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2019年1月

2019年1月29日 (火)

平成31年1月28日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・白カボチャの外皮

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ねぎ、カボチャ、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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おすすめ料理「カボチャの皮のおやき」(固い外皮をおいしく食べる)

材料:カボチャの皮、小麦粉、料理油

  1. カボチャの皮をみじん切りして、可能な限り細かくする。

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  2. 水でちょうど良い固さに練った小麦粉と混ぜ合わせて生地を作る。

  3. フライパンに料理油を熱して生地を入れて、両面をじっくり焼く。

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外皮は固くて食べにくいけれども、栄養もあるので捨てるのはもったいない。みじん切りにしておやきにして料理すると、その食感はコリコリとしていて、おいしいく食べられます。

P2020835現在、野菜セットに入れているカボチャは、外皮が白い白カボチャ、品種名は「白爵」です。

火を通すとホクホクとして、甘味も強く、冬の寒さに強くて長期間貯蔵できる品種です。

カボチャは栽培中にハクビシンなどに食い荒らされたり、貯蔵中にネズミにかじられたりして獣害に遭うこともありますが、白爵は皮が固いので獣たちも歯がたたず、獣害に遭いにくいという特長もあります。

その代わりに、人間が料理するときも、皮の部分は固すぎて食べにくいです。

でも、野菜は、皮のまわりに栄養がたくさん含まれていたりします。食べにくいからといって捨ててしまうのはもったいないこと。

食べにくい皮を上手に利用する料理方法を試してまいりたいと思います。ジャガイモやサトイモの皮の利用方法も学んでみたいと思います。

2019年1月28日 (月)

スギ(杉) 雄花の開花の様子 ~命名百科~

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平成31年撮影。葉の先に雄花が開花している様子。

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「命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真に撮ってご紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

命名百科~小林農場で出会える自然集~

2019年1月27日 (日)

稲作という遺産   平成30年9月27日

稲作という遺産   平成30927

涼風の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  雑木林に取り囲まれながら何枚もの水田が延々と並んでいる水田地帯の近くに小林農場は位置しています。春に田んぼに水が入れられ始めると、待っていましたとばかりにカエルたちが歓喜の鳴き声をあげて、一晩中、合唱しています。初夏の夜に水田地帯を散歩していると、飛び交っているたくさんのホタルの光に出会えることもあります。

  小林農場が管理している田んぼはなく、私はお米は生産していません。去年まで私の主食は、近所の稲作農家さんから購入した玄米で補っていました。自給自足を目標にして農業をやっているのに主食を自給自足できていないことをもどかしく思っていました。

今は畑で大麦を栽培して、それを押し麦に加工して食べています。普通の炊飯器で押し麦をふっくらと炊くコツも身につけ、去年から私の食事の主食はお米から押し麦に変わりました。自分が作った麦で主食をまかなえることが嬉しく、この食生活を気に入っています。

先日は近所で行われた催しに参加して、その時に我が家で炊いた押し麦にごま塩をかけて持参して昼休みに他の参加者の皆さんにも押し麦を味見していただきましたら、とても好評でした。小林農場の押し麦を販売していますが、多くの方々に試食していただける機会があれば、そのおいしさを知って買ってくださる方も増えるでしょう。特に麦は繊維などの栄養をたくさん含んでいるので、健康に関心のある方々に喜ばれるかもしれません。

お米を食べることが激減した私も、稲とは深く関わっています。稲が生産するものは食用のお米だけではなく、稲わら、モミガラ、米ヌカなど、野菜栽培に必要な資源も生み出してくれます。私は近所の稲作農家を回ってこれらの副産物をいただいております。

稲わらはセーターのように通気性と保温性が良く、寒い時期に貯蔵している里芋などの上にかぶせると防寒できます。モミガラは畑で作物の株元に敷いて雑草を生えにくくしたり、蒸し焼きして炭にして肥料にしたり、いろんな場面で大活躍。そして米ぬかはすぐに発酵しやすく、堆肥を作るときに混ぜると堆肥がよく発酵してくれます。

水を入れることによって水田には豊かな生態系が育まれたりするなど、稲作は日本列島の自然環境の保全にも重要な役割を果たしてきました。水田が連なる田園地帯の美しい光景は、日本人の原風景です。お米を生み出すだけではなく多面的な価値を持っている稲作は、日本人の暮らしの要であり、この先も遺さなくてはいけない遺産だと思います。

小林農場の野菜を購入されている方々の中には無農薬栽培のお米をご希望される方もいらっしゃいますので、私の知り合いの無農薬栽培の稲作農家さんをご紹介したこともあります。毎年、近所の田んぼで催されている田植えや稲刈りにも参加させていただいていますが、稲を栽培している農家の方々と接して、少しでも稲作に関われたらよいと思います。そうしているうちに、私も自分で稲を栽培する機会に恵まれることもあるかもしれません。

