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2018年11月

2018年11月29日 (木)

11月26日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・玉ねぎの貯蔵状態

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、カブ、カボチャ、とうがん、サニーレタス、白菜、ほうれん草、油菜、シュンギク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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5月、6月に収穫した玉ねぎは、長期間、保存できます。小林農場では今まで収穫した玉ねぎをコンテナに入れて室内で保管していましたが、貯蔵中に短期間に傷んでしまう玉ねぎがたくさん発生して、貯蔵方法を見直すことになりました。

今年は上の写真のように風通しのある場所に吊るして貯蔵してみました。

左の写真は、2~4個の玉ねぎを丁寧にヒモで束ねて吊るしました。玉ねぎの肌の張りが良いままで、良い状態で貯蔵できました。

右の写真は、たくさんの玉ねぎを網の中に入れて吊るしました。傷んでしまう玉ねぎもあり、あまりコンテナに入れて保管しておくのと状態は変わりませんでした。

ジャガイモや玉ねぎなどは、あまり複数を積み重ねて保管していると、傷みやすくなるようです。左の写真のように保管すると良いのですが、手間はかかり、たくさん貯蔵するのに広い空間も必要となります。

今回の玉ねぎでは、できるだけ長く良い状態で保管するための貯蔵方法についていろいろ学べました。

ただ、玉ねぎの貯蔵状態を決定するのは、おそらく、収穫後の貯蔵方法よりも、収穫までの栽培方法によって大きく影響されるような気がいたします。

栽培中に肥料を吸収しすぎると、玉ねぎは貯蔵性を悪くする傾向があります。今年の玉ねぎはあえて肥料を少なくして育てましたが、それが功を奏して、良い状態で貯蔵できているのだと思います。「玉ねぎは肥料を与えなくては作れない」という今までの認識は、私の頭の中では覆されています。

今年の玉ねぎは貯蔵状態が良いので、来年の2月まで出荷できるかもしれません。

2018年11月26日 (月)

11月23日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・霜の季節のほうれん草

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、カブ、カボチャ、とうがん、サニーレタス、キャベツ、ほうれん草、油菜、シュンギク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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この数日間は季節が進み、早朝には強い霜が降りるようになりました。

早朝に真っ白に染まる畑のほうれん草。葉をつまんで味見してみると、「あ、味が変わった」と声が出るほど、今までよりも甘くなっていました。

寒くなれば作物は凍死してしまわないように体内の水分を減らしてゆき、相対的に体内の糖分が濃くなって甘くなると言われています。強い霜が降りると、ほうれん草はけっこうはっきりと甘さが増し、味の変化が分かりやすいです。

去年はこの時期にはすでに寒さが厳しくなっていてほうれん草がなかなか大きく育たず、年が明けてからようやく収穫を始めていました。今年は秋の早い時期から種を播いたことや、11月が去年よりも暖かかったこともあり、すでにほうれん草の収穫が始まっています。

他の作物も味を濃くしてゆきます。今後は「霜降り野菜」をお届けしてまいりますので、お楽しみに。

2018年11月24日 (土)

噛みしめたくなる野菜  平成30年8月16日

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みしめたくなる野菜  平成30816

秋暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  トマトは真っ赤に熟してから収穫したほうが実は甘いのですが、赤くなるまで待っていたら先に害虫に食べられてしまうので、実が少し青いうちから収穫する場合もあります。どの程度赤ければ実はおいしく食べられるのかは、実際に食べてみないと分かりません。

  栽培方法や収穫時期によってトマトの味がどう変わるのかを確認するため、収穫しながらいくつかのトマトを食べ比べて味見しています。最近は曇天が続き、収穫されるトマトの味が薄くなってきているように感じます。トマトを炒めたり煮たりすると甘味や酸味が濃縮されておいしくなるので、今は他の野菜と合わせて火を通して食べるのがお勧めです。

  トマトを自分の舌で試食することは大事な作業ですが、おいしそうに赤く熟したトマトを目にしているとついつい必要以上に試食しすぎてしまい、収穫作業を終えた頃にはお腹が膨れて体が重くなり、ついでに頭も働かなくなって、その後の仕事が冴えなくなります。

