« 農場の風景・秋分から寒露へ | トップページ | 平成30年10月19日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・秋の葉物野菜について »

2018年10月17日 (水)

カレー3点、揃う  平成30年7月5日

カレー3点、揃う  平成3075

梅雨明けの暑さはまたひとしおに感じられます。皆さま、いかがおすごしでしょうか。

  多くの日本人に親しまれている国民食、カレーライス。その具材としてよく使用されるジャガイモ、人参、玉ねぎの3つは他の料理にもよく使われ、日本人に最も親しまれている野菜と言えます。この3つを私は「カレー3点」と呼び特に力を入れて栽培しています。

 5月・6月に収穫される玉ねぎは、大事に管理すれば次の年の2月頃までの10か月間、貯蔵できます。でも、管理がうまくいかずに貯蔵中に芽が出てきてしまったり傷んでしまったりすることもあります。この数年間は小林農場では玉ねぎを長期間貯蔵できず、早い時期から玉ねぎが傷んでしまって、年を越す前に玉ねぎの出荷が終了することが多かったです。

  今年は玉ねぎの長期保存を目指して、栽培方法を見直してみました。玉ねぎ栽培では肥料を与えすぎて育てると貯蔵性が悪くなる傾向があるようなので、今回はあえて、玉ねぎに肥料を与えずに育ててみました。すると、収穫された玉ねぎの頭を指で押してみると、固くしまっていました。このような玉ねぎの姿なら、私の勘では、長期保存できると思います。

  去年までは収穫された玉ねぎをそのままコンテナに入れて室内に置いて保管してきましたが、今年は玉ねぎの頭をひもで縛って、風通しのある日陰に吊るしてみました。手間のかかる作業ではありますが、コンテナに入れて置いておくよりも良い状態で玉ねぎを保存できます。風通しを良くすると玉ねぎの風味も良くなるらしいので、その味にも注目です。

  ジャガイモは6月より畑から掘り出されて、その後は次の年の4月まで貯蔵でき、毎年10か月間ほど食べられます。人参には秋の10月から次の年の3月まで出荷できる秋作の人参と、6月から8月まで出荷できる春作の人参があり、毎年、8か月間ほど出荷ができます。農場の野菜冷蔵庫を利用して人参を冷蔵保存すれば、毎年10か月間は出荷できます。

何を料理しようか迷った時はカレーライスを料理することが多いので、カレーライスの具材がいつでも手元にあると便利です。カレー3点はどれも10か月間、1年のほとんどの時期に食べることができ、頼りになる貯蔵野菜です。ゆえに、カレーライスの良き具材としても選ばれるのでしょう。6月下旬よりこの3つが揃って出荷できるようになります。

6月下旬にジャガイモの出荷を開始し始める頃になると、皆さんよりよく「これは新ジャガですか?」と質問されます。新ジャガとは、収穫適期を迎える前に早どりした若いジャガイモのことで、その味わいはみずみずしくておいしいのですが、若い状態で収穫されたイモは収穫後に比較的早く傷んでしまって長期間保存が出来ません。小林農場では収穫適期を迎えてからジャガイモを収穫するようにしていて、新ジャガはあまり出荷していません。

でも、6月上旬は他に収穫できる野菜が少なくなるので、来年は6月上旬にまだ若い状態のイモも少しだけ収穫して、「新ジャガ」として出荷してもよいかと考えています。5月に収穫適期を迎える玉ねぎも、4月頃から若くてみずみずしい状態の「新たま」を収穫できます。まだ他に出荷できる野菜が少ない4月に「新たま」を出荷するのも良いかと思います。野菜の出荷では、必要とされる頃に様々な状態で自由に収穫できればよいと思います。

後記:今年はジャガイモが不作のため、夏の間はジャガイモの出荷を控えてきました。玉ねぎもそれほどたくさん収穫できなかったので、他に出荷できる野菜がそろっているうちは出荷を控えてきました。

  この10月からジャガイモや玉ねぎの出荷を再開してゆこうかと思います。新たに収穫される秋ニンジンと合わせて、再び「カレー3点」がそろうことになります。

« 農場の風景・秋分から寒露へ | トップページ | 平成30年10月19日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・秋の葉物野菜について »

農場通信」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カレー3点、揃う  平成30年7月5日:

« 農場の風景・秋分から寒露へ | トップページ | 平成30年10月19日の旬野菜詰め合わせ(野菜セット)・秋の葉物野菜について »

フォト
無料ブログはココログ