今は麦飯を楽しんでいる私も、やはり麦よりも米のほうがおいしいと思います。麦と米を混ぜることにより、健康で食味の良い主食ができあがります。稲も自分で育てたいです。

2019年1月26日 (土)

1月26日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・煮大根

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ねぎ、カボチャ、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜、

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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おすすめ料理「大根のステーキ」(大根とごま油の組み合わせが意外においしい)

材料:大根、ごま油、しょうゆ

1. 大根を輪切りにする。フライパンにごま油を熱して、大根の両面をじっくりと焼く。

2. おいしそうな焼き色がついたら、最後にしょうゆをまわしかける。お好みでコショウや七味とうがらしなどをかけてみてもおいしい。

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いろんな品種の大根を栽培して順番に出荷していますが、今の寒い時期に出荷しているのは「煮大根」です。

寒くて煮物で体を温めたくなる冬の時期には、「肉質が柔らかで味がしみやすく、煮物やおでんに最適です。」と宣伝されている品種の大根を育てて出荷するようにしています。

これらの煮大根は、青首大根のように頭があまりお青くならず、全身がきれいに白いです。そして、あまり長く伸びない短形なので、収納庫にしまいやすくて食べきりやすいかと思います。

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おすすめ料理「大根のステーキ」(大根とごま油の組み合わせが意外においしい)

おすすめ料理「大根のステーキ」(大根とごま油の組み合わせが意外においしい)

材料:大根、ごま油、しょうゆ

1. 大根を輪切りにする。フライパンにごま油を熱して、大根の両面をじっくりと焼く。

2. おいしそうな焼き色がついたら、最後にしょうゆをまわしかける。お好みでコショウや七味とうがらしなどをかけてみてもおいしい。

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2019年1月23日 (水)

平成31年1月21日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・ほうれん草の防寒について

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ねぎ、カボチャ、白菜、サツマイモ、ほうれん草、小松菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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寒さが厳しい頃は、露地で育てている葉物野菜の上に防寒布をかぶせて防寒します。マスクなどと同じような素材で作られている軽い布です。

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葉物野菜の中でも、ほうれん草は耐寒性に優れた葉物野菜です。全部の葉物野菜に防寒布をかぶせてゆくのは手間なので、1部のほうれん草には防寒布をかぶせずに育て、防寒布をかぶせて育てているほうれん草と比較しています。

今まで野菜セットに出荷してきたほうれん草は、防寒布をかぶせずに育てたものです。寒さが厳しくなっても霜枯れする葉は少なく、良い状態で収穫してこれたと思います。

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左の写真は収穫したばかりのほうれん草の様子。枯葉を取り除いて右の写真のように整えて出荷。

いっぽう、先週の月曜日に出荷した野菜セットでは、試しに防寒布をしているほうれん草を出荷してみました。

Dscf2309防寒布の下の様子。

防寒しているほうが霜枯れしている葉が少なくて葉は青々として、出荷しやすかったです。ただ、味の甘味が防寒していないほうれん草と比べて薄く感じました。

ほうれん草は寒さに当たると甘味が増します。防寒しないほうが、甘味のあるほうれん草を作りやすいようです。

念のため1部のほうれん草には防寒布をかぶせて寒さから守ってあげたほうが安全ですが、基本的にはわざわざ手間をかけ防寒してあげなくてもほうれん草なら凍死しないみたいですし、防寒しないほうがおいしくなるような気がいたします。

他の葉物野菜が寒さが厳しくなった年明けからずいぶん霜枯れしてしまっているので、ほうれん草を少し多めに野菜セットに入れて補ってゆこうかと思います。油菜もある程度寒さに強いので、ほうれん草といっしょに野菜セットに入れてまいりたいと思います。

2019年1月19日 (土)

平成31年1月18日の旬野菜詰め合わせ・冬野菜のミルク煮

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ねぎ、カボチャ、白菜、サツマイモ、ほうれん草、水菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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冬野菜のミルク煮~乳製品で味をつける、シチューのような煮物~ 

材料:カブ、玉ねぎ、白菜、粉ミルク(スキムミルク)、粉チーズ、小麦粉、コンブ

1.カブ、玉ねぎ、白菜を食べやすい大きさに切り鍋に入れて煮る。コンブでダシとり。

2.野菜が煮えてきたら、よく溶いた小麦粉や粉ミルクや粉チーズを加えて味を調整。

 