  「腹八分」という言葉がありますが、食べ物は腹いっぱいに食べるよりも少し物足りないくらいの量、「八分」に留めておいた方が健康に良いらしいです。適度に空腹を感じている状態のほうが人間の心身は冴えるらしく、私自身の経験からもその通りだなと思います。

  「空腹は最高の調味料」という言葉がありますが、空腹の状態ならどんな食事もおいしく感じられます。おいしく食事をしたいなら間食を控え、食事前に空腹にしておきたいです。

  そうは言っても、これだけおいしいものが世に溢れていれば、「食べすぎるな」と言われてもついつい食べすぎてしまいます。おいしい食べ物がたくさん入手しやすくなった現代の日本では、食べすぎて栄養過多になり、糖尿病などの病気に罹る人が増加しています。

  それで食事の量を制限したりするのですが、食べたいのに食べるのを我慢していれば心にストレスを溜め込んでしまい、その我慢が限界に達すると、何かの拍子で暴食暴飲をやらかしてしまいます。我慢するくらいなら食べたいものを食べたいだけ食べたほうが良いと思います。我慢しなくても無理なく「腹八分」を達成できる心の持ち方を考えてみました。

夏の間はトマトやキュウリなどそのまま生食できる野菜が売り切れないほどたくさん採れるので、私もついついそれらの野菜を収穫しながらたくさんつまみ食いしてしまいます。でも、秋に入ればこれらの野菜もわずかにしか採れなくなり、夏の頃のように無駄につまみ食いをしようとする気が起きなくなり、一つ一つを大事に食べようとします。

貴重な食材は、噛みしめながら大事に味わいたくなるものです。「食事をする時はよく噛んでゆっくりと食べると良い」と言われますが、それは消化が良くなるだけでなく、よく噛むことによって満腹感を得られやすくなり、たくさん食べなくても満足できるからです。

手元に食材がたっぷりとあると、「食べきらないともったいない」と思ってがんばって食べきろうとしてしまいます。小林農場の野菜セットには、皆さんが食べきりやすい量の野菜を詰めるように心掛けています。たっぷりと野菜を詰め込むよりも、「大事に噛みしめたい」と皆さんに思っていただけるような野菜をお届けしてゆくことを心掛けています。

追記 野菜セットに入れている野菜の量は多くなりすぎないように気をつけていますが、少なくなりすぎないようにも気をつけています。「野菜セットに入っている野菜の量では少なすぎるので、この野菜をもう少し増やして届けてほしい」というご要望があれば、個別に対応させていただきます。ご相談ください。

2018年11月21日 (水)

平成30年11月19日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・今後のジャガイモの出荷

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、カブ、カボチャ、とうがん、白菜、サニーレタス、ブロッコリーまたはカリフラワーまたはキャベツ、ほうれん草、みぶ菜、シュンギク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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今までとても順調に栽培してきたジャガイモ。しかし、去年に引き続き今年もジャガイモが不作となり、2年連続で不作となりました。

今年は一時期ジャガイモの出荷をお休みしたり、出荷量を控えたりして、できるだけ長く在庫を確保するようにしています。ジャガイモは大事に貯蔵すれば、来年の4月までおいしく食べられます。

学校給食の地産地消に取り組んでいらっしゃる生産者団体に参加させていただきながら地元の学校給食にたくさんジャガイモを出荷しておりましたが、今年は全く出荷できていません。ジャガイモが不作だと、私と地元の学校の関係が切れてしまいます。

不作の原因は、私が種イモの管理を誤ったからです。原因がはっきりとしているので改善できるでしょう。来年からは再び、ジャガイモをたくさん収穫できると思います。

ジャガイモの栽培は難しくありません。3年連続でジャガイモ栽培に失敗したら、プロの野菜農家としての誇りに傷をつけることになるでしょう。

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今年の春作のジャガイモが不作でしたので、初めて秋作のジャガイモに挑戦してみました。

秋作の場合、8月のまだ暑い時期に種イモを畑に植えるのですが、暑さで種イモが傷んで発芽しない危険があります。種イモを包丁で切り分けると切り口から傷みやすいので、今回は「S玉サイズ」の小さな種イモを切り分けずに丸ごと植えてみました。

