した野菜についている土も手で払えば簡単に落ちたので、出荷作業が楽でした。

最近は長く雨が降るようになり、畑がよく湿り、大根や人参などを土から掘り出すとべったりと土がくっついてきます。これらの土もいっしょに箱の中に詰めたら箱の中はどろどろになるので、これからは出荷する前に簡単に水洗いして、できるだけ土を落としておく必要がありそうです。

スーパーで販売されている大根や人参を見ると、土が全くついてなく、肌がピカピカにきれいです。たぶん、出荷される前に、野菜タワシなどで磨かれたりしているのではないのでしょうか。

小林農場では布巾などで野菜についている土を簡単に落とす程度で、タワシなどでゴシゴシと磨くようなことしていません。野菜の表面を掃除しすぎると表面を傷つけて、持ちが悪くなる危険があります。

よって、小林農場の野菜は、土が少しついたままで出荷されることがほとんどです。野菜をよく水洗いしてしっかりと土を落とすのは、料理する直前にするのがよいと思います。

ただ、仕事などが忙しくて、できるだけ料理の時間を短縮したい人にとっては、スーパーで売られているようなピカピカな野菜のほうが水洗いの手間を省けるので、ありがたいでしょう。スーパーの野菜と比べると、小林農場の土付きの野菜は手間がかかって不便です。

そんな小林農場の野菜を購入してくださる皆さんには、とても感謝しております。小林農場の野菜は便利ではありませんが、「おいしい味」とか「安全性」とか、「便利」とは違う価値を優先し、その上でできるだけ便利な形にして皆さんにお届けしてまいりたいと思います。

2019年3月 3日 (日)

平成31年3月1日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・葉物野菜が蘇生

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、大根、カブ、長ねぎ、里芋、ゴボウ、白菜、ほうれん草、油菜、水菜

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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去年の秋に種を播いて冬越しした葉物野菜。冬の間は寒さで縮こまっているようすでしたが、今は春を感じて葉を青々と茂らせて蘇生しています。

冬に貯蔵してきたカボチャやカブなどが次々に姿を消していきますが、逆に葉物野菜はこれから盛り返してゆくので、しばらくの間、野菜セットの中身はいろんな種類の葉物野菜で占められてゆくと思います。

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左の写真は葉が長細くて縁がギザギザとした形をしている「みず菜」。右の写真はみず菜の仲間で葉の縁が丸い「みぶ菜」。

どちらも歯応えがシャキシャキとしていて、今の時期は炒めてその食感を楽しむのがお薦めです。

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油菜。小松菜と同じように料理します。少し苦味が強いかもしれません。茹でると苦味が和らぐので、おひたしにして食べるのがお薦め。

そして、葉物野菜のエース、ホウレン草もたくさん収穫時期を迎えていますので、3月下旬までたっぷりと野菜セットに入れさせていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

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ホウレン草をおひたしにしていただきました。写真のように、ダシ醤油を作って、茹でたホウレン草を数時間、ダシ醤油の中に漬けておきました。そうすると、ダシ醤油の味がホウレン草に染み込んでゆくようです。

今のおひたしでは茹でた葉物野菜に醤油やかつお節をかけて食べることが多いですが、「おひたし」と呼ばれているように、昔はこのように数時間、ダシ醤油に浸してから食べていたみたいです。

2019年3月 2日 (土)

ささやかで手作り感のある場    平成30年11月1日

野菜セットでは、野菜といっしょに「農場通信」もお配りして、野菜栽培の様子や農場の考え方などをお伝えしてしております。

このブログでは、数か月前の過去の農場通信を公開してまいりたいと思います。

 

ささやかで手作り感のある場    平成30111

 

行楽の秋、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

 

  春と秋の年2回、地元の市貝町で生産者達による手作りの青空市「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催され、小林農場も野菜や加工品を持参して出店させていただいてきました。この秋は1111日の日曜日に開催されますので、よろしければお越しください。

 

  会場では「人参の葉」を販売する予定です。すっかり人参も立派に育って、葉の部分は固くなって煮ても炒めても筋っぽくて食べにくくなり、今は野菜セットの中に人参の葉は入れていません。でも天ぷらやかきあげなどにして揚げると食べやすくなり、人参の香りを楽しめます。会場では来場者に「揚げ物に最適な食材」とお薦めしたいと思います。

 

  また、農場産の大麦を加工して作った「丸麦」も売り込みたいと思います。お米といっしょに炊くのが通常の食べ方ですが、食感がプチプチとして噛み応えがあるので、おかずの食材としても利用されています。私も台所で丸麦のリゾットやサラダなどの料理方法を研究しています。会場ではその料理方法を、来場者の皆さんとの話のネタにしたいと思います。

 

  毎回、会場まで足を運んでくださる来場者の皆さんのことをすばらしいと感じています。私自身はこのような催しに遊びに行くことはしません。「外出している場合じゃない。畑仕事をやらないと」と、いつも心は仕事に追われてしまいます。心にゆとりがないと地域で開催されている催しに足を運ぶのは難しいです。「SATOYAMAヘルシーマーケット」の来場者の皆さんは心にゆとりを持つことを大切にされている方々だと、私は思っています。

 

  地元の生産者による手作りの催しなので、行政や企業が主催している催しのような大掛かりな演出はありません。このような地域の小さな催しに足を運ぶ方々は、出店者とのささやかな触れ合いや手作りの感じのする商品を楽しみにいらっしゃるのだと思います。

 

  以前、野菜セットを定期的にお届けしていたご家庭では、毎回、お母さんといっしょに小学生の娘さんが私を出迎えてくれていました。アニメのキャラクターを折り紙で折って娘さんに渡すと大変に喜んでくれて、それ以後、毎回娘さんは折り紙で折ってほしいキャラクターを私に伝えてくれて、私も娘さんのためにずいぶんたくさんのキャラクターを折り紙で折りました。このようなささやかな触れ合いを青空市でも再現できれば良いです。

 

  折り紙はまさに、手作り感のあるささやかな伝統手芸だと思います。他にもしめ縄や染物などの手芸が多くの一般人によって古くから親しまれてきました。これらは経済活動を伴わない趣味や遊びで行われる場合が多く、生活してゆく上で必ず必要のあるものではありませんが、人々の心にゆとりと潤いを保つためにとても大事なので、今まで受け継がれてきました。神輿や提灯などの手芸で賑わうお祭りは、人々の心に灯りを灯してきました

 

私も少し本気で折り紙を学んで折ってみようと思っていましたが、畑仕事が忙しいことを理由にして、全く折っていません。最近は夜の時間も長くなりましたし、折り紙の大作を作るのに時間を費やして、青空市で店頭に飾りたいと思います。「折り紙を折っている暇があるのなら明日の畑仕事の準備をしろよ」という悪魔のささやきに屈しませんように。

 

Cimg0974_2酉の市の熊手の飾りを、折り紙で折って作ってみました。おかめを中央にして、その周りにタイ、ツル、カメ、招き猫、小判、巾着、小づち、松竹梅など、おめでたいもので飾り立ててみました。

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