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2019年2月16日 (土)

玉ねぎ・長期間貯蔵できる品種と、その状態

過去の玉ねぎ栽培についての記事は、こちらをクリック。

去年の6月に収穫して大事に貯蔵して今まで出荷し続けてきた玉ねぎ。在庫がなくなり、今回で出荷が終了となります。

玉ねぎを長く貯蔵していると、次の2点が気になります。

1.内部から芽が伸びてくる。

  その芽がまだ小さければ、問題なくおいしく食べられます。小林農場でも、伸びてきた芽をを切り落としながら、出荷いたしました。

2.玉ねぎの表面に黒いススのようなカビが現れる。

  野菜を腐らせてしまうような悪いカビではないので、害はありません。カビは表面のみに現れるので、外皮を取り除いたり水で洗い流せば簡単に取り除けます。

芽が伸びていたりカビがついていたりする玉ねぎは、見た目に違和感があるので、スーパーや直売所などでは売れません。でも野菜セットでは、このような玉ねぎでも問題なくおいしく食べられることを皆さんにお伝えしながら、大切に出荷しております。見た目に違和感があるからといって捨ててしまうようなもったいないことはいたしません。

玉ねぎは多くのご家庭で年中、必要とされる野菜だと思います。小林農場の野菜セットにも、できるだけ長い期間、玉ねぎを出荷してゆけるようにしてゆきたいと思っています。

春になれば、新たに玉ねぎが収穫されます。最も早く生育する極早生品種の玉ねぎは、5月中旬頃に熟して収穫されてゆきます。

まだ熟す前に収穫される未熟な玉ねぎも、「新玉ねぎ」と呼ばれて、おいしく食べられます。極早生品種が順調に育ってくれれば、4月には「新玉ねぎ」として出荷できるかもしれません。

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「収穫されてから長い間、貯蔵できる」と宣伝されている品種の玉ねぎをいくつか栽培してみましたが、その中で実際に宣伝どおりに2月まで長期間貯蔵できたのは、ナント育成の「ノンクーラー」のみでした。

この品種を気に入りました。この品種から自分で種を採り、小林農場で育成してみたいと思います。

Img_0002去年の秋、数個のノンクーラーを土に埋め戻してみました。春になれば地上に芽を伸ばして、初夏には花を咲かせて種を生み出して採種できるかと思います。

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