その結果、どの種イモも無事に発芽してくれました。

ただ、今回は8月のお盆をすぎた後に種イモを植えたのですが、後で近所の農家の方より「それでは遅すぎる。お盆の前には植えないといけない」と言われました。

11月に収穫してみましたが、イモはみんな小さくて収量が良くありませんでした。おそらく、種イモを植える時期が遅かったのが原因だと思います。みんな小さくてかわいらしい顔をしたイモで、大事に出荷してゆきたいと思います。

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今後、出荷するジャガイモの品種について

・シンシア・・・現在の野菜セットに入れている品種。どんな料理に使ってもおいしいです。地元の学校給食の食材としても好まれています。ただ、貯蔵中に早い時期から肌に張りがなくなってゆくイモが多く、味はおいしいままですが見栄えがあまり良くなくなります。早めに出荷してしまおうと思います。

・デジマ、ニシユタカ・・・秋作で栽培して収穫したばかりの品種。デジマよりもニシユタカのほうが生育が速くて収量が良かったです。シンシアを出荷し終えたら次にこれらを出荷したいと思います。

・メークイン・・・保存性が良くて長期間良い状態で貯蔵できるこの品種を、最後に出荷したいと思います。寒くなるとイモの甘味が濃くなって、さらにおいしくなります。

他にも、この春に初めて収穫したトカチコガネという品種もありますが、おそらくこの品種も長期間貯蔵できると思いますので、最後まで温存しておこうと思います。

2018年11月20日 (火)

段取り八分   平成30年8月9日

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段取り八分   平成3089

残暑お見舞いもうしあげます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  春作のジャガイモは6月から夏にかけて畑から掘り出されて、長期間貯蔵できるので次の年の4月までずっと出荷し続けることができます。ところが今年は、ジャガイモの種イモの多くが発芽してくれなかったために収量が少なかったです。今は他にもいろんな種類の野菜が出荷できますのでジャガイモの出荷をお休みさせていただき、出荷できる野菜の種類数が減ってきたときに代わりにジャガイモを再出荷できるように、節約しています。

  種イモを3月に畑に植えて育てる春作の他に、8月下旬に種イモを植えて育てる秋作もあります。年に2回、ジャガイモを栽培することができるのですが、秋作のジャガイモの栽培は難しく、多くの農家は春作のジャガイモのみを栽培しています。今年の小林農場は春作が不作でもっとジャガイモがほしいので、初めて秋作の栽培に挑む予定です。

  まだ気温の低い時期に種イモを植える春作では、購入した種イモを包丁で切り分けて種イモの数を増やしてから畑に植えてゆきます。しかし、残暑の厳しい時期に種イモを植える秋作では、切り分けられた種イモは高温のために切り口から傷んでしまいやすいです。

  そこで、私は早めに地元の種屋さんに相談して、秋ジャガイモの種イモの大きさを特別に指定して注文いたしました。小さな「S玉サイズ」の種イモが手に入れられそうです。種イモの大きさが最初から小さければ切り分ける必要もなく丸ごと種イモをたくさん畑に植えられるので、土の中で種イモが簡単に傷まなくてすむと思います。

  秋作ジャガイモを植える場所も早めに決めておき、トラクターで何度か耕しておきました。先手先手をうってきたので、万全な状態で秋作ジャガイモの栽培を始められそうです。

  いっぽう、秋作の人参は後手後手でした。除草作業を省略するために、人参を育てる畑にあらかじめ透明ビニールを張っておき、雑草の種を太陽の熱で蒸し殺しておくのですが、今回はその準備をすることができぬまま種を播くことになりました。今、発芽した人参と人参の間に茂っている無数の雑草を、かなりの時間と手間をかけて手で抜いています。

  「段取り八分」という言葉があります。仕事は作業そのものよりも、作業にとりかかるまでの準備が大切だという意味です。準備が整っていれば、後の作業がとても楽になります。

私も年をとり体力は自然と落ちてゆくので、これからは体力ではなく段取りで勝負です。

今まで私は、その日の気分に従ってその場で仕事のやり方を気ままに決めてゆくことが多かったです。せっかく前もって仕事の準備をしていても、気が変わってやり方が変わればその準備が無駄になってしまいますので、あまり準備に力を入れませんでした。そんな自分の性格をいかにして「段取り八分」に転換してゆけるかが課題となります。

