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2018年11月20日 (火)

段取り八分   平成30年8月9日

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段取り八分   平成3089

残暑お見舞いもうしあげます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  春作のジャガイモは6月から夏にかけて畑から掘り出されて、長期間貯蔵できるので次の年の4月までずっと出荷し続けることができます。ところが今年は、ジャガイモの種イモの多くが発芽してくれなかったために収量が少なかったです。今は他にもいろんな種類の野菜が出荷できますのでジャガイモの出荷をお休みさせていただき、出荷できる野菜の種類数が減ってきたときに代わりにジャガイモを再出荷できるように、節約しています。

  種イモを3月に畑に植えて育てる春作の他に、8月下旬に種イモを植えて育てる秋作もあります。年に2回、ジャガイモを栽培することができるのですが、秋作のジャガイモの栽培は難しく、多くの農家は春作のジャガイモのみを栽培しています。今年の小林農場は春作が不作でもっとジャガイモがほしいので、初めて秋作の栽培に挑む予定です。

  まだ気温の低い時期に種イモを植える春作では、購入した種イモを包丁で切り分けて種イモの数を増やしてから畑に植えてゆきます。しかし、残暑の厳しい時期に種イモを植える秋作では、切り分けられた種イモは高温のために切り口から傷んでしまいやすいです。

  そこで、私は早めに地元の種屋さんに相談して、秋ジャガイモの種イモの大きさを特別に指定して注文いたしました。小さな「S玉サイズ」の種イモが手に入れられそうです。種イモの大きさが最初から小さければ切り分ける必要もなく丸ごと種イモをたくさん畑に植えられるので、土の中で種イモが簡単に傷まなくてすむと思います。

  秋作ジャガイモを植える場所も早めに決めておき、トラクターで何度か耕しておきました。先手先手をうってきたので、万全な状態で秋作ジャガイモの栽培を始められそうです。

  いっぽう、秋作の人参は後手後手でした。除草作業を省略するために、人参を育てる畑にあらかじめ透明ビニールを張っておき、雑草の種を太陽の熱で蒸し殺しておくのですが、今回はその準備をすることができぬまま種を播くことになりました。今、発芽した人参と人参の間に茂っている無数の雑草を、かなりの時間と手間をかけて手で抜いています。

  「段取り八分」という言葉があります。仕事は作業そのものよりも、作業にとりかかるまでの準備が大切だという意味です。準備が整っていれば、後の作業がとても楽になります。

私も年をとり体力は自然と落ちてゆくので、これからは体力ではなく段取りで勝負です。

今まで私は、その日の気分に従ってその場で仕事のやり方を気ままに決めてゆくことが多かったです。せっかく前もって仕事の準備をしていても、気が変わってやり方が変わればその準備が無駄になってしまいますので、あまり準備に力を入れませんでした。そんな自分の性格をいかにして「段取り八分」に転換してゆけるかが課題となります。

  農場で飼っている番犬を畑へ散歩に連れていっていますが、同時に作物の状態を確認するようにしています。作業中は目の前の作業ばかりに集中しますが、散歩では畑全体を見渡す余裕があり、次の作業の段取りも考えやすくなります。畑仕事が忙しくても散歩は欠かしてはいけない習慣のように思います。作物にも私にも犬にも、みんなに良い時間です。

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