農場の風景・「冬至」「小寒」「大寒」
「冬至」、「小寒」、「大寒」はすぎてゆき、季節は春へと向かおうとしています。
真冬の頃の小林農場の風景をお届けいたします。(画面をクリックすると画面が拡大されてもっと見やすくなります。)
アスナロ、イブキ、ヒマラヤスギ、ツガなど、立派な常緑樹が点在しています。
神社の敷地には好んでたくさんの常緑樹が植えられ、お正月には常緑樹を門松として飾ります。また、クリスマスに飾るクリスマスツリーも常緑樹です。
東洋でも西洋でも、昔の人々は、冬になっても枯れることなく葉を青々とさせている常緑樹に神秘を感じて、縁起をかついできたようです。
(実際は常緑樹の葉も枯れて、落ち葉となって落ちてゆきます。ただ、すぐに新しい葉が青々と生えてくるので、一年中、緑で覆われています。)
毎日、見事な快晴でした。そして、夕暮れが毎日、きれいでした。その後の星空も一年で最も輝いていました。冬の寒さは風景を凛とさせます。
1月頃は毎年、西高東低の気圧配置で、太平洋気候の関東平野は雨が少なく晴れの日が続くのですが、それにしても今年の1月は極端に雨がなかったです。
小林農場では、クリスマスの頃にまとまった雨が降った以候、2月の上旬までまとまった雨を経験しておりません。その間ほんの少量の雨や雪は降りましたが、次の日には畑の土はすぐに乾いていました。
動物たちは冬の寒さに強く、裸で寒風の中を元気に跳ね回っています。犬や猫を見ていると、人間は本当に寒さに弱い生き物だという気がいたします。
就寝の時間になって私が畳の上に布団を敷くと、農場の猫たちが待っていましたとばかりに布団の中にもぐりこんできます。猫たちと同じ布団の中で身を寄せ合って温め合いながら、寒い夜を乗り越えています。
毎朝、霜に降られて真っ白に凍り付きながらも凍死することのない、たくましい野菜たち。このたくましさが、味にも現れます。冬の野菜の味は、とても濃くてたくましいのです。
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