  農場で飼っている番犬を畑へ散歩に連れていっていますが、同時に作物の状態を確認するようにしています。作業中は目の前の作業ばかりに集中しますが、散歩では畑全体を見渡す余裕があり、次の作業の段取りも考えやすくなります。畑仕事が忙しくても散歩は欠かしてはいけない習慣のように思います。作物にも私にも犬にも、みんなに良い時間です。

2018年11月19日 (月)

平成30年11月16日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・暖かな秋の人参の生育具合

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、カブ、カボチャ、とうがん、キャベツ、レタス、ブロッコリーまたはカリフラワー、ほうれん草、みぶ菜、シュンギク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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Cimg0997今年の11月は暖かく、人参の生育が止まらずに進みすぎて、かなり大きく育ちました。

あまり大きすぎても商品として販売しにくくなります。できるだけ早く収穫してゆこうと思っていましたが追いつかず、バカに大きな人参がたくさん採れましたので、それらは「人参ジャム」に加工することにしました。来月頃には新たに出来上がったジャムを販売できるかと思います。

最近の野菜セットに入れてお届けしている人参も、いつもよりも大きくなっております。少し料理がしにくいかもしれませんが、ただ、小林農場の人参は大きくなってもその味は損なわれず、おいしく食べられます。

だいたいバカデカイ人参は採り終えたので、今後は落ち着いた大きさの人参を収穫できるのではないかと思います。

野菜セットにはできるだけ形の良い人参を入れて、形の良くない人参を除いています。一般的な農場では形の良くない規格外の人参は廃棄されることになります。でも本当は、形が悪いだけで、十分においしく食べられます。

小林農場では、規格外の人参も廃棄せずに大事にしたいと思い、少し値段を安くして直売所にて販売させていただいています。お客さんは私の想いを酌んでくださっているようで、出荷したものが売り切れることが多いです。ありがたく感じています。

2018年11月18日 (日)

それぞれの生き残り戦略    平成30年8月2日

それぞれの生き残り戦略    平成3082

花火の音が聞こえる季節となりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

動物の場合は雄と雌がはっきりと分かれていますが、植物はたいてい、同じ株に雄花と雌花を咲かせます。雄花で作られた花粉が雌花に受け渡されて受粉して、果実ができて、種が生み出されます。夏に採れる野菜の多くは、その作物の果実の部分を収穫して食べます。

トマトもピーマンも果実の部分で、料理する時に包丁で切れば、はっきりと種の姿を見ることができます。トウモロコシも果実の部分が出荷され、黄色の粒々の種を食べます。余談ですが、トウモロコシは虫に食べられやすくて無農薬栽培で育てるのが難しい作物ですが、人気のある野菜なので、小林農場でも8月、9月に出荷できるよう、がんばってみます。

ナスなどの花の場合は両性で、一つの花に雄しべと雌しべがあり、その花の中で受粉が行われます。1本の長い雌しべの周りを数本の短い雄しべが取り囲み、風でも吹いて花が揺れれば雄しべからこぼれた花粉がすぐに雌しべにくっつくようになっています。

いっぽう、キュウリなどの花の場合は、花粉を作り出す雄花と、その花粉を受け取って種を生み出す雌花の2種類に分かれています。1本のキュウリの株から複数の雄花も雌花も咲きますが、おもしろいことに、同じ株で咲いている雄花と雌花の間では受粉は行われず、雄花から飛び出した花粉は別の株で咲いている雌株に渡されたときに、受粉が行われます。

よってキュウリの場合は、少し離れた場所まで花粉を運んでくれる虫の存在が必要となります。花の蜜を吸いにやってくるハチがその役割を果たしてくれます。ハチの体にくっついた花粉は、ハチが花から花へと飛び回る間に、他の株の花へ渡されてゆきます。

なぜキュウリは同じ株の雄花と雌花の間では受粉しようとしないのか?同じような遺伝子を持っている者同士で受粉をすると、子孫が繁栄してゆくのに都合が悪いと判断したからだと思います。人間社会でも、同じ親から生まれて血縁が近すぎる兄と妹、または姉と弟などの男女が結婚して子供を作るということは滅多にありませんが、それと似ています。