去年の秋に収穫時期を迎えたカブは、現在も土をたっぷりとかぶせて防寒しながら長期貯蔵しています。

その味は今でもおいしいのですが、収穫時期を迎えたばかりの頃と比べてしまうと風味は落ちてきているように感じます。外皮も以前と比べて少し固く感じるようになりました。

秋の頃はサラダで生食してもおいしかったのですが、今の時期のカブは調味料でしっかりと味を加えながら火に通して暖めて食べると良いと思います。

そこで上記のように粉ミルクや粉チーズなどの乳製品を組み合わせながら、カブを煮てみました。カブをシチューの材料として使ってもおいしいと思います。

カブとは違い、人参やカボチャや大根などは、長期間貯蔵していても風味の低下は感じられません。ジャガイモも、長期間貯蔵していると、味が良い具合に変化してゆきます。これらの野菜は長期間の貯蔵に向き、冬の間、頼りになります。

冬野菜のミルク煮  1月の料理

冬野菜のミルク煮~乳製品で味をつける、シチューのような煮物~ 

材料:カブ、玉ねぎ、白菜、粉ミルク(スキムミルク)、粉チーズ、小麦粉、コンブ

1.カブ、玉ねぎ、白菜を食べやすい大きさに切り鍋に入れて煮る。コンブでダシとり。

2.野菜が煮えてきたら、よく溶いた小麦粉や粉ミルクや粉チーズを加えて味を調整

去年の秋に収穫時期を迎えたカブは、現在も土をたっぷりとかぶせて防寒しながら長期貯蔵しています。

その味は今でもおいしいのですが、収穫時期を迎えたばかりの頃と比べてしまうと風味は落ちてきているように感じます。外皮も以前と比べて少し固く感じるようになりました。

秋の頃はサラダで生食してもおいしかったのですが、今の時期のカブは調味料でしっかりと味を加えながら火に通して暖めて食べると良いと思います。

そこで上記のように粉ミルクや粉チーズなどの乳製品を組み合わせながら、カブを煮てみました。カブをシチューの材料として使ってもおいしいと思います。

2019年1月17日 (木)

メジロ (目白)  命名百科

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平成31年1月撮影

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「命名百科」では、「小林農場で出会える自然」を写真に撮ってご紹介しております。よろしければ、下記をクリックしてご覧ください。

命名百科~小林農場で出会える自然集~

2019年1月16日 (水)

畑、サラサラ化計画   平成30年9月20日

畑、サラサラ化計画   平成30920

仲秋の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。 

小林農場の畑の土は粘土質が強いようで、水分の状態によっては固くなり、トラクターで耕すと土が練られてゴロゴロとした塊がたくさんできてしまいやすいです。作物にとってはゴロゴロとしているよりもサラサラとしている土のほうが根を伸ばしやすいでしょうし、私にとってもゴロゴロとした土では畑仕事がやりにくくてしかたがありません。

  この時期は秋から冬にかけて出荷される作物の種を畑に播いています。種を畑に播いた後は種の上に薄っすらと覆土をかぶせるのですが、土がゴロゴロとしていればうまく覆土がでません。ゴロゴロ土では表面がすぐに乾いて湿りにくく、種も水分を吸収できず発芽しにくいです。種を播いた後は畑にモミガラを持ち込んで、ゴロゴロ土の代わりにサラサラとしているモミガラを種の上に振りまいて覆土の代わりにするなど、手間をかけています。

  特に人参の種は神経質で、条件の悪い畑では発芽してくれず、ゴロゴロ土に種を播くとほぼ失敗します。できるだけ土がサラサラとした場所を見つけて人参の種を播いています。

  畑に生えてくる草が枯れて土に還れば、その遺体がクッションになって土がサラサラと柔らかくなります。特にイネ科の植物は葉を大きく伸ばし地下ではたくさん根が張るので、多くの葉と根を土に還してくれます。イネ科の小麦を栽培すると土作りにも良いです。

  小林農場は小麦を栽培していますが、収穫された小麦を小麦粉に加工する前に、実があまり詰まっていない軽い小麦を「クズ麦」としてたくさん取り除いています。収穫された小麦は種にもなり、畑に播けばちゃんと発芽して生育を始めます。「クズ麦」にも発芽する能力があるので、クズ麦を捨てずに保持しておき、冬に畑の広い面積に播いてみました。

  春になって暖かくなると小麦は旺盛に茂り、畑一面が小麦の緑色に覆われてゆきました。小麦が十分に大きくなった頃、トラクターで畑を耕して、小麦を土中に鋤きこみました。

  人参の種を播く時期を迎えた頃、再びトラクターで畑を耕してみると、土はよくほぐれてゴロゴロとした塊にはなりませんでした。きっと土に鋤きこまれた小麦が土をほぐしてくれたのでしょう。狙いどおりに土はサラサラとなり、意気揚々と人参の種を播きました。