同じ株で受粉を行うナスのような植物と、違う株の間で受粉を行うキュウリのような植物。前者は自分の長所を有した遺伝子を維持しながら子孫に遺そうとし、後者は多様な遺伝子を取り入れながら子孫が環境の変化に合わせて柔軟に変化してゆけるようにします。それぞれの受粉方法の違いに、それぞれの作物の戦略、または生き様の違いが見られます。

専門用語でナスなどの受粉を「自家受粉」と呼び、キュウリなどの受粉を「他家受粉」と呼びます。種を店から購入して作物を栽培する場合はこの知識はあまり必要ありませんが、作物から自分で種を採る場合は、自家受粉と他家受粉では種を採る方法が違ってきます。

種を採る場合は、同じ品種のものの間で受粉させることが基本です。違う品種の間で受粉をしてしまうと、いろんな遺伝子が無作為に混じってしまい良質な種が採りにくいです。 よって、積極的にいろんな遺伝子を取り組もうとする他家受粉の作物の種を採る場合は、他の品種の作物をその周りで栽培しないようにするなどの注意が必要です。いろいろと自家採種について学んでいる最中ですが、それは作物の生き様に触れることにもなります。

2018年11月17日 (土)

農場の風景・「霜降」から「立冬」へ

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「霜降」(10月23日~11月6日)の風景(画像をクリックすると画像が拡大されて見やすくなります)

「霜降」が終わってからずいぶん日にちが経ってしまいましたが、遅ればせながら「霜降」の風景をお伝えいたします。

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お昼は小春日和。夕方には夕焼けが美しく、夜になると月と星の輝きが冴えわたります。そのような日が安定して続きました。

良い季節ですね。この季節になると集中的にいろんな朝市などの催しが各地で開催さますが、その理由もわかるような気がします。

Cimg0962畑に接している雑木林は落葉直前。山桜はすでに全ての葉を振り落とし、どの樹よりも早く冬木立になっています。

Cimg0956イチョウの紅葉は見頃を迎えています。写真は市貝町役場のイチョウ並木より。

Cimg0984我が家の玄関先に鎮座しているヒバの樹。常緑樹なので一年中、葉は緑色のままだと思っていましたが、秋が深まるとけっこう茶色に変色した葉も目立ち始めてきています。

Cimg0974_2酉の市の熊手の飾りを、折り紙で折って作ってみました。おかめを中央にして、その周りにタイ、ツル、カメ、招き猫、小判、巾着、小づち、松竹梅など、おめでたいもので飾り立ててみました。

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・「文化の日」に日本の文化について考えた

11月3日は「文化の日」で国民の祝日。「文化を愛でる日」とされています。

日本が世界に誇るべき文化といえば、マンガではないでしょうか。世界中の人々にも愛されて、日本のマンガを日本語で読みたいとわざわざ海外から日本に移って日本語を学ぶ人も少なくないようです。

文化の日の11月3日は、偶然にも現在のマンガの基盤を創造したマンガの神様・手塚治虫の誕生日でもあります。今年の文化の日は、マンガの神様の生誕90周年でもありました。

手塚治虫が現れるずっと前から、日本では中世の頃にはすでに「絵巻物」や「浮世絵」などが発明されていて、マンガ的な作品が生み出されていました。そのような日本の芸術作品を紐解きながら、今年の春に亡くなったスタジオ・ジプリの高畑勲が「日本人は古代からずうっとマンガやアニメのようなものが大好きで、作ることも大変にうまかった」と語り、その理由を分析していましたが、その考察に私もとても感銘いたしました。

マンガ文化を大切にすることが日本文化を大切にすることなのだと、私は思っています。今の私の毎日の楽しみは、図書館から借りてきたマンガを昼休みに読むことです。

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七十二候を検証(自分の地域に合った現代版の七十二候を作ろう)

従来の「霜降」の七十二候

  初候・霜始めて降る(霜が初めて降る)

  次候・時雨時施る(時雨がふるようになる)

  末候・楓蔦黄む(紅葉や蔦が色づく)

小林農場での実際の七十二候

  初候・霜始めて降る(霜が薄っすらと降り始める)

  次項・小春日和、続く(変わりやすかった秋の空が安定して、昼は気持ち良く晴れる。夕方も夕焼けがきれい)

  末候・楓蔦黄む(特にイチョウの紅葉が見頃を迎える。他の多くの樹木は、まだ青い。)

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これより「立冬」(11月7日~11月21日)

暦の上では冬に入ります。「紅葉」と言えば秋という印象がありますが、平地では暦が冬になってから紅葉する木がたくさんあります。

「立冬」にカメラに納めたい風景

  紅葉してゆく周りの雑木林、紅葉する草、霜枯れしてゆく草の様子、山茶花の花、水仙の花

「立冬」に聞きたい演歌

  日本が世界に誇るジャパニーズ・シャンソン、演歌。特に私が好きな演歌は冬の光景を歌った歌が多く、冬と演歌は親和性が高いように思います。

「津軽海峡・冬景色」   作詞:阿久悠   作曲:三木たかし  試聴

  阿久悠も自画自賛した快心の作詞を、石川さゆりが熱唱。誰もが一度は耳にしたことのある、最も有名な演歌の一つです。

「津軽恋女」  作詞・久仁京介 作曲・大倉百人

  「降り積もる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪・・・」と新沼謙治が熱唱するサビの部分がしびれます。

津軽はよく演歌の歌詞に登場します。きっと歌詩になりやすい光景があるのでしょう。

 

2018年11月13日 (火)

平成30年11月12日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・押し麦、丸麦について

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、カブ、カボチャ、とうがん、キャベツ、レタス、ブロッコリーまたはカリフラワー、ほうれん草、みぶ菜、シュンギク

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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11月11日(日)に市貝町にて「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催されて、小林農場も野菜と加工品を持参して出店させていただきました。

会場までご来場してくださった皆様に、感謝をもうしあげます。

Cimg0974「酉の市」の熊手の飾りを折り紙で作って、開催日に店の前に飾り、来場された皆さんをお迎えいたしました。

このようなお祭りに出店させていただく時にはケン玉も店頭に置いています。私が子供の頃によくケン玉で遊びましたが、会場まで遊びに来た子供たちもケン玉を見つけると手に取って遊んでゆきます。

ケン玉は、教える人の教え方が上手ければ、子供たちはすぐに遊び方を覚えます。次回、このような催しが開催される時には、私ももう少し上手にケン玉の遊び方を子供たちに教えられるようにしておきたいと思います。

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今回は特に、小林農場の大麦を加工して作った「押し麦」や「丸麦」をお客さんに薦めてみました。

押し麦は大麦の外殻を取り除いて、平たく押しつぶされたものです。大麦はもともと固くて水を吸水しにくいのですが、押しつぶすことによって吸水が良くなります。

麦飯は固くて食感がパサパサとしている印象をお持ちの方々もいらっしゃいますが、押し麦は炊くとふっくらとして食べやすく、もちもちとしたお米の食感に近いです。

小林農場には水田がありませんのでお米は作っていませんが、大麦は畑でたくさん作れます。我が家の食卓の主食では、お米の代わりに大麦を食べています。

今回のお祭りでは、私がいつも食べている麦飯を試食用として持参して、来場者の皆さんに試食していただきました。「おいしい」とのご感想をたくさんいただきました。

Cimg0981_2丸麦。大麦の外殻を取り除いただけのものです。押しつぶしていないので吸水に時間がかかります。炊くとプチプチとした食感で、噛み応えがあります。

Cimg0971そのプチプチとした噛み応えのある食感を利用して、サラダやリゾットなどの食材に応用できます。写真では、サラダに丸麦を混ぜ合わせています。

大麦は食物繊維などの栄養素を多く含み、最近は健康食として注目されています。ご希望される方々には、野菜といっしょにお届けしております。

2018年11月10日 (土)

平成30年11月9日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・明日、SATOYAMAヘルシーマーケット開催

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

 

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、カブ、二十日大根、カボチャ、とうがん、キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、水菜、シュンギク

 

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

 

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

 

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

 

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

 

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明日、11月11日の日曜日に、市貝町の観音山梅の里にて「SATOYAMAヘルシーマーケット」が開催されます。小林農場も野菜や加工品を持参して出店いたします。

 

開催の詳細は「SATOYAMAヘルシーマーケット」のホームページにて公開されています。

 

地元の生産者たちの手作りで作っているささやかな青空市です。来場者の皆さんが自然豊かな会場でささやかなひとときを楽しんでくだされば嬉しいです。

 

 

 

・小林農場が販売する予定の品物

 