  同じ場所でも耕す頃合いによって、耕した後に土がゴロゴロしたりサラサラしたりします。今まで私は、雨が降って土が湿った後に耕すと、土は練られてゴロゴロとしてしまうと思っていました。でも最近は、しばらく雨が降らずに土が乾燥している場合は、久しぶりに雨が降った後に耕すと土がよくほぐれてサラサラになりやすいことが分かりました。土の水分状態を把握し、いつトラクターを畑に入れればうまく耕せるのか、掴んできました。

  米ぬかや家畜フンなどの有機物で堆肥を作って畑に散布すると、土が柔らかくなります。特に繊維質が豊富な落ち葉を材料にして作った堆肥は、土を柔らかくする能力が高いようです。落ち葉は、近くの雑木林から大量にかき集めることができて入手しやすい材料です。

  今年は粘土質の小林農場の畑のあちらこちらに、サラサラとした土を生み出すことができました。ゴロゴロ土をサラサラに変えてゆくことは、小林農場の長年の悲願です。

2019年1月15日 (火)

平成31年1月14日の旬野菜詰め合わせ・最近の野菜の状態について

(平成31年1月より、小林農場の新しいホームページを公開しております。「野菜セットのご案内」などを表示いたしました。こちらをクリックしてご覧ください。)

今回の野菜セットの内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ねぎ、カボチャ、白菜、サツマイモ、ほうれん草、水菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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冬の寒さも本格的になり、野菜の状態にも変化が見られます。

・葉物野菜

  水菜、ターサイなどの露地で育てている葉物野菜が厳しい寒さに当たってしんなりと縮こまってきました。はりのある葉を収穫するのが難しくなってきています。

  いっぽうで抜群に寒さに強いホウレン草は、まだ良い状態で収穫できています。このホウレン草のたくましい耐寒性には、毎年のことながら、惚れ惚れといたします。

  ホウレン草はご家庭でよく料理される食材です。他の葉物野菜が厳しい寒さで収穫が難しくなってゆけば、代わりにホウレン草をたくさん野菜セットの中に詰めようと思います。

・根菜類

  長く土中で保存してきたカブが、傷み始めてきました。

  貯蔵穴に保存してきたサツマイモも、傷んでゆく兆候を見せ始めています。外皮の1部が傷んでいる場合があるので、お料理するときは外皮を切り除いてから使用したほうが良さそうです。

  カブやサツマイモはこれ以上長く貯蔵しようとせずに、出荷しきったほうが良さそうです。

  いっぽう、人参や大根は安定して良い状態で土中に保存されていて、とても頼り甲斐があります。

  ジャガイモも室内にて良い状態で保存されています。

  今後ジャガイモは、水分が抜けて肌がシワシワになります。現在はまず、形の小さなイモから先に出荷しています(肌がシワシワになってしまうと、小さなイモでは料理しづらくなってしまうので)。後に、形が小さくない料理しやすいイモも出荷してまいりたいと思っています。

  今回のジャガイモの保存では試しに、イモを詰めているコンテナの周りを新聞紙で囲ってみようかと考えています。新聞紙は不思議な力があり、イモの肌がシワシワになりにくくなる効用があるかもと推測しています。

・今後の冬の出荷状況

  玉ねぎやサツマイモの出荷が今月で終了するかもしれません。来月は必要に応じてゴボウ、里芋、ヤーコン、冬キャベツなどで補ってゆければよいと思います。

  葉物野菜は水菜やターサイが今月で出荷をほぼ終了します。代わりに来月は小松菜や油菜で補ってゆけるかと思います。いざとなればホウレン草がいます。

  厳寒期も安定して野菜セットに詰められると予想される作物は、ジャガイモ、人参、大根、長ネギ、カボチャ、白菜、ホウレン草。この「不動の7種類」を中心にして、他にいろんな野菜を加えて、2000円セットには12種類くらいの野菜を詰め込んでいければよいと思います。

 

2019年1月 7日 (月)

平成31年1月4日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)・新年のごあいさつ

平成31年1月4日の野菜セット(旬野菜詰め合わせ)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、大根、カブ、長ねぎ、カボチャ、白菜、キャベツ、ほうれん草、水菜、ターサイ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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遅ればせながら、新年のごあいあさつをもうしあげます。今年もよろしくお願いいたします。

小林農場はブログを開設して、不特定多数の方々に野菜セットを宣伝してまいりました。

もっと多くの方々に小林農場の野菜セットを知っていただけるようにするため、このお正月に新たに農場のホームページを作り始めてみました。もしちゃんと完成することができましたら公開したいと思います。

もう少しちゃんと農場のブログやホームページの形を見直し終えたら、また野菜セットの内容についてや農場の様子について、インターネット上でお伝えしてまいりたいと思います。

できるだけマメに記事を更新してまいりたいと思いますので、今年も農場ブログをどうぞお読みにいらしてください。

(このブログのトップページも少しだけ更新しましたので、ご覧になってみてください。)

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