  人参、長ネギ、レタス類、葉物野菜(小松菜、みぶ菜など)、ジャガイモ(秋ジャガイモ)、人参の葉、乾麺、小麦粉、押し麦、丸麦、ジャム、 など

 

 

 

また、小林農場のカボチャ、人参、小麦粉を使って料理人さんが調理したスイーツも販売されます。今年のカボチャと人参はとても味が良いので、料理人さんがどんなスイーツを作ってくださるのか、私も楽しみにしています。

 

他にも出店者の農家と料理人が協力して作られた料理が販売されます。この会場でしか食べられない味も、楽しんでいただきたいと思います。

 

Cimg0964皆さまのご来場、お待ちしております。

2018年11月 6日 (火)

平成30年11月5日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・秋のレタス類について

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、カブ、二十日大根、カボチャ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草、シュンギク、大根の葉、ニラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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春と秋の年2回、レタスを栽培しています。レタスはどんな土でも育ってくれるので、栽培はそんなに難しくありません。春の栽培では今までに一度も失敗したことがありません。

しかし、レタスは暑さに弱い作物なので、まだ残暑が厳しい頃に種まきが行われる秋のレタス栽培では、ときどき失敗します。この秋も、玉レタスがうまく生育してくれませんでした。

いつまで待っても玉レタスが結球してくれないので、結球していないままの状態で野菜セットに入れてみました。味はちゃんとおいしいです。結球した玉レタスと比べると葉が固いので、サラダで生食していただいても良いですが、スープに入れて煮たり、炒め物に加えて炒めたり、火を通して食べてもおいしいと思います。

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玉レタスの他にもサニーレタスも不調でしたが、サンチュだけは順調に育ってくれました。食味はサンチュよりも玉レタスやサニーレタスのほうが良いので、通常はこれらを野菜セットに入れていますが、この秋のように玉レタスやサニーレタスが不作でもサンチュだけは順調に育ってくれたりするので、頼りになる作物ではあります。

Cimg0791収穫時期を迎えたばかりの頃のサンチュ。葉を一枚ずつかきとりながら収穫してゆきます。そうすると数日後にはまた新たに葉が生えてきます。何度も葉の収穫を繰り返すことができます。

Cimg0948下のほうから順番に葉が何回も収穫されてゆくと、このような姿になります。

かなり収穫を繰り返すと、次第に葉の苦味が強まってゆくようです。ある程度収穫を繰り返したら、収穫を打ち切ったほうが良さそうです。

今も直売所などでサンチュを出荷していますが、葉が苦くなりすぎていないか確かめながら出荷しています。

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Cimg09439月に入って暑さが和らいだ後に種まきして育てたサニーレタス。

レタス類は暑さに弱いですが、寒すぎても枯れます。寒さが厳しくなってゆくこれからの季節に、どれだけ長くこのサニーレタスを出荷し続けれるのか、注目したいと思います。

2018年11月 4日 (日)

その土地の「らしい暮らし」  平成30年7月26日

その土地の「らしい暮らし」  平成30726

大暑の候、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  私はサッカー・ワールドカップが好きなのですが、今年のロシア大会もとても盛り上がりました。世界中の多くの人々が試聴する世界最大規模の祭典。普段はサッカーファンではない人々もこの時期だけは「にわかサッカーファン」になってこの祭典に加わります。

 32か国もの代表チームが大会に参加していて、中にはドイツ代表チームやブラジル代表チームのように強くて魅力的なチームがあるにも関わらず、大多数の日本人は日本代表チームばかりをえこひいきして応援していました。私も、日本代表チームの選手達とは全く面識がないのに、「同じ日本人だから」という理由だけで、熱を入れて応援していました。

  人はどのように生きてゆくかを考えるとき、自分自身の原点を見直そうとします。自分の人格は生まれ育った母国の風土に影響されながら形成されてゆくので、自分自身の原点を母国の中から見出そうとします。母国の代表チームを応援することによって自分の母国がどこかを再確認でき、無意識のうちに応援に熱が入ります。熱烈に母国の代表チームを応援している人々の姿は、自分の原点を再確認できた喜びを爆発させている姿にも見えます。

フランス人はフランス人らしく、ロシア人はロシア人らしく、そして日本人は日本人らしく暮らしてゆくことで、その人の心は安定するのだと思います。では、「日本人らしい暮らし方」とは、具体的にどんなことをいうのでしょうか?それは、日本人の頭の中で勝手に決めることではなく、日本列島の自然から教わることなのだと思います。

日本列島は温暖な気候で雨もよく降るため、植物がよく生育し、多様な生き物が暮らしやすい環境がありあます。特に稲が育つので、食事の主食はお米となります。発酵菌がたくさん棲んでいて醤油やみそや漬物が作りやすく、ご飯の良いお供になります。四季の変化が豊かで、季節ごとに採れる野菜や魚が違い、旬の食材が人々に季節感を授けくれます。

稲を生産するには付近の人々と共同で水を管理しなくてはいけないので、「協調性」が必要となります。また、日本では雑草がよく生えるので、作物を栽培するには何度も草とりしなくてはいけなく、「勤勉」であることが求められます。ご先祖様達は身近な自然から「協調性」や「勤勉」が大切であることを教わり、「日本人らしさ」が形成されたと思います。

日本列島は自然災害の多い地帯です。今月発生した西日本豪雨の悲惨な被害状況を見ていると、「科学技術が進歩しても人間は自然にはかなわない」と謙虚な気持ちになります。大自然が荒ぶる度に人は謙虚な気持ちを思い出すようで、日本列島に暮らしていれば「人間が自然界を支配できる」などと傲慢なことを思わなくなると思います。

日本人は今までに何度も自然災害で大規模な破壊を経験しているので「無常観」が染みつき、被災後の被災者の方々は本当に忍耐強いです。世界中の人々も被災後の日本人の国民性に心を打たれながら眺め、自分たちの国の国民性と比較してみたりしているようです。

身近な自然と密接に暮らしてゆくと、その国の「らしさ」が見えてくると思います。昔から自然環境と一体となって営われてきた農業には、その国の「らしさ」の起源があります。

2018年11月 3日 (土)

平成30年11月2日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・冬に向かってゆく今後の見通し

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今回の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)の内容です。

じゃがいも、人参、玉ねぎ、長ねぎ、二十日大根、カボチャ、トウガン、キャベツ、レタス、ほうれん草、シュンギク、みぶ菜、ニラ

「食べきれないので野菜の量を少なくしてほしい」

「その野菜は好物なので、もっとたくさんほしい」

「特定の野菜にアレルギー反応があるので、その野菜は除いてほしい」など

旬野菜詰め合わせ(野菜セット)についての皆さまからのご要望を個別に承ります。ご要望のある方は電話やメールで農場まで、または、小林に直接、お伝えください。

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すっかり早朝は冷え込むようになりました。

左の写真は早朝の自動車のフロントガラスの様子ですが、冷えやすいガラスは霜で真っ白になっています。

右の写真のように、畑の雑草も薄っすらと霜をかぶっています。

今までは出荷日の早朝に野菜を畑で収穫していましたが、これからは早朝には霜が降りるかもしれませんし、霜が降りなくても露で野菜がビショビショに濡れていますし、そろそろ収穫の時間帯を変えてゆこうかと思います。

寒くなればなるほど野菜の味は濃くなってゆきます。霜が野菜の味をおいしくしてくれます。これからの野菜の味が楽しみです。
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この秋は暑さと害虫で多くの作物が被害を受けて大変でした。その様子を農場通信などでお伝えしてきたので、「小林農場は大丈夫なのか?」とご心配された方もいらっしゃったかもしれません。

気温は下がってゆき害虫も雑草もすっかり勢いを失い、山場は越えました。葉物野菜は葉を輝かせ、遅い時期に種を播いた大根やカブも間もなく収穫時期を迎えようとしています。

「もしかしたら次の季節には収穫できる野菜がなくなってしまうかもしれない」と私はいつも心配ばかりしていますが、実際には収穫できる野菜がなくなって野菜セットの出荷をお休みすることは今までに一度もありませんでした。

私の栽培技術が未熟であっても、畑の土の底力がその穴を埋めてくれています。畑で暮らしているいろんな生き物が、私の代わりに作物を育ててくれています。

いろんな野菜の種を播き続けていれば必ずどの季節にも収穫の恵みを授かることができると信じて、今後もマメに小分けしながら野菜の種を播き続けてまいりたいと思います。


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